『トヨタの元工場責任者が教える 入門トヨタ生産方式 ~あなたの会社にも「トヨタ式」が導入できる』という本を読みました。 
 中小製造業の皆さんが、自社の改善・改革に、トヨタ式をどのように活用したらよいのかについて、とてもわかりやすく説明してくれています。

 トヨタ生産方式の ‟形"  ‟仕組み" 、経営上の‟意義" は大野耐一氏の本、トヨタ生産方式の ‟伝道者" と呼ばれている諸先生の書かれた本から知ることができます。 ただ、トヨタ自動車と直接のかかわりのない中小製造企業が経営改善・工場改革にトヨタ式を使おうと考えたとき、トヨタ式活用の道しるべとなる情報はあまりなかったのではないかと思います。
 上にあげた 『入門トヨタ生産方式』 はこの隙間を埋めてくれる本です。 トヨタ式を活用したい実務家にお薦めしたい本です。
 まえがき(●はじめに)の最後の部分に書かれた文章を転載します。 書かれている通りの本だと思います。
・・・ 大切なのは、トヨタ生産方式の本質=「当たり前のことを、根気よくやり続けること」 を、現場レベルで理解した人材(財)を育てることだからです。 それができれば、トヨタ生産方式は、中小企業の仕事はもちろん、どんな仕事にも応用できる最強のビジネスモデルとなるでしょう。 トヨタ生産方式の本質を理解することで、人が育ち、企業体質が強化されるのです。・・・

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 最近、いろいろと考えさせられる本に出会いました。

 井上健一郎さんの書かれた「部下を育てる『ものの言い方』」(集英社)という本です。

 「はじめに」から、一部抜き書きさせていただきます。

 

・・・職場の上司と部下。 たったひとつのすれ違いからその後の関係に大きな溝ができてしまう。 何でそんなことが起こるのでしょうか。

 その一番の原因は、「ものの言い方」ではないでしょうか。 抽象的で曖昧な言い方、感情がわかりにくい言い方、根拠がよくわからない言い方、目的がはっきりしない言い方、 そういう「ものの言い方」が、聞き手の解釈に幅を生んでしまうのです。・・・・

 本人の意図とはまったく異なった解釈をされる、このような状況は至るところで今起こっているのです。

 部下指導にあたっている上司の方の発言に、「いつもいっているんですけどね」とか「いくら言ってもわからないんです」というのがすごく多いのは、その表れではないかと私は思っています。

 本当の原因は、「上司の言いたいことがちゃんと理解されて伝わっていない」ということだと思っています。お互いの気持ちのすれ違いが起こっていると思います。

 ・・・もうひとつうまく伝わらない理由・・・は、部下の心理状態です。 ・・・上司が部下に期待していること、それは、「言ったことはちゃんとやってほしい」「もっと自分で考えて、言われなくても動いてほしい」「先頭に立って周りを引っ張ってほしい」というようなことです。

 ・・・反対に、部下のほうはどんな気持ちでいるでしょう? それは、「自分の存在価値を認めてもらいたい」「さすが!と思えるような、適切なアドバイスをしてほしい」ということです。

 ・・・両者の間にギャップがあることがわかります。

 ・・・上司は部下の期待をよく理解した発言をする必要がありそうです。 部下の期待を一斉無視した「言い方」では、部下の気持ちを前向きにすることはできません。

 部下の気持ちを前向きにするためにも、「ものの言い方」は重要なポイントなのです。

 上司が部下のためを思って言っていることが、部下にとっては、とても耐えられないことであったり、上司の言いたいことが正確に伝わっていなかったりしたら、向き合うどころか、お互いにそっぽを向いているのと同じになります。

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 本全体を通して、難しい用語はほとんど使われていません。 もちろん、モチベーション論、リーダーシップ論、コーチングの考え方などもしっかりと踏まえておられると思います。 そのうえで、著者なりの「ものの言い方」で、「ものの言い方」を説かれておられるのでしょう。

 日常、私が使ってしまいがちな「ものの言い方」一つひとつについて、部下の受けとめ方、「こう言った方がいい」という事例をあげて、説明してくれています。 

 「その通りだな~!」「直していかないきゃ!!」と、振り返らせてくれました。

 ここ1か月ほどの間に開催した「モチベーション」「リーダーシップ」「人材育成」に関連したセミナーで、この本を紹介しながら、受講者と一緒に「ものの言い方」を考えました。 そして、多くの受講者が共感してくれました。

 部下との関係をよりよくしたい方、自分の「ものの言い方」に問題があるかもしれないと感じられている方には、役に立つ本です。 

  いわゆるハウツー本とは違い、読者の心と頭の深いところに、新鮮な刺激を与えてくれる本だと思います。

 

 

 

『会計』の基礎的なことが書かれた、たいへん読みやすい本に出会うことができました。

『実学入門 経営がみえる会計 目指せ! キャッシュフロー経営』(田中靖浩 著 日本経済新聞社 発行)です。

企業の経営改善・現場改善の支援をおこなうとき、まず、経営数字を分析し、現場の実態を踏まえて、経営課題を提起し、支援をスタートします。 また、セミナーで現場の管理・監督者を対象に、原価計算法を説明したり、経営分析手法について講義することもあります。

私のコンサルティングの仕事のレベルアップとクライアント・セミナー受講者の自己啓発に活用できる本を常に探しています。 最近は、会計・経理の基礎知識をもたない、そして経営数字に馴染んでいない中小企業経営者が読みたくなるような、財務諸表、原価計算、財務分析関係の本を探してきました。それに、昨日出会いました。それが、上に記した田中靖浩さんの書かれた本です。

全部で231頁ですが、一挙に読み切りました。 「数式」が出てくるのは、ほんの数ページ少しだけ。 説明の論理もシンプル。 一つの文章の長さはほとんどが1行または2行。 経営者に知っておいて欲しい項目は、きちんと入っている。 大変だったと思うのですが、よく絞り込まれています。

中小企業の経営者にお薦めできる本、これから経営にたずさわる経営者予備軍(会社の幹部層)の方に読んでもらいたい本です。

私の読んだのは、この本の改訂版(第2版) 2004年版でした。 ITバブル崩壊後、経済が立ち直りつつあるときに発行されています。  その時期の雰囲気について、

「・・・でも、やっとのことでその重い空気にも変化の兆しがみえはじめたようです!

2004年3月の決算発表では、待ちに待った①増収増益の会社が数多く登場してきました。

さあ、これから数年は、②減収増益から①増収増益への転換がニッポン最大のテーマになりそうです」

と書かれているのですが、著者が今(最近を)どのように認識しているのか興味があり、第4版(2013年2月発行)を注文しました。 

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中古本で買った本の最新刊を買うのは珍しい(3回目)です。

第4版を読んで、気づきがあれば、このコーナーにまた書きます。

第2版の目次(大項目)を参考までに記載しておきます。

  1.増収増益、そして目指すは元気増      

  2.企業を映し出す鏡

  3.「投資とリターン」という基本に帰ろう

  4.「投資とリターン」を映す決算書

  5.投資するカネをいかに集めるか

  6.カネを生む投資をしているか

  7.会社の実力をはかる

  8.キャッシュフロー経営への出発

  9.儲ける仕組みをどうやってつくるか

  10.これからの経営に必要なこと

 

 

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その間、企業の改善支援と並行して、社員教育に取り組む研修機関や各地の商工会議所が開催するセミナー、会社・工場での研修会の場で、「ものづくり企業の管理監督者」に「知っておいてほしい」、「理解してほしい」、「身につけてほしい」、さらに「実践してほしい」ことについて講義し、また、受講者の皆さんに研究していただきました。 

講義を効果的に進めるためには、教科書を編集しなければなりません。 そして、受講者の役に立つ教科書を編集するには、これまでの経験から生まれてきた"持論"だけでなく、先人たちが積み重ねてきた知識や理論を復習したり、新たに勉強することが必要になります。

 

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この活動の中で、私自身が気づいたことがたくさんあります。 それは、分析法・改善手法そのものということもありますし、企業の経営管理はどうあるべきなのか、また、教えるということはどういうことなのか 等々  いろいろなことです。

そろそろ、そういった "気づき" を書いてもいいかなと考えて、このコーナーを立ち上げることにしました。

このブログをのぞきに来てくれた方に、ほんの少しでもお役にたてればと願っています。

 

 

 

第1回目、今回は『組織の3要素』です。

4月にポリテク兵庫で開催した2日間のセミナー 『仕事と人を動かす現場監督者の育成』 のテキストに盛り込みました。

まず、『組織論』(桑田耕太郎・田尾雅夫 著/㈱有斐閣 発行/1998年)から引用します。

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経営者の役割

組織における経営者、管理者の役割とは、協働体系が適切に機能するように、絶えず組織を維持することにある。一定期間以上存在する組織は、絶えず繰り返される組織の努力によって維持されなければならないからである。

組織は、

(1) 互いに意見を伝達できる人間がおり

(2) それらの人々は行為を貢献しようとする意欲をもって

(3) 共通目的の達成を目指すときに

成立する。

読者は、前述の「岩を動かす状況」が、これらの条件を満たしていることを容易に理解できるだろう。すなわち組織成立にあたり必要にして十分な条件、「組織の三要素」とは、

(1) 伝達(コミュニケーション)

(2) 貢献意欲

(3) 共通目的

である。

結局、組織の形成は、組織の三要素を、そのときの環境条件に適するよう結合できるかどうかにかかっている。組織の存在はそうして形成された組織体系の均衡を維持しうるか否かに依存する。これこそが、経営者の役割にほかならない。

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このことを説明するために作ったパワーポイントシートが次の3枚。 

3人の人が偶然集まり、一つの目的を果たすために、力を合わせることになる。

 「コミュニケーション、貢献意欲、共通目的が組織となるための条件だよ」ということを言っています。

この事例も、『組織論』(桑田・田尾)から引用しています。

 「3条件がそろわないと組織ではない」と言い切ることに異論もあるようですが、素直に考えて、3条件が大切であることは確かだと思います。

 

組織・モチベーション・リーダーシップのさまざまな議論も、この3要素を基本において眺めると、理解しやすくなります。

 

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ピーター・バラカンさんの『僕の愛するロック名盤240』に導かれて、今までほとんど聞いてこなかった音楽の世界を彷徨しています。 

一枚のCDを聴き、演奏しているプレーヤーのつながりで、別のCDにたどり着く。 そして、さらに別のプレーヤーを知る・・・といった具合に、際限なく、音楽の世界が広がっています。

本当に、もったいないことをしてきたと、つくづく思っています。 もっと早くに、聴いていたら、私の音楽人生はもっと豊かなものになったはずです。

今聞いているのは、ボズ・スキャッグスさんの『Memphis』。 音楽のツリーの太い枝のひとつにたどり着いたようです。 とても気持ちがいい音楽です。

  

 

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 『僕の愛する』の解説から、デュアン・オールマンのことが気になり、名盤として評価の高い『The Allman Brothers at Fillmore East』 を聴き、スライドギターのキュンキュンに心打たれてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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 そして、デュアン・オールマンの『Anthology 1』。 この中に、ボズ・スキャッグスとの『Loan Me A Dime』 が入っていました。 長い曲ですが、少しも長く感じないんです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

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そして、ボズ・スキャッグス。 

ネットで調べると、今も元気に活躍しているとのこと。

どんな音楽をやっているのだろうと、興味津々、『Memphis』 を購入。 今、はまってしまっています。

 

最近、ボーカルの声を少しだけ聞き分けることができるようになってきました。 

また、バンドの雰囲気の差も感じられるようになってきました。

ライ・クーダーのスライドギターのうまさも再認識しています。

3月に大阪で開催される2つのセミナーの講師を担当します。 大阪セミナー20150314.png

ひとつのセミナー名は、『メンバーの技能とやる気を高める』。もう一つは、『品質不良の徹底削減』。ともに製造業の管理監督者が日々取り組まれているのですが、なかなか満足できるレベルにいたらないテーマです。

前者は、半年間6回で構成されている『現場で取り組む 工場改善 実践プログラム』の第6回最終回です。 

1年間、いろいろなところでセミナーを開催し、また、企業の支援をおこなってきて、管理監督者が部下、チームメンバーの『やる気』を引き出すために努力し、悩む姿を目の当たりにしてきました。

現場のハード面、システム(仕組み)面の改善をメインのターゲットに、コンサルタントを続けてきましたが、乗り越えなければならな大きな課題として、『やる気』の問題が立ちふさがってきた気がしています。  大阪セミナー20150318.png

サラリーマン現役時代に避けてきたテーマですが、逃げるわけにないいきません。 自分の行動を反面教師にして、真剣に研究しています。 おかげで、「答え」の在り処の見当がついてきましたし、答えを探るための「取り組み方」のイメージも持てるようになってきました。

 『やる気』『モチベーション』『リーダーシップ』といった課題は、講師が講義するのではなく、いっしょに考えるテーマです。 今回のセミナーでも、私の持てるものを提供し、受講者の皆さんと一緒に研究したいと考えています。

もうひとつ、『品質不良の徹底削減』は、品質改善の基本的な着眼点である「バラツキ」「原因追及」「ポカミス」などについて、基本的な考え方・見方を身につけてもらうことを狙ったものです。 これもものづくり企業にとって、とても大切なことです。 多くの人に参加してもらいたいです。

平成27年度も、大阪府工業協会で6回シリーズのセミナーが企画されています。 ものづくり企業でのコンサル経験を活かして、皆さんに役立つ講義をしたいです.

セミナーのリーフレットは下記。

『メンバーの技能とやる気を高める』.pdf

『品質不良の徹底削減』.pdf

 

 

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ポリテクセンター兵庫 在職者訓練コースガイド(平成27年度版)が発行され、今日、私の手元に届きました。

平成26年度につづき、平成27年度もいくつかのコースの講師を担当します。

製造部門の管理者、監督者、リーダーの問題解決力を高めてもらうことをねらいに、品質のレベルアップ、原価把握とコストダウン、生産管理とリードタイム短縮、生産性向上など、幅広い課題について講義させていただきます。 

もちろん、お話しするだけでは実力がつきませんので、たくさんの練習問題に取り組んでもらいます。 また、チーム研究を通して他社の取り組み方などを吸収してもらい、同時に、チーム活動のコツを体得していただくことも、カリキュラムに盛り込んでいます。

平成27年度は、「作業標準」を中心に据えたコース、教育訓練コースに分類される「現場監督者の育成」 「5Sの実践と定着」という新たなテーマのコースを開設することになりました。

真に「強い現場」づくりを実現するために不可欠な、「人」に関わるさまざまな課題にも正面から向き合うコースを加え、講義を作っていきます。

私のセミナーに継続的に社員を派遣してくださるリピーター企業も増えてきています。

受講者の皆さん、企業の経営者・上級管理者の皆さんのご期待に応えるために、講義内容をブラッシュアップしていきます。 

 

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 昨年暮れ、今まで使っていた国産のLEDプロジェクター(一応、ポータブルタイプに分類されるタイプ)が壊れてしまいました。

 小さな会社で行うコンサルティング・企業内研修や少人数のセミナーで便利に使っていました。

 小さいとはいえ、それなりのサイズでしたので、パソコンとは別のカバンに入れて、運んでいました。 そのプロジェクターが壊れてしまったのです。

 メーカーのサービス窓口に問い合わせると、故障の症状から、プロジェクターのDMD(Digital Mirror Device)が壊れていることが原因だろうということでした。 部品代だけでも数万円ということで、修理代トータルはかなりの金額になりそうでした。

 

P1050952②圧縮.jpg 少し前から、小型のプロジェクターを購入したくて、アマゾンや価格.COMで調べてましたので、修理はあきらめ、新規に購入することにしました。 製品の性能規格と、口コミの評価を頼りに DELLのM115HD を選択しました。 同種の製品に比べ、明るいことが選択の理由です。 

 量販店で扱っているなら、手に取って触ってみてから購入を決めるべきですが、この製品はDELLの直販以外で扱っている店舗はなさそうでしたので、思い切って注文しました。

 そのプロジェクターが今日届きました。

 年末12月25日に注文して、1月8日着ですので、まずまずの納期だと思います。

 

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 とても小さいです。 そして、軽いです。 付属のケースも収納しやすくできています。

 さっそく映写テストをしました。 "暗かったら、困るな~~" と心配しつつ電源を ON しました。

 想像したより明るいです。 昼間の室内でも照明をつけなければ、画像はかなり明瞭に見えます。

 これまで使っていたプロジェクターは台形補正を自動的にしていましたが、M115 はマニュアルでの調整が必要です。 とくに難しいことはなく、簡単に調整できます。

 

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 パソコンやコンサルティングの7つ道具を含め、一つのカバンに収納できるかどうかということも、 使用上の重要ポイントです。

 普通サイズのブリーフケースに、すっきりおさまりました。 これは助かります。

 

 ただ、本体の軽さ、小ささに比べケーブル類がかなりしっかりしたつくりになっていて、バランスは

よいとはいえないです。 USBドングルというデバイスを使えば、PCからデータを無線で遅れるようですので、検討したいですね。

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しばらく前にアマゾンに注文したCDが届きました。 米国ジョージア州から送られてました。 

今、聞きながらこの記事を書いています。 評判通り素晴らしい音楽です。 NHKFMのピーターバラカンさんの番組「ウィークエンド サンシャイン」でかかる音楽とバラカンさんのコメントに影響を受けて、ヴァン・モリソンさん、チーフタンズの音楽を聴くようになりました。

バラカンさんの著書「ぼくが愛するロック名盤240」を読んで、標記のCDにたいへん興味があったのですが、アマゾンで探しても安価なものはありませんでした。 中古でも5千円ほどの価格がついています。 

※いろいろな音楽を聴きたいということもあり、購入するCDの上限価格を設けています。 1500円以下のものを探すことにしているのです。 国内盤の新譜は別です。

ところがある日、 仕事の帰りに電車のなかでアマゾンを検索してみると米国の品物ですが、1200円ほどの中古品が出ていたのです。 こういこともあるんですね。 とてもラッキーでした。 さっそくその場で注文しました。 そのCDが今日つきました。 当初の予定より1日遅れましたが、 無事私のCDプレーヤーにおさまりました。

ほぼ1年前から、ヴァン・モリソンさん、チーフタンズの名盤といわれているものを数枚ずつ聴いてきて、音と雰囲気にはなれたうえでこのCDを聞いたわけです。 だからだと思いますが、ススーッと耳から、頭、そしてハートに入ってきた感じがしました。

ことし1年、かなりのCDを聞きましたが、ベスト5に入ります。 年末になって、いい音楽を聴くことができてとても幸せです。

ただこのCD、ライナーノートがほとんどありません。 歌詞と演奏者名くらいしか書かれていません。

どんな曲なのか知りたくて、ネットで検索すると 「気まぐれ音楽紹介 From 横浜」というブログに丁寧な説明がありました。 以下、そこから演奏者と楽曲紹介の部分を引用させていただきます。 私自身のためのメモとして書きました。

※コンパクトに編集しています。 興味のある方は、もとのブログを訪問してみてください。

『アイリッシュ・ハートビート』 は、ヴァン・モリソンがアイルランドのトラディショナル・バンド、ザ・チーフタンズと組んで制作した名盤。 ザ・チーフタンズは典型的なアイリッシュ・トラッド・バンドで、ヴァイオリンにフルートにハープなどに加え、伝統的なパイプ楽器や笛などが色彩豊かなアイルランドの音色を奏でる。 ヴァン・モリソンも北アイルランド出身で同郷。 彼ら以外にもゲスト・ミュージシャンが参加している。

●全10曲。うち2曲がモリソンのオリジナルで、残りの8曲はアイルランドの民族音楽。 民謡というのはどこの国のものでも郷愁を呼び起こす効果がある。

 

◆ 01 Star Of The County Down ◆

"カウンティ・ダウン" とは北アイルランドにある郡の名前。 この曲はその中のとある町に伝わる民謡。 音階から "ファ" と "シ" を取り除いた5音でメロディが作られている。 この5音階がアイルランド民謡独特の雰囲気を醸し出す。

 

◆ 02 Irish Heartbeat ◆

この曲はモリソンのオリジナルで、83年のアルバム 『時の流れに』 に収録されていたナンバーをセルフ・カヴァーしたもの。 ゆったりした流れが都会の喧噪を忘れさせてくれる。 バックで聞こえる女性コーラスは June Boyce

 

◆ 03 Ta Mo Chleamhnas Deanta/マイ・マッチ・イット・イズ・メイド ◆

ハープシコードのような音からヴァイオリンに移るイントロが印象的な曲。ヴァン・モリソンKevin Conneff のツイン・ヴォーカルを楽しめる。途中から入ってくる女性は Mary Black

 

◆ 04 Raglan Road ◆

 "オン・ラグラン・ロード" としても知られるメロディに Patrick Kavanagh という詩人が歌詞をつけた曲。 ラグラン・ロードという道はダブリン市内に実在する道路。 この静かな道を歩いていて、若い頃女性と交わした愛情を思い起こすといった内容。 この曲は他の多数のアーティストによってもレコーディングされている。

 

◆ 05 She Moved Through The Fair ◆

これぞ民謡といった趣の曲。 詠唱の雰囲気を多分に持ったメロディにストーリー性のある歌詞。 歌詞にはいろいろなヴァージョンがあり、伝わる地域によって内容が少しずつ異なる。 ゆったりとした風情は万人に愛され、数多くのミュージシャンがレコーディングしている。

 

◆ 06 I'll Tell Me Ma ◆

いわゆる童謡。 アイルランドでもイギリスでも歌われている。 速いリズムに早口の歌い回しが、子どもたちには楽しい。 シングル・カットされている。

 

◆ 07 Carrickfergus ◆

アイルランド第2の都市コークに伝わる民謡。 原曲は妻を寝取られた男を描いた歌詞。 ここでは英語版の懐古の念を誘うヴァージョンで歌われている。 素敵なバラードに仕上がっている。

 

◆ 08 Celtic Ray ◆

2曲目のモリソン・オリジナル。 元々は過去のアルバム 『ビューティフル・ヴィジョン』 のトップを飾っていた曲の焼き直し。 ノンビリしたAメロからリズムを変えるサビメロへの移り変わりが楽しい。 ヴァイオリンとフルートの伴奏が清らかな空気を運んでくる。

 

◆ 09 My Lagan Love ◆

ダニゴール州に伝わる民謡。 アイルランドのことを直接記述することを禁じられていた時代に、祖国を愛して止まない人々が、自国を女性になぞらえて歌った曲。 "ラガン" とは "後から回収できるようにして、いったん捨てる物" のことで、自分たちは祖国を決して見捨ててはいないのだという愛国心の表れか。

 

◆ 10 Marie's Wedding ◆

この曲はスコットランド民謡。 民族舞踏といった感じ。 村のみんながマリーの結婚式を祝ってくれている風景が思い浮かぶ。 ヴァイオリン弾きが中心となって舞踏曲を奏でる。 

 

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 昨日、一昨日の2日間、ポリテク兵庫の「在職者向け生産管理セミナー 『製造現場における問題発見・改善の手法 =QCの7つ道具と新QC7つ道具=』 で、講義をしました。

 ポリテクでの今年の講義は、これで完了です。  

 受講後アンケートでは、全員から「役に立つ」「たいへん役に立つ」という回答いただき、ホッとしています。

 ポリテクでの生産管理系のセミナー、2008年にスタートしましたので、今年で7年間も続けて講義してきたことになります。 今年度は7つのテーマで、ほぼ毎月、1コースの講義をしてきました。

 

 

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  なかには、複数のコースに参加してくれる方もいらっしゃいますが、 受講生のほとんどははじめてお会いする方です。 最近は、リピーターになってくれている会社も増えてきて、 たいへんに嬉しいです。

 毎回、受講者から 「なにを身につけたいのか?」「なにを理解したいのか?」「なにを活用できるようにしたいのか?」 と問いかけるところから、セミナーを始めます。 

 講師の都合で講義するのではなく、 受講者の学びたいことを提供したいという思いもって、セミナーをつくるようにしています。 昨日も、QCに焦点を当てたコースなのですが、IE手法をひとつ追加し取り上げました。

 来年度も、月1~2回のペースで講師を担当する予定になっています。 パンフレットが完成したら、このブログでも紹介します。

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 香住鶴の「山廃 純米原酒 二夏越え ひらおろし」 を 燗、いわゆる"適燗"で飲みました。

 「なるほど!」 

 「まろやか」「濃厚」「旨味」を味わいました。

 良いお酒は常温か、冷やして飲むのが美味しい飲み方だと思い込んでいました。 

 もちろん、これでもおいしいです。 

 が、 燗はお酒の個性を楽しめる飲み方だと改めて認識。

 新しいお酒が手に入ったときは、冷酒、常温、適燗で少量試してから、しっかりと飲むことにします。

 

  

 

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 またまた、美味しいお酒に出会いました。

 名前は長いですが、冷やして飲むと、とてもすっきりしています。 本当においしいお酒です。 お酒のうんちくを語れないのが残念ですが、これまで飲んできたお酒のなかでは、最上位グループに入ると思います。

 掲載している写真。 撮ってから飲めばよかったのですが、ついつい我慢できずに、一合ほど飲んでから、撮影しました。 ご容赦願います。  ※次からは、グッとこらえて、まず記録します。

 世の酒好きが、このお酒の美味しさをどのように表現しているのか気になってので、 ネットで検索してみました。

「まろやかに熟成され、濃厚な旨味を味わえるお酒です」という趣旨のコメントが多いですね。

 私は、どちらかというとスッキリとしたお酒という感じがしました。

"ビリケンさんもお奨め!小林酒店酒屋日記"というホームページでは、「冷で飲むとスッ!と切れるシャープなのど越し、常温にすると、その味のふくらみと酸味を味わうことができます。熱燗まで持って行くと、がぜん旨みと酸味に加え、生の甘味が感じられガツン!と辛口 山廃特別純米としての飲み応えのある味わいに満足していただけるでしょう」と説明されています。 

 私は、かなり冷やした状態で飲みましたので、"スッキリ"で間違っていないかったと考え、(私の味覚に)ちょっと安心しました。

 

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  このお酒、本当の美味しさは、冷やさないで飲んだ方が味わえるのではと予想しています。 あしたは、常温で飲み、そのあと、燗した飲んでみます。

 ほんと、お酒っていいですね。

  

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 東京新宿に住む、叔父・叔母夫婦から、「柿山」の「七糯子」をいただきました。

 柿山の七糯子は good job のおかき。 しっかり焼いているのか、カリッとした歯ごたえ、好きです。

 ひとには好みがありますので、それぞれに"これは美味しい!"というおかきがあると思いますが、「柿山」さんのおかきは、私にとって"かなり美味しい ☆☆☆ 星三つ"のおかきでした。

 

 

 

 

 どんなおかき屋さんなのか、インターネットをのぞいてみたところ、東京では有名なおかき屋さんであること知りました。 口コミを見ると、「美味しい」だけでなく、「きれい」「かわいい」といった形容詞が使われています。 米菓業界は事業環境として厳しいと想像されるのですが、その中で、しっかりとした"ものづくり"で評価を得ているようです。

 

 

 

 

 

 

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 インターネット記事を見ると、いかにも、"おしゃれな"商品(残念ながら、東京のあるデパート限定の商品)もあるようです。

 楽しみが一つ増えました。 大阪のデパートにも店が出ているようですので、一度のぞいてみます。

※ しばらく前、ある"おかき"メーカーを支援する機会があり、そのときから、おかきを意識して食べるようになりました。 

※そのおかきメーカーの高級おかき(スーパーなど量販店には出ていないおかき)はかなり高レベルです。 どこでも手に入らないのが残念です・・・

 

 来年1月24日(土)に、『ムダの見える化と作業改善のやり方』というテーマでセミナーを開催します。 

 本年10月から開催している6か月コース『改善推進リーダー養成研修』の第4回目(1月開催)を、より多くの方に紹介するため、単独のリーフレットが発行されました。

 このセミナーでは、現場の中にあるムダを発見するための様々な手法(IE=Industrial Engineering の主要な手法)に慣れていただくことを狙っています。 理屈を知っていただくというより、事例練習を通じて体感していただくように構成しています。

 現場改善に取り組もうとされている現場マン、改善リーダーの基礎力を高めるためのセミナーです。

 

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 前回紹介した『保証時報』に掲載した文章です。 当たり前のことばかりです。 でも、中小製造業には大切なポイントだと考えています。 多くの方に見ていただきたいので、ここにも掲載することにしました。

 

1.原価についての素朴な質問

 

 こんな質問をされたとき、読者の皆さんはどのように答えるでしょうか。 

 

「皆さんの会社の売上高の大きい製品を3つ挙げてください」

「その製品の売価はいくらですか?」

「その製品1個当たりの原価はいくらですか?」

「材料費、労務費、経費はいくらですか?」

「1個当たりの利益は十分な額ですか?」

「どのくらいコストダウンしたいですか?」

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 企業の改善支援をスタートするとき、また、原価管理やコストダウン手法のセミナーの冒頭で、いつも質問させていただいています。

 この唐突な問いに、きちんと答えられる管理者・監督者・リーダーは少ないです。日々の生産に追われ、数をつくることに身体も頭も神経も使い切り、「原価がいくらかかっているのか」ということを振り返る余裕もないというのが実態ではないでしょうか。 この問いに、現場のメンバーでも答えられるよう、「原価を見える化」することが、コストダウン成功のキーポイントです。

  

2.原価をつかむとわかること

 

 製品別の原価と売価がつかめると、製品ごとの損益が見えてきます。利益の大きい順に製品を並べ、利益と利益の累計をグラフ化してみます。

 極めて当たり前の曲線が現れてきます。儲かる製品の累計線は、当然、右上がりになり、その後、赤字製品を累計していくと、利益がどんどん減っていきます。右上の例では、ピークで5千万円の利益が出ているのに、赤字製品のため、最終的には3千万円の利益しか残らない勘定になります。

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 もうけが少ない会社、赤字の会社の多くはこのような状態になっています。利益を出している会社でも、想定以上に多くの赤字製品を抱えています。

 

 個々の製品の原価、損益の実態がつかめれば、つまり、上のグラフを描ければ、当然、経営者・管理者は動き出します。私の経験では、「原価をつかまえている会社は儲かっています」。

  

3.原価を誰が、どのようにつかむか

 

 製品1個ごとの実際製造原価の計算は、工場・部門で発生した全体の費用(原価)を製品1個に割り当てることです。材料・部品費、外注加工費など、その製品に直接ひも付けできるものは直接に集計し、労務費、光熱費、減価償却費などの経費は生産管理上のデータを用いて製品1個ごとに按分し、それらを合計して原価とします。作業の中身.png

 製造作業の中身は右のグラフのような要素で構成されており、経費の按分はこの構成を踏まえて行います。つまり、現場の管理、生産管理の基盤があってこそ、原価をつかむことが可能となります。逆に、原価をつかもうとすることが、作業の中身の理解を深め、間違いのない、効果的・効率的なコストダウン活動につながることになります。

 製造業において、原価をつかむこととコストダウンは一体不可分のものです。だからこそ、製造部門の管理者・監督者・リーダー層の皆さんが原価把握の主役です。ぜひとも最初の問い「1個当たりの原価はいくらですか?」にスッと答えてほしいです。

 

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 兵庫県信用保証協会の機関誌『保証時報』に、『原価をつかんでコストダウン』という記事を書かせていただきました。

 また、昨日は、(公社)大阪府工業協会主催のセミナーで、『原価把握とコストダウン』というテーマで講義させていただきました。

 これまでの中小企業支援活動のなかで、「原価をしっかり把握している企業はほぼ間違いなく利益を確保している」こと、 逆に、「赤字企業の多くが原価を把握できていない」ことを実感しています。 

 ここで原価というのは、一つひとつの製品1個当たりの原価のことです。

 この経験を踏まえて、上記の記事を書きましたし、セミナーでお話しさせていただいています。

 

 

 

 

 

 

  

 製品別の原価、製品別の利益をつかめば、経営者、管理者は、かならず行動開始します。 それが最善の策かどうかはともかく、必ず何らかの手を打っていきます。 コンサルタントのアドバイスがなくても、これまで培ってきた問題解決の成功体験をよりどころにして取り組まれます。

 ところが、製品別の原価を把握していない企業が多いのが実態です。 品質も納期も、問題があれば、その問題は顕在化してくれます。 問題は「飛び込んできてくれる」のです。 しかし、原価の実態は意図して、計算しなければ浮かんできません。 実態がつかめないのですから、問題もはっきりしないのです。 

 ものづくり企業にとって、原価を把握すること、そしてコストダウンに積極的に取り組むことはとても大切なことです。 このことに否と答える経営者・管理者はいません。 でも、実際は原価を把握できていない、把握していないのです。

 製造原価報告書の作成は、経理の仕事ですが、製品一つひとつの原価をつかむのは、製造管理者の仕事です。 これからも、この視点から中小製造業の経営改善、現場改善の支援に取り組んでいきます。 もちろん、お客様の満足に直結する品質・納期の確保・レベルアップにも力を注いでいきます。

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先日、姫路城の大手前公園で開催されていた「姫路城皮革フェスティバル」に行ってきました。第1の目的は、作業机に使うデスクマット用の牛革を探すことです。

皮革、皮革製品のお店が多数並び、雨が降りそうな天気だったのですが、たくさんのお客さんが来ていました。

帰るころには雨が降り出してしまい、同時開催の陶器市の方はゆっくり見られませんでした。

仕事がら、セミナーのテキスト原稿を編集したり、支援先企業の業績を分析や改善策を検討し報告書をまとめるなど、長時間パソコンと向き合うことが多いため、作業机を使いやすくすることは、私にとって重要なことです。

革のデスクマットが役に立つことを知り、2年ほどまえに、アマゾン経由で既製品のデスクマットを購入しました。表は牛革、裏はフェルト生地を張り合わせたものです。牛革オンリーのデスクマットは輸入品がいくつかあったのですが、価格が私の考えていた予算を大幅に超えるため、張り合わせ品で妥協しました。 当時は、加工前の牛革をそのまま買うという知恵はありませんでした。

 

 

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このデスクマットで、肘・腕の負担は多少軽減されたのですが、十分なものではありません。まず、サイズが小さい。 また、最近は全体に反りだしてきていて、マウスが使いにくくなりました。

 

最近、姫路商工会議所で皮革関係の事業のお手伝いをする機会があり、革製品に関する知識を少しずつ積み上げているなかで、大きなサイズの牛革を比較的安価に手に入れられることを知りました。

 

そんなときに、このフェスティバルが開催されたわけです。 P1050623●.jpg

 

商工会議所の事業でお会いしたことがある、アルファレザーの田中さんのお店に立ち寄りました。肌触りのよいバッグなどもたくさん並んでいます。田中さんのところでは、最終製品の製造も行っているとのことです。

 

 

 

 

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 デスクマットに使える革がないかとお尋ねしたところ、米国でなめした牛革を薦めていただきました。 キップスキンという若い牛の革とのことです。 昨年のこのフェスティバルで同じ目的の革を探していた方がいたそうで、その方のために準備していた革とのことでした。 柔らかく、しなやかな、とてもよい肌触りです。 姫路でなめした革が理想ですが、財布の中身と相談して、お薦めの品物を購入しました。 

 

 

 

  

家に帰り、さっそく机の上に敷いてみました。肌にしっとりとなじみ、とてもいい感じです。

肘をあてるところには、余った革を二重に使うようにしました。さらに快適です。

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全体の1/3ほどが残ったのですが、それは妻にあげました。手芸(タティングレース)の作業用の下敷きにするようです。

次は姫路産のもう少し厚手のものを使ってみようと考えています。

牛革のデスクマット、快適です。

机仕事の多い方にお薦めします。 

 マーケティングのことを、たいへん読みやすく、分かりやすく説いてくれている本を見つけました。

中小企業を支援するなかで、マーケティング面から企業の課題をとらえ、改善策を考えていただくことが必要な場面が出てきます。 ローマ字の熟語やカタカナのマーケティング分野の専門用語を使って説明したのでは、こちらの意図をうまく伝えられません。 "大和言葉"中心に、抽象度をおさえた教科書がないものかと思っていたところ、この本に出会いました。

宮永博史先生が書かれた『世界一わかりやすいマーケティングの教科書』(㈱KADOKAWA/中経出版)です。

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目次は

第1章 マーケティングにおけるコミュニケーションの役割

第2章 見えないお客様の見つけ方

第3章 いかにして有益な情報を集めるか

第4章 お客様の問題を発見しよう

第5章 商品以外に大切なこと

第6章 マーケティングを実践しよう

となっています。

どうして、このような雰囲気の本ができたのか。

宮永先生ご自身のキャリアもあるでしょうし、現在勤務されている大学での社会人学生との議論の積み重ねが背景にあるからなのではないかと思います。

私の読んだ宮永先生の他の著書はどれも読みやすく、スーっと頭の中に納まる感じがします。

『セレンディピティ』『顧客創造』『理系の企画力』、今読みかけている『技術を武器にする経営』(これは、伊丹敬之先生との共著)しかりです。

『世界一わかりやすいマーケティングの教科書』を読み込んで、私の中小企業支援の教科書に活用していきます。

 

ウォルター・アイザックソンの "Steve Jobs" Ⅰ、Ⅱを読みました。 Steve Jobs.png

Stave Jobs の仕事のことは、多くの戦略本やインベーション本で取り上げられています。

例えば、マーク・ジョンソンの "ホワイトスペース戦略" にはこんなふうに書かれています。

「アップルという沈みかけた船を浮上させるために、ジョブスは定石どおり商品のイノベーションを行い、早々にファッション性の高いデスクトップパソコンのiMacと低価格ノートパソコンのiBookを市場に送り出した。・・・・実際、初代iPodのデザインは、ダイアモンド・マルチメディアのリオそっくりだった。 このときアップルは、良質のテクノロジーをおしゃれなデザインに包んで送り出すにとどまらず、それよりはるかに賢明な行動をとった。 良質のテクノロジーを素晴らしいビジネスモデルに包んで送り出したのである。・・・・アップルはiTunesストアを開設。ハードウェアとソフトウェア、デジタル音楽をセットにして提供することにより、利便性を高めて、顧客を囲い込むことに成功した」

 

なにか非常に論理的に、いわゆるMBA的、戦略的な発想で、事業を展開していると思わせる表現です。 Steve Jobs①.png

ビジネスモデルのイノベーションというところに焦点をあてて事跡を整理すると、こうなるのでしょうが、"Steve Jobs" に描かれている Steve Jobs氏は、これとは対極的なところに、本質があるように感じました。 

ホワイトスペース戦略の中にも 「スティーブ・ジョブズのように、ビジネスモデルを刷新・創造するためになにが必要かを直感的に理解できている人物も稀にいる」 と書かれています。 論理的ではあるのでしょうが、それ以上に、すごく直感的で、アーティスト・芸術家的な発想をする人のようです。どうも一筋縄では理解できそうにありません。

新しいことを生み出す人、自分とうまのあう優秀な人の能力を十二分に引き出す人、直感的に 「これだ!!!」 と思ったことに徹底的にこだわる人、音楽が好きな人、 つきあうのは大変な人・・・。 Steve Jobs氏は、好意的な意味で、とてもへんな人です。

イノベーションは論理だけではなく、芸術的な創造性が必要なのか? などとも考えさせられました。

ボブ・ディラン、ビートルズ、ジョニー・ミッチェル・・・グレン・グールド、ヨーヨー・マ・・・  音楽もとても好きだったようです。また、デッドヘッズ(米国のグレートフル・デッドというロックバンドの熱心なファン)ということです。 

戦略のことを勉強する人は、経営学的なアプローチだけではなく、戦略を生んだ人、イノベーションを起こした人、その "人" のことを"知る"ことが大事だというのが、今回の教訓です。

とても美味しい、新しいタイプのお酒を発見しました。 touketu[1].jpg

アルコール度数が25度もあるお酒です。 私は、ロックでいただきました。

氷が溶ける前の度数の高いときも大変に美味しいですが、すこし溶けた後、自分の好きな濃さのタイミングを逃さず飲むと、これがまたまた、うまい。

酒造メーカーのホームページには、「前面凍結法」という特別な製法を用いていると説明されています。

日本酒が好きな方、米焼酎・麦焼酎好きの方が、どんな感想を持たれるか興味津々です。

最近、私の自宅近くにあったお酒の量販店が店をたたんでしまい、各地の地酒を飲むのを楽しみにしている私としてはたいへんさびしいですし、不便になってしまいました。

このロックのお酒も酒造メーカーの通販が一番便利かもしれません。一度試してほしいです。

 

酒造メーカーのホームページに書かれている酒質をコピーしておきます。

・原料米:兵庫県産五百万石・兵庫県産兵庫北錦

精米歩合:麹米63%・掛米68%

・酵母:701号・KT-901

・アルコール度数:25度

本年度下期、ポリテクセンター兵庫の生産管理『保全・管理』の7コースを担当します。 ポリテク兵庫でセミナーを担当させていただくのは7年になります。 中小企業の製造系の社員の方々と、管理・改善の考え方や手法について研究するのは大変に楽しいです。

今年の上期、4月から9月までの6コースは予定通り開催できました。下期も全コース開催に向け、講義内容の充実を図っていきたいと考えています。

パンフレットを添付します。 受講希望の方は、ポリテク兵庫の方に問い合わせください。

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今年度の下期、製造業の改善推進リーダー層を対象に『現場で取り組む工場改善実践プログラム』と銘打ったセミナーを開催します。

10月から来年3月まで、毎月1回の開催で全6回です。

第1回 製造現場の問題解決 (10月18日(土))

第2回 品質不良の再発防止 (11月22日(土))

第3回 原価把握とコストダウン (12月6日(土))

第4回 ムダの見える化と作業改善 (1月24日(土))

第5回 納期短縮と段取り改善 (2月14日(土))

第6回 メンバーの技能とやる気を高める (3月14日(土))

※6回を通しての受講も、希望する回だけの受講も可能です。

品質、コスト、納期の改善から作業のムダ取り、モラールアップまで、現場運営と問題解決の基本を学んでいただく、職場で実践していただくことを狙ったセミナーです。

また、知識習得だけでなく、豊富な演習とグループディスカッションを通して、工場改善の進め方・改善手法を体感的に身に着けていただくプログラム構成にしています。

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『はじめに』から

マニュアルと聞くと「無機質で、冷たい印象がするもの」と思うかもしれません。・・・

無印良品のマニュアルは、決して無味乾燥なものではありません。むしろ、日々の仕事に生き生きと取組みながら、成果を出していくことができる最強の"ツール"です。

楽しく、ムダなく働きながら、仕事の成果を出していくことができるのです。・・・・

・シンプルに仕事ができる仕組みがあれば、ムダな作業がなくなります。

・情報を共有する仕組みがあれば、仕事にスピードが生まれます。

・経験と勘を蓄積する仕組みがあれば、人材を流動的に活用できます。

・残業が許されない仕組みがあれば、自然と生産性が上がります。

 

『年間440件の現場の知恵を逃さない』からmujirushi.png

多くの会社では、マニュアルは"上の人たち"が作成しているでしょう。

トップダウンで決めごとをつくり、現場に渡しているのではないかと思います。

無印良品でも、最初のマニュアルは本部主導で作成していました。けれども、店舗で頻繁に使われ、すべての店の業務を統一するというレベルにまでは達しませんでした。

なぜなら、「現場を知らない人」がつくっていたからです。

現場の問題点を知っているのは、やはり現場の人間です。

埃のたまりやすい場所がある、棚の角が出ていて作業がしずらいといった、ちょっとした問題点は、本部の人間がたまに視察に訪れるくらいでは、なかなか気づきません。

マニュアルをつくるときには、この知恵を拾い上げる、つまりボトムアップの仕組みを整えることが大切です。

マニュアルは、それを使う人が、つくるべきなのです。

また、特定の部署だけがつくるのではなく、必ずすべての部署に参加してもらうこと。さらにいうなら、すべての社員が参加できる道筋を整えておくのがコツです。

マニュアルを活用している中小製造業はどのくらいあるでしょうか?

良品計画会長の松井氏の著された『無印良品は、仕組みが9割』には、マニュアルの大切さと、その活用成功の秘訣が、とても丁寧に、平易に書かれています。 いい仕事をして、お客様に満足していただく基盤に、マニュアルを活用する現場があるのです。

流通・サービス業だけでなく、製造業の管理監督者にも、気づきを与えてくれる本です。

最近、新しい(私にとってということですが・・・)音楽を聞くようになりました。

ひとりは、Ry Cooder さん。 いろいろなスタイルのギターとヴォーカル。新鮮です。もちろん私にとってということです。

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次は、Van Morrison さん。ピーター・バラカンさんが高く評価されている音楽家。どうしてこれまで聞く機会がなかったのか不思議です。 「THE BEST OF VAN MORRISON」「MOONDANCE」「INTO THE MUSIC」の3枚を聞きました。

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さらに、Chieftains 。「ANOTHER COUNTRY」「THE LONG BLACK VEIL」の2枚を聞きしました。後者には、Van Morisonさん、Ry Cooderさんも参加しています。

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カントリーミュージック・ブルーグラス、ジャズ、クラッシク、日本のPops などなど、いろいろな音楽を聴き、CDを集めてきたのですが、ここに上げた上質な音楽が抜けていたのです。 

"うんちく"を語れないのは残念です。どれも発売時期は古いのですが、私にとってはとても新鮮です。 聞いていない音楽、まだまだありそうです。 ピーター・バラカンさんの本を参考に、聞いていきましょう。

 

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『腑に落ちる』という言葉があります。「納得がいく」「合点がいく」という意味です。『腑』とは「考え」や「心」が宿るところと考えられ、「心」「心の底」といった意味があるそうです(『語源由来辞典』から)

最近、あるきっかけがあり、ジョン・P・コッター先生の書かれた『リーダーシップ論』を読みました。

▼ 「リーダーシップ」と「マネジメント」は別物である。

こんな風に明確に、すっきりと切り分けてくれています。

▼ 「マネジメントの役割、リーダーシップの役割」について、「複雑な環境にうまく対処するのが、マネジメントの役割である」、これに対して「リーダーシップとは、変革を成し遂げる力量を指す」とこれも明快です。

▼ また、マネジャーが他社に依存しながらパワーを生み出すには、

「恩義を感じさせる」

「ある分野の専門家としての評判を高める」

「周囲の人々が知らず知らずのうちにマネジャー本人やその考え方と一体感を感じるようにする」

「マネジャーに依存することで助けられ、守られているのだと、周囲の人に実感させる」

という4項目をあげて説明している。 実在のマネジャーの有りようから帰納したものであり、「なるほど!」と「腑に落ちる」考え方です。

▼ 成果に結びつく変革はたいてい、次の八段階のプロセスを経ている(企業変革の八段階)。

①危機感を醸成する

②変革プロセスを主導できるだけの強力なチームをつくる

③ふさわしいビジョンを構築する

④構築したビジョンを組織内に伝達する

⑤社員がビジョンに向け行動するように、エンパワーメントを実施する

⑥信頼を勝ち取り、批判を鎮めるために、短期間に十分な成果を上げる

⑦活動に弾みをつけ、その余勢を駆って、変革を成し遂げるうえでのより困難な課題に挑む

⑧新しい行動様式を組織文化の一部として根づかせる

いたって当たり前のことかもしれないが、8つを並べていただくと、『変革は実現できる!』という勇気につながるのではないでしょうか。

久しぶりに、『腑に落としてくれた』本であり、考え方です。

心がやさしくなるというか、落ち着くいてくるというか、なんともいえないゆったりした気持ちにしてくれるCDに出会いました。こういう音楽ははじめてです。

浜田真理子 JRNMYWL._SL500_AA300_[1].jpg少し前の日曜の朝、木村多江さんのラジオ番組「Sound Library ~世界にひとつだけの本~」を聞きながら、歩きました。 この番組も、とてもやさしいのです。 この番組で流れていた音楽が心に引っかかってしまいました。それが、このCDのシンガー、浜田真理子さんの音楽でした。

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その後、浜田真理子さんのCDの中から、"romance" を選び、購入し、聞いています。 

この音楽に会うことができたことは、ラッキーでした。 

いつもと違う音楽を聞いてみたい人には、推薦したいCDです。浜田さんオリジナルの曲はもちろんですが、 「ゴンドラの唄」、「黒の舟唄」、「俺はお前に弱いんだ」 などの昭和歌謡もいいです。 「場末哀歌」は掘り出しものの曲です。

 

P1030735②.jpgさくらぼうろ  とてもシンプルです とてもかわりらしいお菓子です

なるほど、なるほど     こういう表現があるんですね   

有馬のカフェ・ド・ボウさんの作品です   

 

20130321-4.jpg以前から、1枚は欲しいと思っていたチェット・アトキンスのCDをつい最近、入手しました。

名盤と呼ばれるCDは数々あるのですが、スタンダードナンバーの Dream や After you've gone などが気になり、このCDを選択。 

大成功です。 チェットアトキンスのいろいろなギターの音色を楽しめます。 カントリーのチェットアトキンスも好きですが、こういうジャズっぽいというか、ポピュラー音楽的なのもいいですね。

ところで、ゴンチチや高中正義さんと同じテイストの曲があるのです。 そんなふうに感じるのは私だけなのでしょうか?

気になったので、「高中正義 チェット・アトキンス」で検索をかけました。

すると、どうでしょう。 Gibson Chet Atkins というギターのモデルを、高中正義さんも使っているという記事がありました。 

このCDのギターと、私が持っている高中正義さんのCDのギターが、同じかどうかは分かりませんが、チェットアトキンスと高中正義さんの音の好みは近いのかもしれませんね。

※また、ネットでごそごそ情報を探している中で、ゴンチチと高中正義さんが共演している動画がU-TUBEにアップされていることを発見しました。 なるほど、なるほど。私の好きなギターのサウンドは、皆つながっているようです。

音楽っていいですね。  聞いたことのない音楽を探していきます。

素晴らしい本に出会いました。20130321.jpg

金井壽宏先生の書かれた『リーダーシップ入門』に、J.ウェルチさん、松下幸之助さん、小倉昌男さん他の方のリーダーシップの持論が紹介されています。 最近読んだ、同じく金井先生の『働くみんなのモチベーション論』の中にも、小倉昌男さん他の方の持論のことが、触れられています。

小倉昌男さんのことは、イノベーション系の書籍でよく事例として取り上げられていますので、ご存知の方も多いことと思います。小倉さんが開発された「宅急便」という新しい業態が日本の流通を大きく変革することにつながりましたし、行政に大きなくさびを打ち込まれたこともすごいです。

※この「宅急便」サービス、ひとりのユーザーとしてかなり高頻度に利用させて頂いていまして、とても感謝しています。

 

『小倉昌男 経営学』、とても気なる本だったのですが、ついつい読みそびれていました。 あるセミナーでモチベーションのことを取り上げることになり、「この際、勉強しよう」と考え、さっそくアマゾンに注文しました。

この本に、引き込まれてしまいました。 当事者が書いたイノベーション論ですし、リーダーシップ論、モチベーション論でもあります。 素直な文章で、とても読みやすいです。

現在の事業を革新したい経営者、企業のイノベーションやモチベーションアップを支援したいコンサルタントには、必読の書です。 かならず、何かに気づき、変えていくための何かを得られるはずです。

20130321-3.jpg金井先生の『リーダーシップ入門』に書かれている「小倉昌男氏のリーダーシップ持論」(経営リーダー10の条件)を転記しておきます。

 (1)論理的思考

(2)時代の風を読む

(3)戦略的思考

(4)攻めの経営

(5)行政に頼らぬ自立の精神

(6)政治に頼るな、自助努力のみ

(7)マスコミとのよい関係

(8)明るい性格

(9)身銭を切ること

(10)高い倫理観

 ※(1)(2)(3)(4)(8)は、コンサルタントの条件でもあると思います。

  

  

   

 

 

  

20130321-2.jpg※松下幸之助さんについては、ジョン・P・コッターさんの『幸之助論』(金井先生監訳)を1年ほど前に読み、コンサルティングの持論をつくっていく上でのいろいろなヒントを得ました。これも、素晴らしい本です。

 

ひとつひとつの言葉、大切に、ていねいにうたっています。 いいですね ・・・ 好きですね!

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今年4月、製造部門の管理者を対象とした6回シリーズのセミナーが開催されます。

問題解決の取り組み方、QCDの管理と改善の基礎知識・便利な手法など、製造部門の管理監督者の管理・改善力を強化するのに役立つセミナーです。

主催は、公益社団法人 大阪府工業協会 です。 講師は、私がつとめます。

 

つい先日(3月16日(土))、同じく大阪府工業協会主催の6回シリーズ(生産現場改革 6つのアプローチ)を無事終了しました。 6回シリーズに連続で申込みいただいた受講者は、全員6回参加いただけました(お仕事の都合等で数回の代理出席はありましたが)。

6回シリーズですので、出席者一人ひとりの抱えている課題、置かれた状況・環境を意識しながら、役立つことを提供するようにしました。 受講者全員の期待・要望に100~120%応えるところまでいけたかどうか、私から言うのは難しいですが、最終回終了時、受講者の皆さんは、いい顔されて会場を後にしてくれたように感じました。 そして、私は、このプログラムに手応えを感じました。

 

4月からの6回コースはさらに、講義内容・テキストをブラッシュアップして、進めますので、よろしくお願いします。

元気カンパニー仕事研究所のホームページに、パンフレットのコピーを掲載しています。 興味のある方は参照願います。 

 

製造管理者研修①.png 

兵庫県中小企業団体中央会から、標記に関する情報をいただきました。

平成21年度にも同趣旨の補助金事業がありました。

新しい取り組みを検討されている企業にとって、使い勝手のよさそうな制度だと思います。

元気カンパニー仕事研究所のホームページにも参考情報を掲載しています。

こちらをクリックしていただけると、ホームページの方に移動できます。

 

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自転車にのって高田渡.jpg

ベルをならし

あそこの原っぱまで

この間の野球のつづきを

そして帰りにゃ

川で足を洗って

自転車にのって おうちに帰る

*自転車にのって

 自転車にのって

 ちょいとそこまで

 あるきたいから

自転車にのって

ベルをならし

となりの町まで

いやなおつかいに

そして帰りにゃ

本屋で立ち読みを

日がくれてから おうちに帰る

《高田渡/作詞・作曲   早川義夫/編曲》      

すでに、この本を読まれている方は多いことと思います。ディズニーの教え方.jpg

「部下を、後輩をどう育てていくか?」「一日も早く戦力になってもらうにはどうしたらいいか」ということに苦労されている管理者、監督者はほんとうにたくさんいらっしゃいます。

また、「いろいろな手法に挑戦しても、ものにならず、挫折した」ということもあるのではないでしょうか。たとえば、「コーチングを勉強したけど、実際にはなかなかうまくいかなくて・・・」「意識してOJTに取り組んだけど、定着しないし、制度のための活動になってしまって・・・」

そんな人に、この本は役に立つのではと考えながら、読ませていただきました。

変わった、ユニークなことが書かれているわけではありません。一つひとつの「部分」は、人材育成やコーチング、OJT、方針管理等々の教科書に書かれているのではないかと思います。

ディズニーでは、そんな当たり前のことを、「すべてのゲスト(ディスニーを訪れたお客さま)にハピネスを提供する」というミッションのもと、統合して、ディズニーランドという"場"の中に溶け込ませているのだと理解しました。

ディスニーランドは、直球勝負でひとを育てています。そして、この本は、そのことを直球勝負でストレートに描き出しています。 現場でひとを育てるときの、道標(道しるべ)の本です。

 

いい音楽はたくさんあります。

ロバートデニーロが「映画、見きれないな~」とボソッとつぶやく、テレビコマーシャルを見ました。松田龍平さんも共演していました。おしゃれで、ちょっと気になる(ドコモの)コマーシャルです。そうなんですね。映画の好きなひとは、映画を見きれないし、音楽の好きなひとは、音楽を聴ききれない。

※今、ジム・ホールとパット・メセニーのギターデュオのCDを聴いています。こんなCDがあるんですね。とても、いいです。アマゾンさんありがとうの心境です。

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本も同じです。とても読みきれません。でも、この年になって、はじめて出会って、「なるほど、なるほど。そうですね!」とつぶやいてしまう本もたくさんあります。残り、人生が20年残っていて、月5冊読んだとしたら、全部で1200冊。どうしましょうか・・・・・・。「読みきれません」

 

51Q10LPYUtL[1].jpgインターネットの記事を検索して、ジャズ・ボーカルのCDを探していたとき、出会ったCDです。

3枚組で聞いてみたい唄がたくさん入っていたので購入しました。米国から送られてきた中古盤。

とてもなつかしいコーラスです。

伴奏はギターだけ。ベースの声が、ボン-ボン-ボンとリズムをきざみ、トランペットの声、なんともあたたかく、ほっこリしてしまいます。こういう音楽があったんですよね。

 

私が中学生の頃、ラジオの深夜放送が始まりました。多分、そんなときにもかかっていたんでしょうね。 

・・・・そういえば、パックインミュージックをよく聞いていました。オールナイトニッポンという番組もありましたが、どういうわけか、パックインミュージック派でした。肌があっていたんですね。

いろいろ思い出します。野沢那智と白石冬美さん、福田一郎さん、小島一慶さん・・・・

ラジオといえば、ビートルズの音楽がラジオから流れ出てきたときには、「なんだこれは!?・・・」とショックをうけた記憶がよみがえってきました。

少し前に、ジョージ・シアリングとメル・トーメの古い録音のCDを手に入れました。これもいいですね。

音楽の神様に感謝です。聞いていない音楽がまだまだたくさんあります。がんばって聞きます。

 

 2013年度のポリテク兵庫主催「在職者訓練コース 生産管理」の講師を担当することとなりました。 昨年は5コースだったのですが、今年は3コース増え、8コースを担当します。

 品質管理、原価管理、工程管理、問題解決など、製造業の現場で日々管理・改善に取り組んでいる管理監督者、リーダーの皆さんに役立つコースが準備されています。

 研修に当たっては、

 ● 受講者の皆さんのの管理力と問題解決力をレベルアップすること

 ● 受講者の皆さんの"やる気"(「会社に帰ったら、改善を進めよう!」と思う)が出てくること  

 ● 受講者の皆さんが職場に伝達するための、ヒント・教材を提供すること

ということを目標に取り組みます。

 昨年も多くの受講者からありがたいコメントをいただきましたが、今年も喜んでいただけるように努力してまいります。

 以下、8コースの概要を記した表、ポリテク兵庫のパンフレットに記載されている「生産管理」関係の記事を転載します。

 なお、詳細は、ポリテク兵庫のホームページを参照願います。

ポリテク兵庫  

ポリテク兵庫 在職者訓練コース 生産管理

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 久しぶりに書きます。

 昨年の秋以降、企業内研修や教育機関、中小企業支援団体主催のセミナーの講師を担当する機会をたくさんいただきました。その準備に時間をとられ、なかなかブログ記事を書けませんでした。

 年度の終わりに近づき、やっとゆとりがもてるようになりました。

 セミナーの準備やセミナーでの受講者とのやり取りなどから、私にとっては新しい、現場改善や事業推進上の攻め口・視点といったことに気づくことができました。 これから、何回かに分けて書いてみます。

 

 『ポカミス』 には、 『メカニズム』があることを知りました。 不勉強であったことを自白するようなもので少々恥ずかしいですが、認めざるをえません。

 製造現場では、「ポカミス」に困っています。セミナーで受講者に対し、「現場で抱えている問題をあげてください」と問いかけたとき、必ずでてくるのが「ポカミス」問題です。その数は、わずかではありません。 「どんな品質問題を抱えていますか?」という問いかけをすると、ときには、件数で4~5割がポカミス系の問題ということもあります。 

 たいへん気になる問題なのですが、人の心や頭の中が関わることであり難しい問題であること、いくつかの問題解決系の書籍(その書籍の説くことは全体として合理的で、納得できる)で、『ひと』の問題に入るのは避けたほうがよいというニュアンスのアドバイスがあったことなどから、これまで深入りしてきませんでした。

 しかし、多くの現場でたくさん発生し、手がつけられずに、「仕方がないもの」として放置されているこの問題をそのままにしておくのは、コンサルタントとして落第では? と考えたわけです。

 そこで、手に入る書籍を集め、「これまで、ポカミスはどのようにあつかわれてきたのか」を調べてみました。 すると、ポカミスに関連するワードとして、『ポカヨケ』という言葉がありますが、これについては、たくさんの改善事例が書籍やネット記事で紹介されてることが分かりました。

 しかし、 「ポカミスはなぜ発生するのか?」  「ポカミスの発生を防ぐには、どのようなアプローチをしたらよいのか?」 ということをについて、品質管理や不良対策についての問題解決手法を調べたのでが、腑に落ちる理屈を得ることはできませんでした。

 

 困っているとき、次の2冊の書籍を発見しました。『失敗のメカニズム』(芳賀繁著、角川文庫)、『ヒューマンエラーの分析と防止』です。両方とも、『安全』分野の『ポカミス』『ヒューマンエラー』の事例、メカニズム、それを踏まえての対策について書いています。丁寧な分析と解説です。

 

 

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 セミナーで説明に使ったシートを1枚つけておきます。これは、上記の2さつの書籍に記載されていることからまとめたものです。

 安全のポカミスアプローチを、ポカミス系の品質問題にそのまま適用できるか、もう少し研究する必要性があると思いますが、問題解決の糸口はみつけられたのではと考えています。

ポカミス.png

 

 もうひとつ、私にとって重要な気づき(再確認)がありました。

 問題の構造について仮説をたて、問題の解決策を考え、実際にトライし、問題解決を進めると同時に、仮説を磨いていく。本来、コンサルティングとはこういうものなのでは、ということです。ほんと、当たり前のことです。

 元気カンパニーブログの主人が講師をつとめる、これから開催のセミナーを整理しました。

 8月、香川県、兵庫県、大阪府でセミナー講師を担当しました。 300名を越える受講者といっしょに問題解決について研究した企業内教育は、ゾクゾクするような経験でした。 Q&Aを積み重ねることで、コミュニケーションが成り立たせる可能性を実感しました。

 香川県では、原価計算とコストダウン手法について、2回にわけてお話させていただきました。講義後のアンケートでは高評価をいただきました。四国ではじめてのセミナー、受講者の皆さんにわずかかもしれませんが、気づきの機会を提供できたようなので、ほっとしています。

 大阪のセミナーは、問題解決について幅広く知っていただき、考えていただこうと、たくさんの材料を準備したのですが、詰め込み過ぎてしまいました。 説明不足のところも出てしまい、受講者の皆さんには申し訳なかったです。 

 この秋から年末・年始、いくつかのセミナーで講師を担当いたします。

 10、11月に、龍野商工会議所主催で、「問題解決と発想法」を中心に据えたセミナーを開催します。 コンサルタントとしての経験を活かした、役に立つセミナーにしていきます。 

 大阪では6回シリーズで、これまで積み上げてきた「製造現場」の管理・改善・革新に関する考え方、手法を網羅するセミナーを開催します。 本当に楽しみです。

 もちろん、ポリテク兵庫でも品質、コスト、工程管理、問題解決について、受講者の皆さんと研究します。これも、いつもの通り楽しいセミナーになることと、期待しています。

 詳細は、元気カンパニーのホームページに掲載しましたので、興味のある方はそちらを参照願います。

 

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兵庫県中小企業団体中央会から、標記の案内が届きました。

新製品・新サービスの開発や新たな取組み行っていく上で、販路開拓や他社・他機関との連携を進めたいとお考えの企業に役立つ情報です。

具体的に検討したいという方は、一度中央会にご相談してくだい。

親切に対応してくれるはずです。

http://www.chuokai.com/20120731100345.html

中央会販路開拓支援.png

 

 

 

 

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昨日、散歩の帰り道、よく立ち寄るパン屋さんで、とても面白いパンに出会いました。

 

ボングールという名前のパン屋さんです。

一目見て、

「なるほど!」

 「これほどストレートに迫ってくるか!!」

 「『お客さんはどんな顔するか?』といパン職人のしたり顔が浮かんでくる!!!」

と思ってしまいました。

さっそく購入。

そして、味見。

 

パン生地は、米粉。

具は、コンビニのおにぎりの定番 「ツナマヨ」です。 なかなか結構なお味です。

のりに見えるのは、まさに「のり」。味付け海苔です。これこそ直球勝負。

「そのときを楽しくしてくれる」パン職人のウィットを、食べさせていただきました。

 

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 一昨日、昨日(7月11日、12日)、ポリテク兵庫で『生産現場で活用する現場問題解決のアドバンス技法』というセミナーの講師を担当しました。また、来月、大阪で「製造現場の『問題解決力 強化研修』」というセミナーの講師を担当することになっています。

 しばらく前から、『問題解決』のことを考えてきました。何冊ものすばらしい書籍とも出会いました。

 アレックス・オズボーン先生の『創造力を生かす』、ジェームス・W・ヤング先生の『アイデアのつくり方』、ジャック・フォスター先生の『アイデアのヒント』、川喜多二郎先生の『発想法』『続・発想法』、佐藤允一先生の『問題構造学入門』、高橋誠先生の『問題解決手法の知識』、内田和成先生の『仮説思考』『論点思考』、渡辺健介先生の『世界一やさしい問題解決の授業』、狩野紀昭先生の『課題達成型QCストーリー』、宮永博史先生の『セレンディピティ』、クリステンセン先生のイノベーションの本、等々。

 問題を見つけ、問題をかたちづくり、アイデアを創造し、問題解決することの重要性を再確認しましたし、論理を学びました。

 コンサルタントの実践の中で得た「気づき」と、上に例示した碩学の著した書籍から学べたこと(まだ書かれていることの一部しか吸収できていませんが・・・)をセミナーの形にまとめました。

 

 ものづくり企業の管理と改善を推進する現場力、成長する力の源が、この問題解決力にあるのではないかと思っています。言い換えると、現場の『元気』の源は、『問題解決力』にあるのではないかということです。

◎日々発生する問題をきちんと解決したい

◎現場をよりよくしたい

◎これまでの取り組みではもう限界! 抜本的に革新しなければならない

 現場の人は、皆、毎日さまざまな問題に取り組んでいます。大変ですが、それが仕事です。

 

 「どうやったらこの問題は解けるんだろう・・・どうしよう・・・」と追い詰められ、ふとしたことからヒラメキを得て、問題を解決する。そして、仕事の質が高まる。同時に、解決できたという「喜び」の経験が解決者を成長させる。この積み重ねが現場力を高めるのです。

 ものづくり現場のすべての活動は問題解決力に集まり、そして、問題解決力がすべての活動を生み出していくのではないか。あらためて、今、こんなことを考えています。

 「問題解決」のことを、もっと深く、理解していきます。

 

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三左衛門堀の遊歩道、花が咲いています。

 

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八重桜、一輪だけ残っていました。 待っていてくれたわけではないでしょうが、ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 松下幸之助は創業時の厳しい状況に負けずに、どうして乗り越えたのだろうか? どうして乗り越えられたのだろうか?

 企業家は、事業を生み育てる過程で、かなり厳しい状況を乗り越え、大きくたくましく成長しています。

 多くの偉大な先人もそうだし、私のサラリーマン時代にもそんな人を見てきました。

 米国発信のイノベーション論、マネジメント論にはこのあたりのことが希薄な感じがしています。 パッションというのでしょうか、情熱というのか、熱い信念といった感じのものです。

 そんなことが気になって考えているとき、この言葉に出会いました。

 

   『成功とは、意欲を失わずに失敗に次ぐ失敗を繰り返すことである』 

   Success is the ability to go from one failure to another with no loss of enthusiasm. 

 

 イギリスの宰相 チャーチルの格言とのことです。

 

 wikipedia には、チャーチルの格言として、次の言葉も紹介されています。

 「成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない。大切なのは勇気を持ち続けることだ」

 イノベーション論に明示されていない前提条件がここに書かれているのではないでしょうか?

 

 論理的な解析力、発想力、実行力といった頭脳に関わる部分だけでなく、「たましい」の部分にも、イノベーションを解く鍵が隠されているように感じています。 どうでしょうか?  

 

   

 身の回り、出歩くときにながめる風景、普段接点のない世界・環境・・・・、いろいろなところにイノベーションの種が隠れています。

 しばらく前、製造業の改善・革新を支援する役目を担っているコンサルタントとして、常に意識し、データを蓄積していかねばならないテーマのひとつが「イノベーションの種探し」だということに気づきしました。 種自体を探し出すことも重要なのですが、種探しを通じて、イノベーションを創造していくセンス・感度を高めることが大切です。 

 そして、支援先の経営者・幹部に、「イノベーションの種探し」への動機づけにつながる支援をしていかなければと考えています。

 

 「未解決のジョブ」というキーワードが、イノベーションの種探しに役立ちます。

 これは、ブログで何度か紹介してきたマーク・ジョンソンさんがホワイトスペース戦略の中で提案している顧客価値創造のための着眼です。

 「未解決のジョブ」というキーワードをバンドパスフィルターとして頭の中に置きながら、虫の眼・鳥の眼であたりをながめるのです。すると、いろいろなことに気づくことができるし、新しい発見が生まれます。 その中には、ビジネスにつながるアイデアもありそうなのです。

 

 数日前、昼食をとりながらテレビのバラエティ番組を見ていると、「主婦の嫌いな家事ランキング」という切り口で新しい家電製品を紹介していました。 「なるほど! 素朴だが、未解決のジョブ探しの切り口としては面白そうだ!!!」と考え、インターネットで検索してみました。

 asahi.com に「主婦の嫌いな家事」という記事がありましたので、少し引用させていただきます。

20080329141954[1].jpg======

主婦の嫌いな家事

 1位:アイロンかけ 2位:洗濯物をたたむ 3位:掃除 4位:食器洗い

 全国各地で「主婦会議」を開き、その度に「好きな家事」、「嫌いな家事」について聞くが、どの地方も答えはほぼ同じである。

 上記の中で、4位の食器洗いは「食洗機」に代行してもらうことによって解決できる。その他は機械に取って代わってもらうには、対象とするモノ・コトが複雑で、今のところ、どうしてもマンパワーの工夫と忍耐と根気が必要である。

・・・・・

 では、アイロン台を出しっぱなしにしておける家事室またはユーティリティーがあったらどうか。答えは、「そんな所で一人寂しく作業するのは真っ平ゴメン。家族が寛ぐ居間で皆と話しながら、または皆と同じテレビを見ながらかけたい」とのこと。そうなると前述の面倒な一連の作業を引き受けなければならないから、やっぱり「一番嫌い」は変わらないのである。

・・・・・

======

※アイロンがけのイラストは「あずき日記」さんに掲載されているものを使用させていただきました。

 

 「家族が寛ぐ居間で皆と話しながら」「楽しく」「楽に」アイロンかけするということが、未解決のジョブなのですね。なるほど。単に、ランキングを出しているのでなく、主婦の心理まで解析されているいい記事です。

 では、どんな製品・サービスを提供したら主婦・家族も喜び、それを提供する企業もハッピーになれるのか? とても重要なテーマが設定できました。

 では、具体的に取り組むか? どう取り組むか? ・・・・未解決のジョブを見つけられれば、大手家電メーカーでなくても、異業種の中小企業でも、解決策・アイデアを創造することは可能なはずです。 このように考えたい。

 厳しい環境下、いい仕事をしながら成長している企業には、「未解決のジョブ」を解決する製品・サービスを創造しているところが多いのは事実です。 これからも、この切り口で Goodjob やイノベーションの種を見つけ、ご紹介していきたいと考えています。

 

 ところで、アイロンの周辺には、どんなアイデアがあるのだろうかと、また、ネットで探してみました。 なるほどと感心してしまう記事がありました。 知らなかったのは私の不勉強のせいということなのですが、恥ずかしがらずに、次の機会にご紹介します。  

 6月22日(金)・29日(金)の両日、大阪府工業協会主催のセミナーで講師を務めます。

 テーマは「原価把握とコストダウン活動」です。

 本年3月に開催したセミナーが好評だったので、再度開催することになりました。

 

 前回のセミナー受講者からいただいたコメントです。 講師の期待したことはなんとか伝わったと自己評価しています。

・改善への考え方が変わりました。

・(1回目のセミナーの後)社内の機械加工グループ内で、BS法を使ってみました。みんなの感じていることを知ることができて、イライラ感が少し解消できました。 

・実践的な演習課題が多くて、理解しやすかったです。

・工程分析やラインバランス分析の例題をやってみることで、どんな問題に目を向け、どのように対策すればよいのかが分かりました。

 

 今回も、オプションの教材を使って、受講者一人ひとりのニーズにフィットするように頑張ります。

 元気カンパニー仕事研究所のホームページにチラシ全文を掲載しています。 こちらです。

 

  大阪府工業協会セミナー6月.png  

 

 昨日、姫路商工会議所 姫路ものづくり支援センター主催の標記セミナーに参加し、中小製造業に役立ちそうな国、兵庫県、姫路市および関係機関の「ものづくり企業」を主な対象とする補助金事業の情報を入手しました、

 このセミナーで紹介された主な事業に関する情報を以下に記載します。

※説明を聞いた印象ですが、姫路市の支援事業は使いやすそうに感じました。

 

【お願い・注意】

■間違いのないように注意して記載しましたが、以下の情報はあくまでご参考情報です。この点ご了解願います。

■国の予算が決まることが前提の事業も複数あります。 今後変更される場合があるかもしれません。ご検討される場合は、必ず、募集機関のホームページなどを確認してください。

■募集期間が5月、6月というものがほとんどです。 応募を予定される方は、できるだけ段階で、主催機関とコンタクト取られることをお勧めします。

■連絡(e-mail)をくだされば、入手資料をPDFで印刷してお送りします。 

 

1.平成24年度 地域イノベーション創出 実証研究補助事業(予算決定待ち)

(1)公募期間   : 4月27日(金)~5月28日(月)

(2)補助額     : 早期事業化支援枠      800万円以上、2000万円以下
             技術シーズ事業化支援枠 800万円以上、3000万円以下 
(3)補助率     : 2/3以内

(4)応募の条件 : 地域企業+大学 or 高専、公的研究機関等とで研究体を構成

2.国内立地補助事業(平成23年度3次補正予算事業)(二次公募)
  http://www.meti.go.jp/press/2012/04/20120406002/20120406002-2.pdf

(1)公募締切り  :6月1日(金)  

(2)補助率    :中小企業 1/2以内

(3)補助額上限 :150億円

(4)補助対象   :補助事業者の生産施設で使用する設備機械装置等に必要な経費

3.革新的低炭素技術集約産業の国内立地の推進(6月公募開始予定)
  http://www.chugoku.meti.go.jp/koubo/sangyoshinko/110601.html

(1)公募期間    : 6~7月(日にちは未公表)

(2)補助率     : 中小企業 1/2以内 

(3)補助額     : (平成23年度 :15億円を限度)

4.戦略的基盤技術高度化支援事業
  http://www.kansai.meti.go.jp/3-5sangyo/sapoin/koubo_24.html

(1)公募期間    : 4月16日(月)~6月19日(火)

(2)委託制度    : 100%

(3)補助額      : 初年度 4500万円以下  3年で9750万円まで(数年度の制度)

5.兵庫県COEプログラム推進事業
  http://web.pref.hyogo.jp/ie03/ie03_000000002.html

(1)公募期間  : 4月23日(月)~5月15日(火) (本格的研究開発移行枠)

            ※先導的研究枠は6月以降

(2)補助金額  : 本格的研究開発移行枠:1課題につき500万円~1,000万円
             先導的研究枠:1課題につき50万円~100万円(特例200万円まで)

(3)補助率    : 定額  

6.姫路市の支援事業(例)  
  http://www.city.himeji.lg.jp/var/rev0/0035/4625/gaiyou.pdf

(1) 姫路市 ものづくり開発奨励事業
  http://www.city.himeji.lg.jp/s60/2212506/_10216/_9880/_9929/_10001.html

(2) 姫路市 ものづくり創造支援事業
  http://www.city.himeji.lg.jp/s60/2212506/_10216/_9880/_9929/_9998.html

7.温室効果ガス排出削減量連動型中小企業グリーン投資促進事業(案)
   ※一般社団法人 低炭素投資促進機構

(1)公募期間  : 5月1日(火)~8月31日(金)

(2)助成金    : CO2排出削減見込量×4000円/トン(設備稼働開始から5年間)

 

 新年度が本格的に動き出しました。ポリテクQC.png

 教育訓練機関、団体主催の、企業の従業員を対象とするセミナーがスタートします。

 昨年度に続き、今年度も「製造業の現場マン・リーダー、管理監督者」を対象とした、「コストダウンや管理・改善スキルアップ」のセミナーの講師を担当することになっています。

 開催の都度、講義の内容、研究事例など、受講者の理解度を高めるように工夫を重ねていますが、今年度は大幅に改訂を加えることにしました。 

 

 

改善活動のサイクル.png 私は、「明るく、スッキリ、スムーズに」を5S推進のキーワードにしているのですが、セミナーの教材、テキストの5Sをしたということです。 受講者の理解が深まることを願っています。

 また、ホームページに、「これから開催の所長が講師を担当するセミナー」という長い名前のコーナーを設けました。一度のぞいてみてください。

http://www.genki-company-consultant.com/seminar.html

 

 

 

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いかなご Aさん.jpg福知山のAさんから、写真をおくっていただきました。
手作りの「いかなごのくぎ煮」の写真です。

かなり美味しそうです。
妻も、「おいしそう~~!」とうなっていました。

実は、Aさん、少し前に私がブログに載せた「いかなごの釘煮づくり記録」を参考にして、はじめて釘煮づくりに挑戦されたそうです。

こんなメールも送ってくださいました(一部、編集させていただいています)。

 

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「いかなごは福知山では入手出来ないと思っていましたが、スーパーに置いてあり、母が買ってきました。

1k980円、岸和田産でした。

難易度が高く自分では全く不可能な料理だと思っていました。iPhoneを片手に何度も確認しながらつくりました。出来てビックリでした。

母が買ってきたタイミングと(野崎の)ブログの更新が見事にシンクロしたおかげです。もしシンクロしなかったら母の創作料理になっているところでした。おかげさまで、美味しく出来たと思います。

春の楽しみが増えました。ありがとうございました。来年も挑戦します(^-^)/」

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写真、ブログ記事がお役に立てて、ほんと、うれしい限りです。

P1020577.JPG スティーブ・ジョブズ曰く、「創造とは結びつけることだ」。 彼はこう続ける。「創造的な人は、どうやってそれをやったのかと聞かれると、ちょっとうしろめたい気持ちになる。実は何をやったわけでもなく、ただ何かに目を留めただけなのだ・・・・さまざまな経験を結びつけて、新しいものを生み出すことができたのだ」。

 ※『イノベーションのDNA』(クレイトン・クリステンセン他著  ㈱翔泳社)の52pから引用。 

 

今日、とても面白いお菓子をゲットしました。

タイトルに書いた「納豆あられ ~納豆のネバリと旨味がそのまま~ たべネバッ!」です。

袋の裏側に書かれたキャッチコピーを転載しておきます。

 

  *****

  江戸時代から食べられていた納豆。

  「納豆と蜆に朝寝起こされる」

  という川柳が詠まれたほど納豆は

  古くからの定番メニューでした。

  日本人に長年愛されてきた納豆のネバネバ感を

  あられにした納豆あられは、まさに食べネバ!

  *****

 
果たしてこれが、「あられなのか?」P1020579.JPG

もう一度食べたいと思うか、一度だけで結構ということになるかは、食べてのお楽しみです。

 

「これ・・・とても、後をひきますね~~」

「確かに、あとくちは 納豆 !」

「小袋、一袋で57 kcal もあるので、・・・・困りますね~」

わが家では、評価高いです。 

 

お菓子のメーカー、いろいろなこと考え出しますね!

「国内産もち米のおかき」+「納豆パウダー」 ⇒ 「食べネバ!」

なるほど!

これが、イノベーションのDNAのひとつ「結びつける力」の成功事例となるか? 

ちょっと楽しみです。 

 『アイデアのヒント』(ジャック・フォスター著)(以下『ヒント』と略称)は決して固いだけの本ではありません。こんなことも書かれています。おもわず吹き出してしまいました。

 ジャン・ジャック・ルソーは言った。アイデアのヒント.png
 "To Be is to Do."
 (生きることは行動することだ)
 ジャン・ポール・サルトルは言った。
 "To Do is to Be."
 (行動することは生きることだ)
 フランク・シナトラは言った。
 "Do Be Do Be Do."

 『ヒント』を読み終えたとき、「もっと早く出会えていたら!」とつぶやいてました。

 イノベーション論の多くは、「アイデアを生む」ことそのものを深追いしていないように思えてなりませんでした。 

・どのようにビジネス・イノベーションのアイデアを生んでいるのか? 

・顧客価値提案のアイデアは、どこから、どんなふうに生まれるのか? 

・破壊的なビジネスモデルは・・・? 

 どこか腑に落ちないところがいつも残っていました。 「ブルーオーシャン戦略」「ホワイトスペース戦略」そして「価値づくりの経営」にしても、まずは、イノベーションにつながるアイデアを生まなければ、はじまらないのに、あっさりと生まれてしまったような印象が残ります。 

 ※浅学のため、読みが浅いかもしれません。違っていたらご容赦願います。

 

 

dna[1].jpg 少し前、クリステンセンさん他の方が書かれた『イノベーションのDNA』(以下、『DNA』と略称)を読み、「なるほど! そうだったんだ! それはそうだろう!」と妙に腑に落ちたのです。
 この本の「第二章 発見力その1 関連づける力」の中にある「■関連づける力を伸ばすためのヒント」の項に、強制連想法、刺激語法やオズボーンのチェックリスト法など「発想法」の諸技法が紹介されていたからです。
 「イノベーション」という今風の衣をまとっているだけど、その肝心な部分は、いわゆる「発想法」なのか?! 考えてみれば、当たり前です。 「アイデアはどこから生まれるのか」「どうしたら生まれるのか」という古くからある「問い」に対する答えが「発想法」です。
 イノベータだけ、特別な方法でイノベーションのアイデアを見つけているわけではありません。研究者、広告のクリエータ、芸術家と同じように、イノベータも発想法を使っているです。別の言い方をすれば、イノベータであるためには、自分なりの発想法を習得していることが必要条件だったということなのです。
 こんな、いたって当然の答えを『DNA』で確認しました。

 『DNA』では、イノベータを特徴づける能力が「発見力」であり、「発見力」を構成するのは「5つの力」だと説明しています。関連づける力、質問力、観察力、ネットワーク力、実験力です。
 
 『ヒント』では、「アイデアをつくる」ために以下のことが説明(提案)されています。
 アイデアを生むための心の準備として、
 第2章 もっと楽しもう
 第3章 自分を信じよう
 第4章 「その気」になろう
 第5章 子供に戻ろう
 第6章 「知りたがり」になろう
 第7章 笑われることをおそれるな
 第8章 「考え方」のヒント
 第9章 いろいろなものを組み合わせてみよう
 アイデアを生むプロセスとして、
 第10章 質問を変えてみよう
 第11章 情報をかき集めよう
 第12章 とにかく数で勝負しよう
 第13章 いったん全部忘れてしまおう
 第14章 ひらめいたら実践しよう

 『ヒント』のかなりの部分が『DNA』の言わんとしていることと重なっているように感じます。 『DNA』は『ヒント』からインスパイアされたのでは? と思ってしまうほどです。 『ヒント』の「第11章 情報をかき集めよう」に書かれている「ベーコンの宣伝」アイデアのための質問事項は、『DNA』の「第3章 発見力その2-質問力」に書かれているベイン&カンパニー会長オリット・ガディッシュの質問を思い起こさせるものでした。
 見方を変えると、『ヒント』に書かれていることは、「イノベーションを実現するためにも有効な方法だ」だと言えるということです。 これは私にとっての、セレンディピティです。ありがたい。

 

アイデアのつくり方.png それから、『ヒント』の「第5章 子供に戻ろう」は、スティーブ・ジョブズの「Stay Hungry! Stay  Foolish!」の後半「Stay Foolish」に通じるのではないか、もっと率直に言えば、「Stay Foolish=子供に戻ろう」なのではないかと感じました。 これ以外にも、たくさんの気づきを与えてくれます。
 
 『アイデアのヒント』の土台になっているのは『アイデアのつくり方』(ジェームス・W・ヤング著)。初版が1940年発行、70年も前に書かれた本です。現在購入できるのは、阪急コミュニケーション発行の本文60ページ弱のとても薄い本です。

 薄い本ですが、とても濃いです。エッセンスが詰まっています。

 イノベーションのことが気になって仕方がない方で、『アイデアのつくり方』と『ヒント』をまだ読んだことにない方がいらっしゃったら、読まれることをお勧めします。 

 『アイデアのつくり方』『アイデアのヒント』をもう少し深く読み、考え、中小企業製造業のイノベーション支援に活かしていきたい。

 

 いかなごの釘煮、春のイベントです。 

 妻は、毎年楽しんでいます。 食べることより、つくること自体が楽しいといいます。 親戚、知人も、たぶん、待っていてくれているのだろうと思います。

 2月28日、いかなご漁が解禁になってすぐ、まず2kgをつくりました。

 今年は、調理しているところを観察・記録しておくことにしました。 はじめてです。

  

01P1020405.JPG①材料の調達

  メインの材料は生の「いかなご」です。

  近くのスーパー(イオン・リバーシティ)で購入。

 価格は1kgで880円。

 一連の作業は、1kgのいかなごを煮る場合のものです。

 

 

 

 

02P1020470.jpg②水洗い(流水を掛け流す)

  ボール+ザルに、いかなごを入れて、しばらく、流水で洗います。 シャワー状にした水道水を掛け回す感じです。

1~2回、手で軽く上下を返す。

 

 

 

 

 

04P1020472.jpg③水洗い(ボールにザルをつけ、ザブザブ)

  途中何度か、ボールにザルをつけ、ザブザブと洗います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

03P1020471.jpg④水洗い終了 

  ボールの水の濁りがほとんどなくなったところで、終了。

  右の写真の濁りは、まだ終了ではありません。もう一息です。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

05P1020479.jpg⑤水切り 

  ボールの中に小さなザルを置き、その上に、洗い終えたザルを乗せます。

 水切りの時間は、10分程度か。

 煮汁づくり、生姜の千切りなどの作業を行っている間、そのまま水を切っています。

 

 

 

 

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⑥生姜の皮む07P1020403.jpg  

  生姜は、流水の下で、ナイフを使って、大雑把に痛んだところは取り除きます。 あまり神経質には行っていません。 

 

 

 

  

 

  

08P1020404.jpg⑦生姜を洗う

  たわしで、表面の汚れをとります。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

09P1020406.jpg⑧生姜の皮むき完了

  ざるに入れておきます。

 

  

 

 

 

                                                            

10P1020410.jpg⑨煮汁づくり

  砂糖(きざら)を計量する。

  いかなご 1kg に対し、200g。

  他所のお宅より少なめ。 多いお宅では 230~250g とのこと。 

 

 

 

 

 

11P1020413.jpg 砂糖をなべに移す。

 

 

 

 

 

 

 

 

12P1020414.jpg お酒を計量し、なべに入れる。

 いかなご 1kg に対し、100CC。

 

 

 

 

 

 

 

13P1020416.jpg ミリンを計量し、なべに入れる。

 いかなご 1kg に対し、100CC。

 ※お酒、ミリンの合計量は200CCが適量。

   お酒とミリンの割合は、お好み。

   レシピ本では、ミリン150CC+お酒50CCが標準。 

 

 

 

   

 

14P1020420.jpg お醤油を計量し、なべに入れる。

 濃い口醤油を使用。

 いかなご 1kg に対し、200CC。

  ※薄口醤油を使う人もおられます。 好みです。 

 

 

 

 

 

 

15P1020421.jpg 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

16P1020422.jpg なべを火にかける。

 沸騰するまで、強火。

 

 

 

    

 

 

 

17P1020424.jpg⑩生姜の千切り

 生姜を千切りにする。細め。 1mm□ 程度。

 生姜の量は、いかなご 1kg に対し、50~70g程度。

 ※実山椒を入れる場合の量。

   実山椒を入れない場合は、100~150g程度。  

 

 

 

 

18P1020482.jpg ※できるだけ細い千切りにする。

   食感を浴するためです。

 

 

 

 

 

  

 

19P1020430.jpg⑪煮汁を適時まぜる

  煮汁をこがさないように適時まぜる。

 

  

 

 

 

 

 

 

20P1020432.jpg⑫実山椒の準備

  今回はぶんせんの「みざん」を使用。

  いかなご 1kg に対し、35~50g。

  お好みにより、実山椒は入れなくてもよい。

 

 

 

 

 

 

21P1020436.jpg⑬クッキングペーパーで落し蓋づくり 

  右の写真の形状のものを使用。 経験上、この形がよいとのこと。

 

 

  

 

 

  

 

 

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⑭材料をなべに入れる

 まず、洗い、ざるをあげておいたいかなごの半量をなべにいれます。手でなべそこに均等に置く感じです。 

 

 

 

 

 

 

 

23P1020444.jpg つぎに、千切りした生姜を、これも半量ほど入れます。

 いかなごの上からまく感じです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

  つぎに、煮 山椒を、これも半量(20g)ほど入れます。24P1020445.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 


  こんな感じに入れます。25P1020446.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

26P1020448.jpg もう一度、同じ作業を繰り返します。

 

 

 

 

 

 

 

 

27P1020450.jpg いかなごを入れます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 生姜と煮山椒を入れます。28P1020453.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

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⑮クッキングペーパーで作った落し蓋を置く

 

 

 

 

 

⑯煮る

30P1020457.jpg  最初、火力は強火。

 沸騰したら、中~強火に。 

 ふきこぼれないように調整する。

 

 

 

     

 

 

 

31P1020459.jpg  ふたは隙間をあける。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

32P1020484.jpg⑰煮詰める

 煮汁がわずかに残るところまで煮詰めます。  

 煮ている間、いかなごに触りません。 

 ※煮る時間:妻は1時間程度は煮ます。  

         固からず、柔らからずです。 

 

 

        

 

 

33P1020489.JPG⑱いかなごをひっくり返す

 なべを振って、いかなごをひっくり返します。 

 数回(2~3回程度)まで。 

 いかなごが崩れないように注意しつつ、大胆に。 

 

 

 

 

 

 

34P1020491.jpg⑲ザルにあける

 でるだけ大きな、面積のあるザルに広げます。 

 1kgの場合、直径30cm程度のザルを使っています。  

 

 

 

 

 

 

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37P1020500.jpg⑳団扇であおぐ

 湯気がでなくるまで。 

 

 

 

 

  

 

 

38P1020508.jpg◎完成

 

 

 

 

 

 

 

 

  

39P1020509.jpg◎味見1

 今年もおいしく出来上がりました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎味見2

 これも例年の行事。 できたてで、一杯。 これは私の唯一の仕事で。

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イノベーションを興す.png 今日、とても大きなニュースが流れました。

 「経営再建を模索していた半導体大手エルピーダメモリは27日、会社更生法の適用を東京地裁に申請した。・・・パソコンなどに使われるDRAMの市況悪化や円高で業績が急激に落ち込んだ・・・負債総額は4480億円。製造業の経営破たんでは過去最大の負債額」

 伊丹敬之氏の書かれた『イノベーションを興す』には、

 「日本の新製品づくりがどうして壁にぶつかってしまったのか?」

 1960年代から80年代まで、あれだけ元気だった電機・電子の製造業が、なぜ、今のような惨憺たる状態になってしまったのか?」

・・・といった疑問に対する「考えるヒント」「腑に落としてくれる示唆」が示されています。

 

 このニュースが流れたとき、クリステンセン他の方が書かれた『イノベーションのDNA』に対比したく、日本の学者が書いた何冊かの書籍を読み直していました。その中の一冊、伊丹敬之氏の書かれた『イノベーションを興す』が、日本の半導体企業がはまり込んでしまった『罠』についてかなり率直に、そして鋭く解釈されていることに、あらためて気づきました。

 

 腑に落ちた一節(第1章 筋のいいテーマを嗅ぎ分ける 「ロードマップのウソまこと」)から抜書きしてみます。

 ・・・「魅力的な技術の未来像を科学的知見のある人々がコンセンサスとして描いたもの」というのが、技術ロードマップの一般的な定義であろう。しかも、技術発展の道筋を時間軸を明らかにしながら描こうとする。いわば、特定分野の技術発展の未来図である。

 そうした共通理解が技術発展のために協力し合うべき人々の間で作られることには、それなりの効果があるだろう。お互いに自分は何をしなければならないか、了解し合えるからである。

 また、筋のいい技術テーマを嗅ぎ分ける立場の人にとっても、多くの識者が技術の将来をどう見ているかという情報源としてロードマップは参考にはなるだろう。どんな技術課題を最終的には乗り越える必要があるかについての情報源としても、意味が大きいだろう。

 これらのメリットは、ロードマップについての「まこと」である。しかし、ロードマップにはウソも多い。

 ・・・

 たとえば、企業の中で本社などの「権威がある」と一応思われている部署が自社の技術ロードマップなるものを企業全体の将来戦略の資料として作ると、それが実際に技術テーマの具体的プロジェクトを選択しなければならない人々にまるで天から降ってくるように下ろされてくる。これが、「この路線で考えよ」という暗黙の指示になる。結果として、現場の嗅ぎ分け努力の邪魔をする。さらに、そうしたロードマップが下りてくるのに慣れてしまうと、自分で地図を作り、自分で嗅ぎ分ける、という能力の育成にもマイナスになる。自分の頭で悩まないことには、力はつかないのである。

 その上具合の悪いことに、ロードマップには「この時点までにこうした技術が開発される」という時間入りのマイルストーンがあるのが常である。それが、技術開発活動を管理しようとする側から見れば、じつに好都合なのである。「そのマイルストーンを守れたか」が、管理指標になるからである。したがって、管理される側はマイルストーンを守ることを至上命題にしかねない。ロードマップが現場を縛るようになるのである。

 しかも、開発活動をする本人たちに「自分のロードマップを書け」という指示が上から来るようになると、ロードマップのウソも極まってくる。 ・・・自分のロードマップとはしばしば、「開発における目標管理の指標」になってしまっている。・・・ロードマップといういかにもきちんとした予測かのごとくの「発展経路の道筋」として、時間軸入りで描かせようとして、それで管理しようとするのが、間違いなのである。

 

 そもそも研究開発活動とは、未知の世界絵の探索活動である。何が出てくるか分からないからこそ、開発が必要なのである。その成果を、事前に成功時点まで含めてきちんと描けというのは、研究開発活動の本質からずれている。

 現場で筋のいい技術テーマを嗅ぎ分けようとしている人が作るべきは、自分なりの技術の俯瞰図である。自分が開発しようとする技術テーマとその関連技術についての全体的発展の予想としての俯瞰図である。・・・科学原理と社会の動きの原理の両方を考えた上で作られるべき大きな地図である。

 

 皆様はこの文章を読んでどんなことを感じられたでしょうか?

 

 今、われわれが拓かなければならない「イノベーションへの道」とは真逆の道を、長い間、放浪してきてしまったのでは・・・と、私は感じております。

 

img_1068.png 昨年11月に 『今の事業の仕組みを見える化し、新しい事業を設計し、試行錯誤する』 という記事をこのブログに書きました。これは、マーク・ジョンソンさん著書 『ホワイト・スペース戦略』 に書かれている見方・考え方・取組み方が、中小製造業の革新のための「道しるべ(道標:物事の順序を教えて手引きの役をするすること、もの)」として有用だと考え、紹介させていただいたものです。

 「顧客の未解決のジョブ」を発見し、それを解決する「顧客価値提案」を核に事業を組み立て、イノベーションにつなげることを説いています。 

 

 

 

 

 

 

 

 

41rpjuqFoqL._SS400_[1].jpg ホワイト・スペース戦略が発行されるしばらく前に、宮永博史さん(東京理科大学 MOT大学院 教授)が 『顧客創造』 という本を出されています。この中で、宮永先生は 「顧客のボトルネックを発見し、顧客を創造する」という表現で、 「顧客創造」の大切さ、具体的な顧客創造への方法論を説かれています。これもとても役に立つものです。

 事例として取り上げられている企業が日本の企業・機関であり、顧客創造が身近なものと感じられましす。

 また、「本当に使えるSWOT分析の手順」という解説は、 SWOT分析の効果に少し疑問をもっていた私にとって、「なるほど・・・! そうだったのか! こう取り組み方をしたらSWOT分析は役にたつ!!!」 とSWOTの意義・有効性を "腑に落として" くれました。

 

 

 

 

 

 

 「顧客価値提案」 「顧客創造」 と使っている言葉は少し違いますが、新製品・新事業を創造するための根本的な見方・考え方・取り組み方には近いものがあります。

 少しずつではありますが、「中小製造業のイノベーション」への道が見えてきたということもありますので、ひょうご経済戦略2月号 「経営相談Q&A」 のコーナーに 『新製品・新事業開発を成功に導くヒント』 という文章を掲載していただきました。 宮永先生の「顧客創造」 に書かれた事例のひとつと、「顧客創造」の考え方を、Q&Aの形で紹介させていただきました。

 

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http://www.genki-company-consultant.com/report.html#06

 

 経営資源が限られている中小製造業が、新製品・新事業開発を成功させる重要なポイントのひとつが、「競争に明け暮れるフィールド」 から外れ、「顧客を創造する道」を拓くことだと考えます。 そして、その第1ステップが、顧客の「未解決のジョブ」「顧客のボトルネック」を発見することです。では、どうやって発見するか?

 ホワイト・スペース戦略(マーク・ジョンソン)、価値づくり経営(延岡健太郎)、顧客創造(宮永博史)、知識創造(野中郁次郎)、そして、イノベーションのDNA(クリステンセン他)。 イノベーションに取り組むための哲学、方法論は集まりました。 ここからは、実践です。

 

※宮永先生の書かれた 『セレンディピティ』 『ひらめきを生む発想術』 という本もまた、いろいろな気づきを与えてくれます。

 

 下記の展示・商談会開催の情報を入手しました。
 金属加工などの技術をアピールしたい企業に役立つイベントだと思います。
 
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「第4回神戸市内中小企業加工技術展示商談会」のご案内 
http://www.city.kobe.lg.jp/business/promotion/commerce/venture/kakougijyutsuten4.html
 
 加工技術を、県内外の発注側企業関係者の皆様に広くアピールしてみませんか。

【日    時】6月8日(金)
【場    所】神戸市産業振興センター2階展示場
【申込締切】2月29日(水)
【問 合 先】神戸市 産業振興局 工業課
            TEL:078-322-5333  FAX:078-322-6074
            E-mail:kogyoka@office.city.kobe.lg.jp
 
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 今日の日経夕刊 『学びのふるさと』 というコラムに、歌手平原綾香さんの「顔晴る 字を変えれば顔は晴れ晴れ」というインタビュー記事が載っていました。

 ・・・・デビュー前のある日、先生が最近本で見つけて気に入った言葉として教えてくれたのが 「顔晴(がんば)る」 です。 「『頑を張る』と書くとつらさを我慢して無理やり生きている感じがする。でも字を変えれば顔は晴れ晴れと、心も晴れやかになるよね」と。幸せな気持ちで夢に向かっていけるような感じがして、私もこの言葉が大好きになりました。・・・・

 

 私は、これまで 「顔晴る」 という言葉を知らなかったのですが、 「なるほど! これもいいですね!!!」と感心しました。 「頑張る」 の 「歯を食いしばる」 イメージとはかなり違う 「がんばる」 イメージが浮かびます。

 少し顔をあげて、ちょっと微笑み、明るく走っていく若い女性。そんな感じです。

 柔軟な雰囲気もただよっているようにも思います。

 私もこれからこの字を使っていきましょう。 語源辞典に 「顔晴るは平成時代に広がった」 と書かれる時代がくるかもしれません。

 

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 google で 『顔晴る』 を検索すると、たくさんヒットします。しばらく前から、話題になっていた言葉であることを知りました。

 また、「頑張る」の意味をあらためて調べてみました。goo辞書によると

1.困難にめげないで我慢してやり抜く

2.自分の考え・意志をどこまでも通そうとする。我(が)を張る。

3.ある場所を占めて動かないでいる。

 確かに、「かたくな」 な感じです。

 語源辞典では、「頑張る」 は 江戸時代から見られる語で、漢字は当て字。 「我を張る」 「眼張る」 という言葉が語源とのこと。

 

  

img_48.png 平成24年度も、ポリテク兵庫で開催されるセミナー(名称 在職者訓練コース)の生産管理系コースの講師を担当することになりました。

 

 開催回数が増え、新しいコースも開催します。

 受講者の皆さんのお役に立てるように、がんばります。

 

 製造業で働く皆さんに、楽しく、充実した『仕事研究』活動に取り組んでいただきたく、『品質』『コスト』『納期』の3つの面から、管理と改善の基礎的なスキル向上のお手伝いをします。

 そこし、社員のスキルアップが、会社の基盤強化と収益力のアップにつながると信じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 このセミナーの詳細はポリテク兵庫のホームページをご覧ください。

 アドレスは以下の通りです。

 ポリテク兵庫アドレス    :http://www3.jeed.or.jp/hyogo/poly/

  〃 在職者訓練コース  :http://www3.jeed.or.jp/hyogo/poly/contents/holding/index.html

  〃 生産管理系コース  :http://www3.jeed.or.jp/hyogo/poly/contents/holding/2012seisan.pdf

 

 元気カンパニー仕事研究所のホームページにも掲載しています。

 http://genki-company-consultant.com/report.html#05

 

 今朝、いつもとは反対側の外堀側・三左衛門堀の東側を姫路駅の方に向かい、散歩しました。

 少しでも陽があたり暖かい西側を歩くことが多いのですが、陽のあたらない道を選びました。

 そこで、ちょっといい風景にであいました。

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 日のあたらない道を歩き、暖かそうに陽のあたる木々を見ることができました。

 

 帰り道は暖かい道を通って帰りました。 思い立って、ほぼ同じ辺りで写真を撮りました。

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 印象がだいぶ違います。

 観察者の立つ位置、対象物と太陽の位置関係、太陽と観察者の位置関係によって、風景はかわります。

 また、この景色を見ることができたのは、"偶然" によるものなのですが、この偶然はどんな意味があるのか、などなど・・・ 

 朝の散歩は普段とは違うことを感じさせてくれますし、気づきを与えてくれます。

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 『競争市場では一般に製品は技術進化を続け、新製品になるごとに性能を向上させていく。そうした中で既存製品に比べて性能が低いながら、低価格・単純・小型・使い勝手がよいなどの特徴を持ち、既存市場の顧客とは別の顧客から支持される技術革新が行われることがある』。

 そして、『確立された技術やビジネスモデルによって形成された既存市場の秩序を乱し、業界構造を劇的に変化させてしまう』ようなイノベーションのこと』を『破壊的イノベーション』と説明されています。

 ハーバード・ビジネススクールのクレイトン・M・クリステンセン(Clayton M. Christensen)が提唱しました。

 

ものづくり2011.12.png 日経ものづくり(2011年12月号)の巻頭に、キングジム執行役員 亀田登信氏の『我々は枯れた技術で勝つ』という記事が掲載されました。

 "ポメラ"という製品の存在を知ったのはこの記事からです。とても興味深いコメントが書かれています。

 『あり得ないくらい機能を絞り込んだ』

 『これだけネットやメールが浸透している時代に、ポメラはそれらを一切排除しました』

 『そもそも文具って、そういうものなんですよね。ペンは書くだけ、ハサミは切るだけ。単機能だけど、ユーザーはそれを100%引き出す。そのためにも、コアの部分はちゃんと造り込んでいないとダメなんです』

 『ポメラは、核となる技術は白黒の液晶と日本語入力システム「ATOK」です。・・・枯れた技術です。・・・枯れた技術は技術的な進歩が止まっているからこそ、スペックや価格が大きく変わりません。・・・・枯れた技術を使えば、たとえ他社から似たような商品が発売されても、価格はそんなに変わりません。先に出していれば、お客様も売り場もまずは私どもの商品を扱ってくれます。・・・』

 『誰よりも早く、枯れた技術で徹底的に造り込んだ商品を出す。これが、今のキングジムの勝ちのパターンです』

 

 その後、  "価格.COM" で価格の動向を見ながら、同時に、口コミ記事をいろいろ読んできました。

 最近は、iphone のブルートゥース入力用キーボードとして有用であるという記事がだいぶでてきていますが、「ネットとつながっていないこと」の価値を評価する意見もかなり見受けられました。 文書を書く人たち(プロの物書きやビジネスマンなど)にファンがたくさんいるようです。

 極端に機能を絞り込み、ケースをあけると即作業開始できるという重要な性能をもった製品。確実に顧客価値を創出した製品だろうと思います。安いものではありません。モバイルPCとどっこいの価格です。

 ポメラは 『破壊的イノベーション』 呼ばれる製品なのか? たぶん別のものです。 既存市場の秩序を乱し、業界構造を劇的に変化させてしまうことはないでしょう。

 でも、その価値をわかる人にとっては常に身近において置きたい道具、そして、とても面白い、イノベーティブな、特異点的な道具だと思いました。

 

 安い買い物ではないのですが、どんなものか知りたくて、とうとう購入してしまいました。 アマゾンの価格を価格.COMでウォッチしながら、「ここだ!」というところで注文しました。その後、複雑な値動きがあり、翌日には、私の注文価格より1600円も下がってしまいました。 もう一日我慢できなかったことは残念ですが、いい経験をしました。

 

 親指変換という入力方式にも挑戦してみようかなどと、無謀なことも考えています。

 いずれにせよ、とても刺激的で、イノベーティブな製品です。

 

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 私のお酒の先生から、『立春朝絞り 富久錦 純米吟醸 生原酒』『平成二十四年壬辰二月四日』を いただきました。 

 調べてみると

 ・・・「日本名門酒会」(東京都)が主催。各地の蔵元(メーカー)38蔵が参加し、県内から唯一参加する「富久錦」(加西市三口町)も「生まれたての新鮮な味わいを楽しめるめったにない機会」としている。・・・・

 ・・・ 「立春朝搾り」は、出来たてをその日のうちに飲む企画のため、各地の蔵元近郊の酒販店を通じて販売される「地域限定酒」。1998年から始まり、全国の販売本数は年々増え、昨年までの10年間では720ミリリットル換算で約3万本から約18万本になった。富久錦も04年から参加し、昨年は県内や大阪府内へ約7200本を出荷した。・・・・

と説明されています。

 ラベルも神々しいです。それもそのはず、

 ・・・ 立春当日は地元産の酒米・山田錦で作った新酒を未明から搾って瓶に詰め、早朝、酒販店もラベル張りなどに協力。新酒は市内神社の宮司によって無病息災を願うおはらいを受けた後、出荷される。・・・(以上の解説分は毎日jpの記事からです)

 もちろん、写真撮影のあと、すぐに試飲。 ほんの少しで我慢しました。 とても瑞々しく、こうじの香りがほんのり、とても呑みやすいお酒です。 いい仕事(職人の技)してますね!!!

 ブログをアップしたら、娘が届けてくれたカラスミを肴に、しっかりいただきます。

 この世間、まだまだ知らない、優れものがありそうです。捨てたものではありません。頑張ります。

 

 

価値づくり経営の論理.png 昨年2011年9月に出版された延岡健太郎さんの著書 『価値づくり経営の論理』 のなかに、 「機能的価値」 と 「意味的価値」 に関して、以下のことが書かれています。この本、ほんと参考になる素晴らしい本です。

 ・・・・

 機能的価値とは、客観的に価値基準が決まった機能的な評価によって決まる価値である。一方、意味的価値とは、顧客が商品に対して主観的に意味づけすることによってうまれる価値である。

 機能的価値は、商品がもつ機能によって決まる価値だが、意味的価値は商品と顧客が影響し合って共創する価値だ。機能的価値は主に製造企業が決めるが、意味的価値は主に顧客が決めるといっても間違いではない。

 ・・・・

 機能的価値と意味的価値に分類する枠組みの優れた点の一つは、これら二つの軸によって商品がもつすべての価値を包括的に表すことができることである。つまり、すべての商品の価値は、機能的価値と意味的価値の合計である。

 ・・・・

 機能的価値と意味的価値という切り口でいろいろな製品を見ていくと、これから新製品開発を進めるうえでの発想のヒントを発見できます。    ※この書籍は製造業のイノベーションを説いたものですが、それ以外の分野でも参考にできる視点が多数示されています。

 今回は、この本の紹介ではなく(紹介は別の機会にもう少し丁寧にしたい)、意味的価値という視点からながめると、身近なところにビジネスアイデアが見つかるのではないかということを紹介したくて、書いています。

 

 下の3枚の写真は2週間ほど前、ウォーキングの途中で撮影したものです。

駐車場.JPG駐輪場.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 駐車場、駐輪場です。表示されていることは、機能を表すものだけです。左側の写真の場合、仕様書の記載事項が大きく書かれているようで、どんな駐車場かよく分かります。右側も、場所と何をするところか、料金はどうなっているのかひと目で分かります。機能価値をとても簡潔に示していると思います。

 でも、ここで誰かと待ち合わせるとき、どう説明するか???  駐車場はたくさんあるので駐車場名でその場所を伝えるのに困った方もいるはず。

 それでは、下の写真はどうでしょうか?

乾麺パーキング.JPG

 

 姫路にお住まいの方でご存知の方、多いのではないでしょうか。乾麺のイベントなども行われるパーキングです。もちろん、このパーキングのことをまったくご存知でない方には、意味的価値はないかもしれません。でもご存知の方なら、「あそこか! 知っているよ!!!」となると想像します。

 ことによると待ち合わせに使えるかもしれません。名称自体に意味的価値が込められています。  

 このことをヒントにすると、いろいろアイデアが生まれてきます。

 

御座候.jpg  大きな城丸姫(しろまるひめ)の看板を上げた "しろまるひめパーキング" 、大きな御座候のモニュメントを掲げた"御座候パーキング"・・・・こんなパーキングがあったら、どうでしょうか。

※右の御座候のホームページから借用しました。ありがとうございます。

 京セラドームがあるのですから、"塩味饅頭パーキング"があってもいいじゃないでしょうか?

 

 人と違った考え方をし、アイデア間の思いがけないつながりをより合わせる能力を高めるために、次にあげる短期と長期のトレーニングをやってみよう。それほど時間がかからないものがほとんどだが、続けて行えば新しいアイデアを生み出す能力が高まる。ここで紹介するトレーニングは、上層部が抱える戦略的課題から、生産現場の課題に至る、あらゆる問題について、創造的な解決方法を考え出す助けになることがわかっている。

 ヒントその1― 新しい関連づけを強制する

 ときにイノベーターは、普通は組み合わせない物事を組み合わせる、「強制連想」を行う。たとえば電子レンジと食洗機の機能を組み合わせた製品を想像する(または無理矢理考える)など。これがイノベーティブな製品のアイデアをもたらすことがある。・・・・・

・・・・

 あなたや会社がいま抱えている問題について、こういった強制連想のトレーニングをやってみよう。無関係な項目やアイデアをランダムに選び、それが自分の問題とどのような関係があるか、じっくり考える。要は、物事をランダムに選んで自分の抱える問題と関連づけ、頭をしぼってできるだけ多くの自由な(突飛でもかわまない)関連性を見つけるのだ(・・・関連性が多いほど優れたアイデアが生まれる確率が高まる)。その際、下表を使って、得られた洞察を整理することをお勧めする。

強制連想.png

 以上の文章は、クレイトン・クリステンセンさん他の方が書かれた『イノベーションのDNA』の「第2章 発見力その1―関連づける力」のなかから引用しました。

 イノベーションのことを探っていくなかで、アブダクション、セレンディピティといったことがイノベーションを生み出す最初のきっかけになるのではということに気づきました。そして、クリステンセンさんの最新の邦訳本であるこの本で、強制連想をはじめとした発想法につながってきました。

 なるほど、なるほど・・・・・

 『イノベーションのDNA』については別の機会に、詳しく紹介します。良い本です。

なんとかしなければならない課題を抱えている方に役立つはずです。推薦します。

 

 

 ところで、上の表、『謎かけ』の問題と答えを考えるときの、発想法と重なります。謎かけは「関連性」の発見力の練習になるエクササイズではないでしょうか。

 『謎かけ』とかけまして、

 『イノベーション』とときます。そのこころは、

 ①『斬新な組み合わせが人を楽しくします』

 ②『想像(創造)力の結晶です』   

あまりできよくないですね。修行不足です。ご容赦願います!!! 

 

 

 

 改修工事に入ってから、朝のウォーキングで姫路城まで足を伸ばすことが減りました。1週間ほど前、久しぶりに、お城の東側に回って写真をとりました。

SH360321.JPG

   

 この方向から見た姫路城が好きです。 下の写真は2007年5月に撮影したものです。約5年前の写真。時間のたつのは速いものですね。 お城の美しい姿、一日も早く見たいです。

   IMG_0021.jpg

 

 

 

井戸端会議②.png 最近、同業(コンサルタント)の友人の何人かと 『たまには井戸端会議でもしようか!』 ということが持ち上がっています。 会議の愛称を何か考えたいので、weblio で 「井戸端会議」 の英語訳を探してみると、content-free chat、idle gossip となっています。 "gossip" は「違うなあ~」ということで、"chat" を使うかと考えていたのが昨晩でした。

 そして今日、1月22日の日経朝刊の文化面に、別役実さんの『方言の時代』という文章が掲載されています。 この中に、『井戸端会議』 『床屋談義』 のことが触れられていて、われわれがやろうとしていることの意義・意味を気づくき、認識することができました。 まさに、偶然です。

 ※右のイラスト出展:http://blogs.yahoo.co.jp/kyoto194646/42440354.html

 昨年秋口から 「セレンディピティ=幸福な偶然」 のことを勉強していて、中小企業支援のキーポイントのひとつが、 「セレンディピティ」 の視点ではないかと思いつつあるなかでの、偶然なのです。 「セレンディピティ」 ということを意識していなければ、別役さんの記事の井戸端会議、床屋談義に気づかずに終わったのではないかと思っています。 「なるほど! セレンディピティ!」

 ※くどい文章になってしまいしました。ご容赦!

 

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 『方言の時代』  著者:別役 実氏  (日本経済新聞 2012年1月22日 文化32面)から

・・・・・

 かつては、こうした 「肉声をやりとりする現場」 が、我々の周辺にいくつもあった。いわゆる 「井戸端会議」 がそれであり、 「床屋談義」 も 「銭湯でのおしゃべり」 も、それであったと言えるだろう。地域毎の最も内密なコミュニケーションは、こうした場で醸成されていたのであり、そこから地域の文化的な独自性も生まれたに違いない。

 「それに代わるものとして、テレビのスタジオ番組が出来た」 というのは、ほぼ確かであると私も考えるが、果たしてそれがかっての 「井戸端会議」や 「床屋談義」 と同じ効用を発揮しているかと言うと、大いに疑わざるを得ない。

 そこで採り上げる問題は似ていたとしても、こちらでは著名なコメンテーターが公用語でそれを話し、そっれらしい解答を出すことになっているからである。ただし、ヴァレリーが 「人間は答えのわかっている問いしか問うことができない」 と言っているように、そこでの 「問いと答え」 は、ありきたりの線上の堂々めぐりに過ぎない。

 一方、 「井戸端会議」 や 「床屋談義」 の方は、 「肉声」 という手触りのある言葉でやりとりされる分だけ、やりとりそれ自体で充足できるから、敢て解答を必要とせず、従って、(とここでかなり飛躍していることを承知で言わせてもらえば)いつか、 「答えのわかっていない問いに」 に出合い、 「かつて問われたことのない答え」 に行きつくかもしれないのである。

 ・・・・・ 

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 伊丹敬之先生の書かれた 『場の論理とマネジメント』 をはじめ、マネジメントやイノベーションの教科書で頻繁にとりあげられる事例のひとつに、「コーヒーポットと喫煙室」があります。 伊丹先生の本に 「・・・ナレッジ・マネジメントに成功した企業の特徴を調べたところ、『成功企業に共通する道具はコーヒーポットである』という結果が出た。 共用スペースにコーヒーメーカーを置き、社員が仕事に行き詰った時などにコーヒーを飲みながら意見を交換し合う。すると実に様々なアイデアが生まれ、いかなる道具よりもナレッジ・マネジメントを促進するという・・・」 という 御立尚資氏の講演が紹介されています。

 

話し合い.png このあたりに、中小企業が新しいアイデアを発想し、新製品につなげ、新しい事業の道を拓いていくためのヒントがあるのではないでしょうか。 そして、だからこそ、同業の友人の 『井戸端会議』をはじめましょう。もちろん、井戸端会議は立ち上げるようなものではなく、なんとなく人が集まって、自然と場が生まれ、ワイガヤになってしまうものでしょう。気負わずに。 続けることもあまり意識せずに。

 

 山寺宏一さんのFM番組 "Keep on Smiling" で、ゲストの山本邦山さんが紹介されていた言葉です。

           「声無きものを聴き、形無きものを観よ」

 山本邦山さんは「無いものをあるように表現することを信念として音楽をやっている」とおっしゃっていました。 

 深い意味を理解できていませんが、コンサルタントのありたい姿に通ずるもの感じます。

山本邦山.png

 日曜の朝、ウォーキングしながらこの番組を聴いています。 出演された方が最後に字を書かれ、それが番組のホームページに掲載されています。 

http://fmosaka.net/smile/guest_book/index.html

 

ご参考までに、《故事・ことわざ・四字熟語》 辞典の解説を書いておきます。

http://thu.sakura.ne.jp/others/proverb/data/ko.htm

声なきに聴き形なきに視る(こえなきにききかたちなきにみる)

『子は、親がそばにいなくても何を言おうとしているかを察し、親の姿をいつも心に描いていなければならない。親が言葉や行動に表さないうちにその気持ちを汲み取り、孝養をつくべきだということ』

P1020221.JPG ちょうど一週間前、 「携帯型ホワイトボード」 を紹介しました。 役に立ちそうなものを見つけると、ほかの人に紹介したくなる悪い(ほんとうは"良い")癖があり、ブログで紹介した事例企業とは別の会社に持っていって、見てもらいました。

 すると、 「周年記念の品物を探していました。  ゴルフボールを配ったりすることもあるのだが、もっと面白いものがないかと思っていたところです。 10冊ほどいただいて検討したい」 という嬉しいコメントをいただきました。 品物に興味を持ってもらったことがとても嬉しかったということです。

 もちろん、この製品の生まれたいきさつを説明し、 「皆さんのところでも、お客様からいただいた引き合いをし処理するだけ、そのままお蔵入りしていませんか? 意識して、引き合いのなかのキラット光るものを見つけてくださいね」 と伝えました。

 

 

 この携帯型ホワイトボード、多くの人が発想したと想像されますが、携帯型のスクリーンとしても活用できそうです。 コンサルティグで企業を訪問するとき、プロジェクターを持参します。 数人の事業所ではプロジェクターを持っていないところが多いです。 現場調査で撮影した写真を見てもらいながら、改善のポイントを説明するのは、改善の動機付けにとても大切です。

 プロジェクターは持っていくのですが、スクリーンはがさばるので持っていきません。 事務所の壁を使ったり、カレンダーの裏を代用したりしています。

 携帯型スクリーンを立たせ、スクリーンとして使えるか試してみました。それが、右側の写真です。

 私が使っているのはカシオのLEDプロジェクターです。スイッチをいれるとほんの少しに時間で写すことができます。待っている時間は20秒ほどでしょうか。 待たされる感はほとんどありません。

P1020218編集.jpg 2000lmの明るさですので、小さなスクリーンに投影すると明るすぎますので、もう少し小型のプロジェクターに向いています。 最近、スマートフォン用ということで、数十~数百lmの 非常に小型のプロジェクターが上市されてきていますが、たぶんそういうプロジェクターにはもってこいなのではと推測します。

折り曲げるとA4サイズですので、持ち運ぶのに苦労はありません。 立てるための工夫は必要ですが、使う人が知恵を働かせたら、数百円の投資で立てることは可能です。

 

 

新HP 入り口.png しばらく前から、セレンディピティ、アブダクション、発想法・・・・・といったことを、追いかけています。発想法は4年ほど前に一度勉強し、今、セレンディピティつながりで復習しています。

 20世紀末の30年+21世紀の10年間(私の会社員人生はちょうどその時期と重なります)、ものづくり企業の多くは、品質改善とコストダウン・ムダ排除に明け暮れて生き延びてきました。 そのこと自体を否定するつもりはありません。 QCとコストダウンの活動が企業の現場力を高め、それが競争を優位に進め、利益を生み出してきたことは事実ですし、QCDを改善していく現場力が、これからも「ものづくり企業」の基盤であることはかわりません。

 これまでの50年、右肩上がりの経済環境だったので、QCDというわかりやすい尺度での競争戦略が有効だったのではないかと思います。 今、市場(内需)が縮小し、さらに、さまざまな製品があっという間にコモディティ化しています。 需要の多くは、海外から入ってくる機能価値製品で十分に満たされてしまうようになってしまいました。 単純な競争戦略では売上を確保することが難しい時代に入っているといえます。

 中小企業を支援する中で、やる気のある企業であればこそ、「新しい道を拓かねばならない」のではないかという思いを強くしています。 今あるものの改善に使う力の一部を、「新しい道」を拓くことにまわして欲しいのです。

 では、どうしたらいいか? 

 MOT、ブルーオーシャン戦略・ホワイトスペース戦略などのイノベーション論、ものづくり論、価値づくりなど、さまざまな見方、視点、モデルが提案されています。 3Mのポストイットやスティーブ・ジョブスさんの一連の新製品・新事業、インドのタタ自動車の事例などを材料に、事業のフレームやマネジメントのあり方がわかり安く分析され、理論的な整理も行われています。 しかし、「どんな風にしたらアイデアを発想できるのか」、「そんなビジネスアイデア、新製品のアイデアはどうしたら生まれるか」ということを腑に落ちるレベルで語ってくれてはいません。 「アイデアが生まれました。そして、・・・・」という形での説明が多いように感じます。

  『新たな製品』 『新たな事業』 そのものを見つけ出す、生み出す方法、これが肝心なところです。

 そんなとき出会ったのが、セレンディピティだし、アブダクションでした。 セレンディピティと出会ったこと自体がセレンディピティだと思っています。 これから、何回かにわたって、セレンディピティにつながる何冊かの書籍で発見した「新しい道を拓くためのヒント」を紹介していきます。

 

原価把握とコストダウンセミナー①.png 現場の長、リーダー層のコスト改善力強化を狙いとして、『原価把握とコストダウン活動』セミナーが2012年3月2日(金)、3月16日(金)の2日間にわたって開催されます。 機会がありまして本セミナーの講師を拝命しましたので、ご紹介させていただきます。

 これまで兵庫県内を中心にコンサルティング・セミナー活動に取り組んできました。今回はじめて大阪でセミナーを開催させていただきます。よろしくお願いします。

 

 「原価」は誰のためのものかでしょうか? 皆さんはどのようにお考えになっているでしょう。

 経営者が経営判断のために使う。経理が決算書をつくるために使う。設計技術者がお客様のコスト要求をみたせているか評価するために使う。営業が見積りを設定するために使うなど、さまざまな場面で原価・コストが顔を出します。

 それぞれ大切ですが、もっとも重要で、基本的なのは、現場での管理と改善のために使う「原価」です。

※ここで現場とは、製造はもちろん、設計、購買、品質管理、物流などを含めた「ものづくり」にかかわるすべての「場」のことをいいます。

 

 材料・手間・もろもろの品物・設備・資材を使って製品をつくり、顧客価値を創造し、利益を生み出す。これは製造業の基本的な役割、存在目的です。そして、獲得した利益を新製品開発や製造技術、製品技術のレベルアップのために再投資する、そんなスパイラルアップサイクルを回していくことが企業の成長には不可欠です。

 これら一連の活動を進めるのは、現場の力といっても過言ではありません。 企業が生き残り、成長していくには、現場の力、とりわけ「コスト改善力」を強化することがとても重要です。

 今回のセミナーでは、現場が、現場のため、ものづくりのために使う「原価」にスポットをあてて、具体的にどのように取り組んだらコスト改善力がつくのかといったことを、受講者と一緒に考え、研究していきます。

 受講者に 「なるほど! そういうことか!! やってみよう!!!」 という気持ちになってもらえるように、原価把握から、コストダウンの手法、活動の進め方まで、総合的なプログラムを用意しています。

 

 多くの方の参加を期待しています。

 詳しくは、(社)大阪工業協会にお問い合わせください。 ホームページはこちらです。

 パンフレットコピーを「元気カンパニー仕事研究所」ホームページに掲載しています。カリキュラムの内容等が丁寧に説明されています。参考にしてください。こちらです。

 

大阪府工業協会HPこぴー.png

 

img03[1].jpg製品、材料、金型などをパレットに載せて床置き。

面積はとるし、他の作業の邪魔になるしということで、製造業、特に素形材、金属加工の工場に古くからあるこまった問題です。

改善しなければと思いつつ、そのままにしているという事業所は多いのではないでしょうか。

そんな課題を解決する面白い道具があります。ある会社が 「タワーパレット」 という名前で、商品化しました。

構造はいたって簡単です。鉄材を加工できる会社なら、すぐに真似できるのではないでしょうか。

しかし、紺屋の白袴。

自社の工程改善のために、こういった道具をつくる時P1020208.JPG間を確保するのは難しいものです。

1台2万円からとのこと。高いものではありません。

しばらく前まで、これをつくった会社で、あまり効果的に活用されていませんでしたので、 「アイデアは良いが、本当に使い物になるの?」 という思いがありました。

最近、この会社の3S(整理、整頓、清掃)が着実に進歩し、工場内にスペースが生まれてきました。そして、タワーパレットが活きてきました。実際に使っている様子を見ると、確かに良さがよくわかります。

「こんなものが欲しかった」といっても、自宅で使えるものではありません。事業所、工場で使うものです。

「こんなものが欲しいのではないか」 という問いかけをさせていただきました。

 

この製品をつくった会社の社名、アドレスは下記の通りです。

会社名: 有限会社 山秀工業所

アドレス:http://www.yamahide-inc.com/

      http://www.yamahide-inc.com/news/news2010/11/55.html

 

今日、ウォーキングしていて、HOTMOTの新しい店をみつけました。

姫路駅の南、ビジネスホテルが何軒か並んでいる地域に立地しています。  

この店の立地を活かすとすると、どんな商品を置いたらいいだろうか。

SH360337.JPG

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皆さんなら、どのようなアイデアを発想されるでしょうか?

  ホットモットの事業主体、株式会社プレナスがどのよな戦略を練っているかを、問うているのではありません。

 

もっと自由に、「こんなものを、お店においてくれたら、買うんだけどな!!!」 と思ってしまうものは、何かということです。

 

正解はない問いかけです。

※実は、診断士仲間とある事業企画を検討中です。その企画を考えながら歩いていて、この店に出くわした訳です。ミニ・セレンディピティかなと思っています。

 

 

 

SH360316.JPG 新しい製品・サービス、新しい事業の種を探すことは、経営者にとって、またその経営者を支援するコンサルタントにとって、とても大事な仕事です。しかし、なかなか難しい。難しいからこそ、アイデアを生み出す発想の仕方を編み出したい。

 そこで、日々の生活の中で、また町で歩いているとき気づいた 「未解決のジョブ」 、本やネットを見ていて浮かんだ 「アイデア」 など、記録しておこうと思い立ちました。もちろん、素人である私が気づいたものですので、すでに、世の中には解決策があるかもしれません。しかし、現実私が見たのですから、未解決な状態も残っているということです。ビジネスチャンスはあるといえます。

※「未解決のジョブ」 とは マーク・ジョンソンさんの書かれた 「ホワイトスペース戦略」 にある概念です。「顧客が抱えた重要な問題・課題」のことです。

 このブログをご覧の方が、 「未解決のジョブ」 の解決策を思いついたら、ご自由に事業化してください。

 金出武雄さんの書かれた 『素人のように考え、玄人として実行する』 を読んだおかげで、気づきやアイデアを気楽に公開する気になりました。 

SH360317.JPG 先日、妻と回転寿司店に入りました。そこで、みつけた「未解決のジョブ」です。

 人は歳をとると、手や指の力が衰えてきます。回転寿司屋で、お茶をつくるのが大変なのです。写真にある押しボタン、かなり重く(固く)、手がすべることもあります。

 今回の未解決のジョブは 『年寄りに優しいお湯の注ぎ法』 です。 ほんの少しの工夫で、年寄りから感謝される新製品を生むことができるはずです。

 この店で、工場での改善のヒントを見つけました。右の写真です。妻から、 「このような形だと醤油が垂れにくい」 と聞きました。

 工場の中で使う機械油、薬剤などの容器にこの蛇行した口を真似れば、液垂れを減らすことが可能ではないでしょうか。

 

 

 

 ホワイトスペース戦略にしても、ブルーオーシャン戦略にしても、また、価値づくり経営にしても、それに出会ったときに 「こんなものが欲しかった!!!」 とはじめて気づくような 「もの」 「サービス」 を創造することが、すべてのスタートだと思います。

 それをどうやって創造するか? たいへん難しいテーマです。 セレンディピティ、アブダクション、ブレインストーミング、シネティックス、NM法・・・・・だからこそ、たくさんの考え方、方法論が提案されてきています。

 方法論も大切ですが、まずは、身近なところから、「出会って気づく 『こんなものが欲しかった!!!』 」という事例を集めて、ながめてみようかと思い立ちました。書籍やテレビで出会ったものも紹介します。

 第1回目は、携帯型ホワイトボードです。商品名ではありません。機能からつけた一般名です。

P1020216.JPG  つくりはいたってシンプルです。写真をみてもらえば、説明はいらないでしょう。

 ビニール製のA4サイズの板2枚をつないで、その上にホワイトボード用のシートを貼っただけのものです。

※ネットで探すと類似のものがありますが、それに比べても、もっとも単純な構造です。

 別の支援先に持っていって、使ってもらいました。

 立ち上がり、ホワイトボードのところまで移動して、何かを書くのではなく、その場で、議論しながら絵や字を書けるわけで、とても便利そうに、楽しそうにミーティング P1020212圧縮編集.pngしていました。

 大きな字を書き、その場で、メンバーと内容を共有する。どうも、この道具にはミーティングの質を変えるポテンシャルがありそうです。

 中小企業を支援する私としては、ミーティグやミニ研修会などさまざまな場で活用開始しました。 「コンサルタントの7つ道具」に認定です。

 この製品、携帯型のプロジェクター用小型スクリーンに、展開できる可能性があります。

 それは次回、ご紹介します。

 

 この製品をつくった会社の社名、アドレスは下記の通りです。

 株式会社 岡村  http://www.kobe-okamura.co.jp/

  ※マーカー、イレーサーは百円均一の店で購入しました。

P1020222.JPG

 

///// 書き残しておきたい言葉 /////

「なるほど」「そのとおり」と感じる言葉、腑に落ちる言葉に出会うことがあります。 しかし、しばらくすると「・・・いい言葉があったんだけど、何だっけ・・・」となってしまうことが多いです。 ことに最近、こんなことがめっきり増えてきました。これは困ったものです。また、もったいないことです。そこで、まめに記録に残すことにしました。

 

50や60は花なら蕾。70、80は働き盛り。90になって迎えが来たら、100まで待てと追い返せ。

最近知った言葉・格言(?)です。京都大徳寺ご住職尾関師の額にある言葉とのこと。

説明は不要ですね。

ほんの少し前であれば、この言葉を聞いてもあまり心が動かなったと思います。 今は、「そのとおり、そのとおり」と一人うなずいています。

 

この言葉に近いものが、小泉内閣メールマガジン バックナンバー 第36号(2002/02/28)にも載っていました。

50、60花ならつぼみ。70、80花盛り。100になったら実を結ぶ。

 

100になったらどんな実がなるものか、早く見てみたいものです。でも、この世で見ることができるか・・・・

 



///// 書き残しておきたい言葉 /////

「なるほど」「そのとおり」と感じる言葉、腑に落ちる言葉に出会うことがあります。 しかし、しばらくすると「・・・いい言葉があったんだけど、何だっけ・・・」となってしまうことが多いです。 ことに最近、こんなことがめっきり増えてきました。これは困ったものです。また、もったいないことです。そこで、まめに記録に残すことにしました。

 

Stay Hungry, Stay Foolish.

ハングリーであれ。分別くさくなるな

  ※『スティーブ・ジョブズ』の翻訳者井口耕二さんの訳

 

 スティーブ・ジョブズ氏が2005年春に米スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチの最後を締めくくる言葉です。

 言葉のこころは、「日常に甘んじないでね! 世間の常識や既成概念にしばられないでね!」ということでしょうか。

 この言葉のことを知った少し後、セレンディピティのことを書いた本(『セレンディピティ』宮永博史著 祥伝社)を読みました。

 その中に、「セレンディピティを遠ざける『玄人発想』」という節があり、3Mのポストイット開発の例をひいてこんなことが書かれています。

・・・その後も多くの難題にぶち当たりますが、彼は研究者らしからぬ営業力、企画力、マーケティング力をもって、乗り越えていくのです。そこにあったのは、研究の対象以外に知識も固定観念もない「素人」が、ゼロから発想する力、素直に行動する力です。逆説的ですが、セレンディピティを遠ざけてしまうものとして、「玄人発想」があります。とかく経験を積むと中途半端な常識ができてしまい。せっかくの発想の芽をつんでしまいます。・・・

 ここに書かれていることと"Stay Hungry. Stay Foolish."が私の頭の中で響き合っています。

 

※"Stay Hungry. Stay Foolish."という言葉のは、60年代のカウンターカルチャー(ヒッピー世代)のバイブル Whole Earth Catalogの最終号の裏表紙に記載されていたとのことです。

旧HP ホーム.png 昨年2010年8月に開設したホームページを renewal することにしました。

 googleで「元気カンパニー」をキーワードに検索すると、「元気カンパニー仕事研究所」のホームページが上の方に出てくるようになりました。 また、「元気カンパニー仕事研究所」で検索すると、中小企業支援機関に掲載されている研究所の紹介ページもヒットします。きっと、研究所のホームページをのぞいてくれる方がいらっしゃるのだと思います。感謝です。

 また、「ホームページを見ました」という問い合わせをいただき、セミナーやコンサルティングの仕事につながりだしており、ホームページなどによる情報発信が大切であることを認識しています。

 

 コンサルタント事務所「元気カンパニー仕事研究所」を立ち上げてから4年が経過した来年1月に、新しい雰囲気のホームページに移行します。 雰囲気だけでなく、コンサルティングの領域を広げることを打ち出します。

 

新HP ホーム.png これから、コンサルタントとしての基盤は従来通り「製造業の体質改善支援」に置いていますが、これまでの経験を踏まえ、経営革新、新製品・新事業開拓の分野にも対象領域を広げていきたいと考えています。

 中小の製造企業にとって、既存の事業領域の中で、もちろん改善努力はするとしても、これまでと同じようなやり方で事業を続けるのは、大変に難しい時代になってきています。 現場力を高め、お客様に満足いただけるQCDの製品をつくりだすことを大前提に、さらに、お客様の未解決の課題を解決するような 『新しい視点・発想』 による事業・製品づくりが求められています。

 

新HP 入り口.png そこで、これからの取り組みのコンセプトを 「 『新たな道』 を拓く 」 という言葉で表してみました。

 新年早々に renewal の予定です。 機会があればのぞいてください。よろしくお願いします。

 

 

 

 

img_1070.png ひょうごチャレンジプロジェクト運営委員会事務局から、募集チラシが送付されてきました。案内文には以下のように記されています。

 ・・・"中小企業支援ネットひょうご"では、創業・第二創業、経営革新に取り組む方々を支援するため、『ひょうごチャレンジプロジェクト』を実施しております。このプロジェクトは、年2回、ビジネスプランを公募し、選考によりマーケットでの発表機会を提供するとともに、「チャレンジ企業」に認定して各種の支援を行うもので、このほど今年度後期のビジネスプランの募集を始めました。・・・創業・第二創業、経営革新に取り組まれる方に、応募をお勧めくだい・・・

 

 2011年前期には、私が、訪問し、お話をしたことのある複数の会社が認定されています。それぞれ、他にないワクワクするようなユニーク技術で事業を育てています。いまはまだコンパクトな会社ですが、着実に成長するのは確実ですし、もしかすると急成長してしまうのではと、ハラハラドキドキしながらWATCHしています。

 ※これらの会社は、神戸市産業振興財団のKOBEドリームキャッチプロジェクトでも認定されています。

  対象分野は下表の7分野です。かなり幅広いです。

 

img_1071.png  企業にとって、「成長したいと考え」「成長する種をつくり」「成長の種を育て」「成長し続ける」ことはとても大切です。とくに、中小企業にとって、成長に取り組もうとする姿勢、エネルギーが「存在の証」なのではないかと思っています。

 大人がよく、「子供からエネルギーをもらった」といいますが、従業員はもちろん、その会社のまわりの企業、関係者は成長しようとしている企業から、元気・やる気のエネルギーをもらっています。コンサルタントである私も、こんな企業と接点をもたせてもらうことで、モチベーションを高めています。

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 一度、ひょうごチャレンジブロジェクトのホームページをのぞいてみてください。

 認定企業の記事を読んでいただくと、何かヒントが得られるはずです。

 ドリームキャッチプロジェクトも成長したい企業にとって役立つ支援です。こちらものぞいてみてください。

 

img_1068.png 中小製造業をつつむ市場環境はますます厳しくなっています。仕事を確保すること自体が難しくなり、たとえ、仕事を確保できたとしても発注元の値下げ要求がきつく、利益がでないどころでなく、赤字覚悟で受注せざるを得なくなっている企業が多いのではないでしょうか。

 コンサルタントの仕事を積み上げるなかで、中小製造業が生き残るには、現場改善のレベルを超えた、革新的な製品づくりや事業(ビジネス、商売)の革新が必要だという思いが強くなってきています。5Sや日常的な改善、ムダ取りももちろん大切ですが、ものづくりの基盤を強くすると同時に、新製品・新事業を意図的に、目的的に創造していくことが本当に重要になってきました。

 新製品・新事業を創造するには、どのように取り組んだらいいのでしょうか。「こうやれば簡単、確実に創造できます」という玉手箱のようなものはありません。しかし、革新のための「道しるべ(道標:物事の順序を教えて手引きの役をするすること、もの)」として頼れる本はあります。そのひとつが、ホワイトスペース戦略です。著者はマーク・ジョンソンさん。

 序文(A・G・ラフリー氏 P&G前会長兼CEO)にこの本のポイントが書かれている。

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 ・・・本書『ホワイトスペース戦略』でジョンソンは、ビジネスモデル・イノベーションが力強い成長の起爆剤になることを説得力豊かに論じている。ビジネスモデルにイノベーションを起こせば、既存の市場を変革し、あるいは新しい市場をつくり出すことを通じて、ホワイトスペース――既存のビジネスモデルの対象外の領域――に進出し、成長の扉を開ける場合があるのだ。

 本書の大きな意義は、ビジネスモデルの構成要素を明らかにするという非常に困難な課題を成し遂げたことにある。ジョンソンはさまざまな業界に関する入念な研究を土台に、ビジネスモデルの「四つの箱」と名づけた強力な枠組みを打ち出した・・・。

 変革を成し遂げるためにはまず、自分たちが現在おこなっているビジネスの性格を正しく把握する必要がある。顧客価値提案、利益方程式、主要経営資源、主要業務プロセスの「四つの箱」の枠組みに沿って検討すれば、既存のビジネスモデルを成功させている要素が明確に理解できるはずだ。新しいビジネスチャンスを活用するうえで、既存のビジネスのどの要素を変更すべきかも見えてくるだろう・・・

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img_1069.png このブログ記事の表題「今の事業の仕組みを見える化し、新しい事業を設計し、試行錯誤する」はホワイトスペース戦略に示されていることを参考に、私なりに整理した「新事業創造の取り組み」の要点である。

 ※「試行錯誤」は「戦略クラフティング」から取り入れた。

 

 革新の道しるべとなるものとして、『価値づくりの経営の論理』(著者 岡健太郎 日本経済新聞出版社)もあげられます。次の機会に紹介します。

 

 

img_1066.png 『現場力』という言葉が世の中に広まって久しいです。 

 中小製造製造業が事業を継続し、成長し続ける力の源はこの『現場力』にあります。

 『現場力』のことを、遠藤功さんはこのように書かれています。「企業のオペレーションには、戦略を軌道修正しながら遂行する『組織能力』が内包されている。現場で起きる様々な問題点を能動的に発見し、解決する。その力こそが『現場力』である」(『現場力を鍛える』 東洋経済新聞社)。

 中沢孝夫さんは「(中小企業の場合の)『現場力』というのは、新しい素材や新しい形状のなどを頼まれたり、従来にない機能や能力を持つ『部品』や『装置』の設計・製造を受注したりする『力』のことである」(『すごい製造業』 朝日新書)と書かれている。img_1067.png

 こんな『現場力』を高めるにはどうするか。そのためには、日々現場に起こる問題の解決に、現場マン・現場ウーマンが体と頭を使って取り組み、実践の中から暗黙知を蓄積していくことが大切です。もちろん、無手勝流でよいはずはありません。実態を見える化し、核心のことがらをつかまなければなりません。

 中小製造業の現場リーダー、監督者、現場マンの皆さんの問題解決力アップのためのセミナーが開催されます。2009年にスタートし今回で7回目の開催になります。

《開催月日》 2011年11月16~17日(2日間)

《開催場所》 ポリテク兵庫

《詳   細》 こちらを参照願います

 

問題解決のキーポイントは「実態に基づいて考え、核心をつかむ」ことです。

そのためのQC7つ道具、新QC7つ道具です。ワクワクするような発見の喜びを味わっていただくことを期待しています。

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 まだ読んだことがない人にはぜひ薦めたい本です。img_1063.png

 幸之助論(MATSUYSHITA LEADERSHIP) ジョン・P・コッター=著 金井壽宏=監訳 高橋啓=訳(ダイアモンド社)。

 この本のポイント(大切なことがら)につながる文章の一部を転記しておきます。

 ~本書は時系列による構成をなしているが、従来型の伝記を目指すものではない。歴史的記録を網羅するのではなく、彼のおびただしい業績と彼の経験から何を学べるかに焦点を当てている。 

 ~ここで検討する問題は、彼の人生からくみ取れる教訓は、21世紀の世界でいかに有効になりうるかである。

 ~起業して間もなくの成功は、彼の小さな会社の競争相手とは一線を画するような事業戦略と営業手法に直接由来するものだった。強い顧客志向、生産性とコスト削減に対する執着、リスクに挑戦して他社が発明した製品を改良しようとする意志、画期的なマーケティング、迅速な商品開発、アフターサービス、絶えざる改革への意欲、従業員に対する信頼、専売の販売流通制度、事業対象の限定など、すべての要因がこの会社を規模の面でも収益の面でも急速に成長させた。多くの日本企業が大量生産や大量販売の威力を知るより数十年も先んじて、幸之助はその道に先鞭をつかてのである。基本的な技術革新は他社に任せて、生産と販売の分野で大胆な戦略を展開することにより、いくつかの製品分野を支配できることに世界のどの企業が気づくよりも先に、松下電器はその模範を示した。トム・ピータースとロバート・ウォーターマンが1982年(昭和57)に発表した『エクセレント・カンパニー』で書いた営業方法を、幸之助は優に60年も前に発見し、使っていたのである。

 ~青年期を通じて、幸之助を並以上の才能だと見なす人はほとんどいなかった。ましてや偉大と見なす人などいるはずもなかった。彼は凡庸な少年だった。20代初め頃は、神経質で病弱な青年だった。ところが30代に入ると・・・・・

 しかし、その生涯を通じて彼がいかんなく発揮したものは、驚くべき成長と再生の能力であり、ほとんどの専門家が一致して認めていることろによれば、比較的動きの遅かった過去の世紀よりも、より動きの速い21世紀において重要になる能力だ。

 子供はラクラクと物事を学習し、急速なペースで技能を伸ばしていく。大人は学ぶにしても、時間がかかることが多い。幸之助は事あるごとに、こういったすべてのことに関する自分のものの考え方は、ある詩の一節に要約されていると語った。その詩は次のように始まっている。

 『青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う。薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな肢体ではなく、たくましい意志、ゆたかな想像力、炎える情熱をさす。青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

 青春とは怯懦を退ける勇気、安易を振り捨てる冒険心を意味する。ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。』

 

 この本から、つまり、コッター先生の焦点をあてた幸之助の生き方・考え方から何を学ぶか。

 最初、私は、この本から、幸之助のビジネスモデル・イノベーションの匂いを感じとりましたが、しばらくして、もう一度読み直したら、別の意味を見つけられるのではないかと思っています。

  

 

 しばらくお休みしていましたが、涼しくなり、夜も長くなってきましたので、ブログの掲載を再開します。よろしくお願いし  ます。

img_1062.jpg 兵庫県中小企業団体中央会が主催する標記のセミナーが開催されます。

 10月7日(金)、10月14日(金)、11月9日(水)の3回です。

 主催事務局から、セミナーの狙い目、講演者の経営される会社の概要などの情報を入手しましたのでご連絡します。

【セミナー開催の目的】

 ものづくり企業にとって大切な新製品開発や新技術開発に積極的に取り組まれている県内の製造業の皆様にお集まりいただき、どのように自社の事業戦略を展開していくのか、企業間の交流・連携を促進すること。

【対  象  者】

 中小企業の経営者(後継者を含む)および技術幹部

【事例発表・見学】 

 ①株式会社 ニート(小野市/加西市)  代表取締役社長 児玉 崇 氏  

   プラスチック成形メーカー創業者。産官学連携を進め、合理化で不要とされた大手企業金型部門の買収などをして、研究開発から製品化までの体制を整え、医療分野へ進出。

 ②東伸工業株式会社(尼崎市)  代表取締役社長 一ノ瀬 孝一 氏

  世界市場4割のシェアを占める織布印刷機械メーカー。大手企業の製品開発とは一線を画し、徹底した自社開発で世界シェアを守り続ける。

 ③音羽電機工業株式会社・長谷川電機工業株式会社(尼崎市)  取締役社長 吉田 修 氏

  ニッチ分野である雷対策分野で国内首位メーカー。積極的に研究開発設備へ投資し、常に新しいものを顧客に提供している。

【講義・講演】

 ①「新製品開発のための知的資産経営」(講義形式)  ビジネスコンサルタント 井原 準哉 氏

 ②「新製品開発のための経営戦略」講演)        中小企業診断士・工学博士 藤田 勉 氏

 

★ 日程等、詳細の確認は中小企業団体中央会ホームページ・チラシを参照願います。

  http://www.chuokai.com/20110916092537.html

  http://www.chuokai.com/wp-content/uploads/2011/09/shinseihin2309161.pdf

★ 申込みは次のURLからお願いします。

  https://ssl.form-mailer.jp/fms/4264a023163941   

 

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《セミナー開催のご案内》

 少し先ですが、10月12日、13日の2日間、ポリテク兵庫の在職者セミナー「製造現場における工程管理技法と改善」が開催されます。会場はポリテクセンター加古川です。 

 ※右表のコース番号「B0012」です。

  

 ポリテク兵庫(武庫之荘)での過去3年間の実績を踏まえて、兵庫県西部の皆さんが参加しやすい会場で開催することになったものです。

  多くの皆さんが参加されることを期待しています。

  会場はポリテクセンター加古川です。

 

ポリテク加古川地図.png

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 《研修テーマのポイント》

◇ 練習問題に取り組んでもらうことで、見える化のための手法になじんでもらうようにしています。

◇ カードBS法などチーム研究の実践を通じで、「いいコミュニケーション」を体験してもらいます。

        

       

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《実績:本年7月のセミナー》

P1010560編集.jpg 同じテーマのセミナーを、ポリテク兵庫(武庫之荘)で7月に開催しました。

 会社の扱う商品、製造方法などによってその在りようが大きく異なる「工程管理」なのですが、受講者の皆さんのご協力をいただき、とても有意義な研修ができました。

 セミナー終了後、受講者の皆さんに書いていただだいたアンケートから一部を記させていただきます。

   

    

◆受講者からいただいたコメント

○新たな知識・手法を身につけることができ業務の

幅が広がったP1010567編集.jpg

○違う視点から見ることができるようになった

○レベルの高い話を聞き、勉強になりました

○知識の幅が広がった

○実用性が高いセミナーでした

   

    

    

     

      

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 受講者の勤めている会社の状況はさまざまです。また、担当している仕事・役割は一人ひとり異なりますので、画一な講義では効果は得られません。

 幸い、少人数のセミナーですので、受講者それぞれの抱えている課題(セミナー開始時に全員で共有)を意識しながら、改善モチベーションアップに貢献すべく取り組んでいます。

  

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《追伸》 

 9月13日~15日の3日間、ポリテク兵庫で『コストダウンを実践する製造現場での解決手法』が開催されます。

 「原価とは何か」  「原価はどのように計算するのか」  「原価はどのように管理するのか」

ということを中心に、コストダウン推進の考え方や具体的改善手法など、コストダウンの基礎から応用まで幅広く学習、習得していただきます。製造マン・製造ウーマンの問題発見力、問題解決力の向上に役立つセミナーです。  

 以前、ブログに書いたことのある「技術KI」「KIプログラム」の無料セミナーが開催されます。

 KI活動は日常業務の取組み方を「KI」流に変えることで、「ビジネスの成功と人の成長を同時実現する」活動です。

 「見える計画」「ワイガヤミーティング」「合意と納得」を3本の柱に、チームを活性化し、創造性豊な人づくりを進めます。

 少し前まで、JMACの技術KIコンサルティングに関わっていましたので、この活動の素晴らしさを実感しています。

 

 近く、大阪で無料のセミナーが開催されるという情報を入手しました。

 私は仕事の都合で参加できないのですが、私のブログを見ていただいている方に関連情報を提供します。参考にしてください。

 詳細はホームページを参照願います。 →こちら  

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ご参考までに、このセミナーの講師 中村素子さんの著書から何枚かのイラストを転載しました。

 

 

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出典:『技術者・エンジニアの知的生産性向上』 中村素子・勝田博明 著

img_1048.png 本日、龍野異業種交流会例会で『設備保全と現場力』というテーマで2時間半ほどお話をさせていただきました。

 龍野の製造系の企業13社で構成されている交流会です。参加企業はどの会社も長い歴史を持ち、地域の中に基盤を固められている優れた企業です。

 経営者、管理者、リーダーと幅広い層の方方々、27名に参加いただきました。

 

 

 

img_1056.png 設備保全の大切さ、とりわけ人材育成(熟練のオペレーター・作業者を育てること)の大切さを、私が会社に勤めていた頃の経験やコンサルタントとして企業を支援する中で気づいたことなどを材料に、お話させていただきました。

 また、自動車産業の技能・熟練の実態分析(『もの造りの技能』 小池、中馬、太田 著)などを踏まえ、自社の現場力の「ありたい姿」をイメージすることを提案させていただきました。 

 

 

 

 あっという間の2時間半でした。話下手であり、伝えられたのは伝えたいことの半分程度だったかもしれません。とはいうものの、半分は伝わったのでないかと自己評価しています。

 参加企業の現場で、設備保全活動が一歩一歩着実に積みあがっていくことを祈っています。

 

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 今回のセミナーテキストは、設備保全、TPM、C-TPM等に関連する優れた書籍を参考にして作成しました。この場を借りてお礼申し上げます。

 『自主保全の進め方』(JIPM編) 『新TPM展開プログラム』(JIPM編)

 『超保全実践マニュアル』(浅井、小林、鳥飼 著) 『現場力を鍛える』(遠藤 著) 等

  

P1010449編集.jpg  今日、支援している会社でKYの研修(グループ研究)を行いました。

 少し前、KYという言葉がはやりました。その意味は「空気読めない」。

 今日の「KY」は製造業にとってとても大切な「安全な職場づくり」、「災害予防・防止」のための「危険予知」を意味する言葉です。

 統計をみると、毎年たくさんの方が仕事上の事故で亡くなられたり、大怪我をされています。製造業の経営改善、現場改善を支援する立場の私にとって、ものづくりの現場で発生する事故の予防・防止は大変に重要なテーマです。

 

 

P1010438編集.jpg  「安全」のためには「大きな声」で「指差し唱和」することもキーポイントのひとつです。 「安全はもっと姿勢を正して考えるべき」とお叱りをいただくかもしれませんが、今日は、元気に楽しく「ヘルメット装着。ヨ~シ!!!」と唱和してもらいました。

 

   今月から、毎月1回、45分間のミニ研修会をスタートしました。これまでにも、「5S」「ムダ取り」の研修を不定期に行ってきたのですが、今月からは定例の研修会に衣替えしました。

 その第1回目、第2回目のテーマに選んだのが「安全」です。

 その後、「品質」「設備保全」など、製造マンに必須のことがらについて、一緒に研究する予定です。

 継続的な支援のよいところは、現場に受け入れてもらいやすい「ミニ研修会」のような場をつくれることです。経営者とのシビアな議論、幹部との課題解決に向けたディスカッションも大切ですが、現場力の底上げにつながる日常的な支援活動も重要です。

  これからが楽しみです

 

 

 

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SH360223編集.jpg  6月15~16日に開催した「問題発見・改善の手法」(ポリテク兵庫 在職者訓練コース)セミナーが無事終了しました。

 

 いつものことながら、盛りだくさんの実習(練習問題の研究)に取り組んでいただきました。

 

 QC7つ道具では、電卓を使ってルートの計算や 標準偏差を実際に計算したり、ヒストグラムをつくりました。

 電卓を使うのは久しぶりという感じの方もいらっしゃいました。QC手法がはじめてという方も、感じをつかんでくれたと思います。

 

   新QC7つ道具の親和図では、「根っこのところでつながりあっているカードを近づけてください」といった、とても曖昧な取り組みをしていただきました。

 カードBS法、ナゼナゼ分析等々、7つ道具以外の楽しく、有用な道具も紹介し、実際に使いました。

   

 「説明を聞くより、実際に使ってもらいましょう」というかなり乱暴なP1010394編集.jpg講義に、受講生の皆さんは一生懸命ついてきてくれました。

 受講生の皆さん、お疲れになったことだと思います。ご苦労様でした、そしてありがとうございました。

 私は帰りの電車でストンと眠りに落ちてしまいました。

 

 

     セミナーの場や工場の改善支援の場でいつも感じるのですが、ポストイットと模造紙の威力はすごいです。  コミュニケーションが変わりますし、その結果、チームが変わってしまいます。

 QC手法も大切なのですが、カードを使った(ひとつひとつの言葉・アイデアを大切に活かす)ミーティングを、日常の仕事の中に取り入れていって欲しいです。

 

  

  

   

 

 

   来月は、「工程管理技法と改善」のセミナーを開催します。管理と改善の定石(手法)に慣れていただくのと同時に、今回のセミナーと同じく、チームのコミュニケーションの楽しさ感じていただけるように、工夫をしていきます。

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独立行政法人 雇用・能力開発機構 ひょうご

ポリテクセンター兵庫

img_1043.jpg ものづくり企業の現場力を高めるために重要な考え方、そのため具体的に取り組むためのヒントなど、たくさんの大切なことを教えてくれる本です。

 学者の理論・理屈から書かれた本ではありません。頭でっかちになる心配はありません。

 

 この本は、先ほど紹介した『リーディングス 日本企業システム 組織能力・知識・人材』に入っている、小池和男氏の論文「もの造りの技能 自動車生産職場」の出典元の本です。

 論文の方は、研究の内容の要点を20ページほどにまとめたものですが、右の本は、419ページというボリュームの中に、現場(自動車産業の主要職場、組立・プレス・車体溶接・プラスチック成形・塗装・鋳造・鍛造職場)の『技能』についての緻密な調査結果が、分かりやすい文章で具体的に書かれています。

 学者対象ではなく、ものづくりに関わる実務の人を対象に書かれているのでしょう、本当に読みやすい文章です。

 

 はしがき他から一部引用します。

「・・・これほど多様な職場をこれほど具体的に調べた仕事を寡聞にして知らない。30に近い職場へ、それぞれ数回ずつくりかえしたずね、じっくりとベテランの話をうかがった。・・・

 こうした調査の結果、そこに瞠目すべき高度で知的な技能の存在が明らかになった。くりかえし作業に終わるとみられる職場にも、すぐれて高度で知的な熟練がある。職場にはおどろくほどさまざまなトラブルや変化がおきている。くりかえし作業では他国と差はつかない。しかし、トラブルや変化をいかにこなすかによって効率は大きく異なる。そのトラブルや変化をこなす技能を、職場の実際に即して明らかにする。誠に、私たちは当初予想していたよりはるかにすばらしい、きわめて高度な技能を見出した。おどろくほど「論理的」で「科学的」という形容詞、まさに知的熟練というにふさわしい。・・・・」

「・・・いまや世界の最高賃金国のひとつになった日本にとって、行きぬく途は技能にかけるほかない。これまでの研究によれば、おなじ機械、おなじハードな設備でも生産性は国や職場によって大きく異なる。ときに数倍の差があり、先進国でも5割をこえる差がみられる。そのすべてではなくとも、その少なからずが技能の差による、と推量できる。・・・

 この研究の明らかな特色は、その肝要な技能の内容をきわめて具体的に解明した点にある。それゆえに、その技能がどのようなしくみで効率を高めるのか、それを説明したことにある。・・・この研究の特色はまさにそれを詳しく具体的に明らかにした点にある。・・・・」

 

 読んでみると、上に書かれた通りの、技能についての具体的で、緻密なドキュメントになっています。また、そこに書かれていることは、大企業だけでなく、中小の製造業の技能を高めるための取り組みに十二分に役立つものです。

 人材育成、技能アップに取り組もうとされている中小製造業経営者、それを支援する立場の方には一度目を通して欲しい本です。

※もう少し早くこの本に出会っていたらと、悔やまれる本です。

※表題に「Goodjob!!!」をつけたのは、「本当にいい仕事しているな!」と感動したからです。

 

 

img_1037.jpg 製造業の「ものづくりの力」を強化するにはどのような考え方、取り組み方が大切なのか?

 中小製造業の経営改善、現場改善の支援を生業(なりわい)にしている私にとって、永遠の課題、言い換えると、追いかけていき手が届くかなと思ったとたんに1歩も2歩も先に行ってしまう、なかなか到達できないテーマです。

 では、「ものづくりの力」とは一体何なのか。

 このことを考える上で、大変に参考になるのが、一橋ビジネスレビューの「新・現場力の論理」です。

 「現場力」という言葉の流行のきっかけを作った遠藤功氏の「根源的組織能力としての現場力」は、現場力の構成要素を明らかにし、また、顧客価値と現場力のつながりを分かりやすく説かれています。

 中沢孝夫氏の「中小企業の現場力」は、人材育成の切り口から現場力を考えることの重要さを教えてくれています。

 

 中沢孝夫氏論文の参考文献として紹介されている書籍の中に、私の「ものづくり力」理解を大きく進めてくれる本がありました。

 ひとつは「リーディングス 日本の企業システム 4巻 組織能力・知識・人材」です。

 藤本隆宏氏の序章から抜書きします。

「・・・脳天気な雰囲気的楽観論も不要だが、雰囲気的な悲観論も建設的な解は生まない。我々が見たいのは、地道なデータ収集や現場に基づく、地に足の着いた実証分析である。・・・日本企業の強みといわれてきた現場、知識創造、熟練形成、人づくりなどの分野に関して、表面的な議論に振り回されず、「マクロ経済からの類推」という誘惑にも負けず、頑固にミクロの現場を見続けてきた論客の議論を収集した。・・・」

「・・・過去十数年、日本には多くの新しい手法が伝来した。ブームそのものは半年ほどで去るが、それなりに定着して受け入れられてきたものもある。しかし、本巻では、そうした「流行りもの」の説明は対象としていない。むしろ、流行を超えて十数年同じテーマを追っている研究を優先させた。その意味で、本巻にはバイアスがかかっている。温故知新バイアスである」

 

この本ではじめて出会った先生方の論文名です。

「もの造りの技能 自動車生産職場」 小池和男氏

「イノベーションと熟練」 中馬宏之氏

「日本型年功制の再評価」 高橋伸夫

どの論文も、とても新鮮で、強いインパクトを受けました。

 著名な先生方の論文も入っています。

「日本型生産システム」 藤本隆宏氏

「日本企業の総合力」 野中意郁次郎氏

「プロジェクト知識のマネジメント」

              青島矢一・延岡健太郎氏

「一皮むける経験」とリーダーシップ開発

              金井壽宏・古野庸一氏 

等々。

 

 今年上半期に読んだ中でベスト5に入る書籍です。

 製造業の支援に取り組もうとする者に役立つ本だと思います。

  

img_1042 .png 兵庫県中小企業団体中央会から、以下の連絡を受けています。

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●本年度、当会(中央会)において「フロンティアメッセ(9/21,22)のブースを4つ確保しました。

●すでに予定数を超える企業から出展の申し込みをいただいています。

●現在でも、優れた企業を募集していますので、売り込みの機会を狙っている企業がありましたら、ご案内をお願いします。

●ただし、選考し出展企業を決定することになりますので、その点はご理解いただきたく。 

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 「国際フロンティア産業メッセ」のホームページは下記のとおりです。

http://www.kobemesse.com/

 

 また、昨年の実績をみますと、かなりの件数の商談が生まれています。http://www.kobemesse.com/jisseki.html

 

 応募締切りは「6月24日(金)」です。まだ、時間はありますので、一度ご検討いただきたく。

 

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 来週6月15日~16日、ポリテク兵庫(最寄駅:阪急 武庫之荘駅) において、在職者訓練『製造現場における問題発見・改善の手法(QC7道具と新QC7つ道具)』を開催します。

 

 QC7つ道具(特性要因図、パレート図、ヒストグラム、チェックシート等)と新QC7つ道具(親和図法、連関図法、系統図法、マトリックス図法等)について、実際に練習問題に取り組んでもらい、理解を深め、習得してもらうことを目的にしています。

 

 アイデアを生み出す「カードBS法」にもなじんでもらうようにしています。また、最近広く活用されたきた「なぜなぜ分析」も基礎的なところを勉強してもらいます。

 

 また、せっかく異業種の製造系の方々が集る場となっていますので、受講者相互に抱えている問題・課題について、ディスカッションする時間をとるようにしています。これは、受講者が"気づき"を得る機会になっています。

 また、受講者人数が比較的少ないので、個別に指導したり、個別に相談にのるようにしています。

 

 受講後のアンケートには「会社で使ってみます!」という言葉をもらうことが多く、やりがいのあるセミナーとなっています。

 

 セミナー風景の写真をつけておきます。画像を圧縮し、不鮮明にしていますので、イメージとしてご覧ください。

 

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003.jpg 6月の「ひょうご経済戦略」は、「平成22年度ひょうごものづくり技術大賞」を受賞した4社の新技術・新商品開発への取り組みプロセスが特集されています。

 姫路の「ハマックス株式会社」、西脇の「株式会社 片山商店」、加東市の「阿江ハンカチーフ株式会社」、南あわじ市の「野水瓦産業株式会社」の4社の取り組みはほんとうにすばらしいです。

 

 企業は顧客価値を創造するために存在するといっても過言ではありません。4社は保有している技術を活かし、お客様に新たな価値を提供されてました。

 オンリー・ワン(Only One)の "Good Job!!!" です。

 

 この特集の末尾に、私のインタビュー記事が掲載されています。

 「新製品開発を成功させるには」というテーマで、顧客価値創造、現場力、チーム育てという新製品・新技術開発の成功のポイントについてコメントさせていただきました。

 

 ものづくりマネジメントの奥深さをつくづく感じている今日この頃です。これらも、企業の支援を通して、ものづくりの技術力・職人力・現場力・組織能力を顧客価値創造につなげる実践理論を構築していきます。

 

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                                                                                     宮大工の人育て (祥伝社新書 104)

 img_1041.JPG多くの中小製造業の現場で、「いい仕事」をしているのは、「職人」と呼ぶのがふさわしい方々です。

 「いい仕事」は、高い顧客価値を生みだす仕事ということもできます。 

 材料やものづくりのための機械・装置も大切ですが、職人の腕・技能がそのまま顧客価値の創造につながっている、そういったものづくりの現場がこの国の社会や産業を支えていることは確かだと思います。

 

 「いい仕事をする職人を、どのように育てていったらいいのか?」

 製造業に長い間勤めるなかで、私の中に形作られてきた人材育成・作業訓練の考え方、方法論は、「職人を育てる」ということに適用できない(適用しにくい)のではないか、もっと別の取り組み方があるのではないと、中小企業の支援を重ねるにしたがい、考えるようになりました。

 

 これから、このことについて、少しずつまとめてみたいと考えています。

 職人が自ら著した書籍等に書かれていることと、これまで私の経験したことを重ねて考えを整理していきたい。

 

 上の本は、菊地恭二さんという方が「人育て」について書かれた本です。

  「基本は『教えない』こと」というのがキャッチフレーズになっています。 ただ、「教える」という言葉の意味を「知識・学問・技能などを相手に身につけさせるよう導く」(デジタル大辞泉)と解釈した場合、菊地氏はとても巧みに「教えている」と見ました。

 今、私の探している答えのひとつがこの辺りにありそうです。

img_1039.png 先輩の中小企業診断士から、経営学を中心軸においた研究会に誘われました。

 兵庫県立大学の経営学の先生、MBAを修了した社会人、中小企業診断士、支援機関のスタッフを中心とした研究会です。

 先日、その研究会が開催され、これから私が取り組みたいことを説明しました。

 

 今、私なりの「持(自)論」をまとめたいと考えています。

製造系コンサルタントとして、

 「支援企業の顧客価値創造力を高めるためには、どのように支援したらよいのか?」

 「持(自)論を語る経営者・管理者になってもらうために、その方々とどのように共同化するか?」

といったことに答える『持(自)論』をまとめていきたい。

 

新緑につつまれた山々が近く、広々としたキャンパスの兵庫県立大学です。

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img_1038.png 金井壽宏先生他、神戸大学大学院経営研究科の方々が書かれた「リーダーシップの持(自)論的アプローチ」の冒頭の文章から引用します。

 

 「ただ鑑賞するように学び、頭で知識として知るだけですむことも世の中には存在する。しかし、実践につなげるためには、違う学び方がある。自分に引き寄せること、経験や観察と結びつけて、自分なりの考えをしっかりもつことが大切になるような学びがある。(中略)

 われわれは、自分が入門し技を磨きたいと思っている領域ではそのように学んでいるはずだ。うまくなるころには、一家言、自分なりの持(自)論のようなものを持って、能書きを垂れるようになる。(中略)

 たとえば、自らサッカーをプレーしなくても、ルール、各チームの特徴、作戦、フォーメーション等々を知ることで、見ることが以前よりも楽しめる。自らギターを弾かなくても、楽器やアンプの種類と音色の特徴、スケール、いくつかの代表的奏法などをかじると、演奏を聞くのが以前よりも熱心になれる。(中略)

 球技にもセオリーがあれば、奏法にもセオリーがある。それらは、役にたたないむなしいセオリーではなく、実際のプレーに役立つから、セオリーとして生き残っているのだ。そういう実践家が実際によりいいパフォーマンスを導くために現場で使っているセオリーのことを、持(自)論という。自分の考えを表明しているセオリーという意味では、普遍的なセオリーというより、マイ・パーソナル・セオリー、セルフ・セオリーという意味では、持論である。(中略)

 セオリーが実践とつながるとき、実践からセオリーが生まれるとき、われわれは、鑑賞するために学んでいる段階を超えて、よりよい実践を自ら行えるように学習しているといえる。こういうときのセオリーを、学者が検証することを目的に科学者としての手順にそって構築される理論、つまり公式理論(formal theory)と区別して、実践的理論(practical theory)とも呼ぶが、本論文では、すぐれた実践家が持っている自分なりの持(自)論という意味で、「持(自)論」(practical self theory-in-use)と標記する。」

 

 少し前、この論文を読み、目の前がひらけた感じをもちました。目から鱗ではなく、視野が広がったということです。

 コンサルタントとして活動をはじめて約4年が経過し、次の段階をめざす時期にさしかかってきました。

 「自ら『持(自)論』『実践的理論』を見える形にしていくこと、そして、支援している企業の経営者が自信をもって『持(自)論』を語るようになることを目標に取り組もう!!!」  そんな「やる気」をこの論文の「1.じはじめに」の部分からいただきました。

 

 この論文の次の項、「2.経営学のなかの持(自)論アプローチの嚆矢」も経営学の初学者には役立つものと考えます。

  

今日、久しぶりにJR本竜野駅におり、揖保川近くまで歩きました。

「こんなにモダンな駅舎だったかな~」と気になりましたので、家に帰ってからWikiでチェックしました。

昨年10月に新駅舎が完成したとのこと。

Wikiには古い駅舎の写真も載っていました。「そうそう、こんなレトロな駅だったな~」

P1010346圧縮.jpg数年前に、お城につながるしっとりとした町並み歩き、なんともいえない懐かしいような、ほっこリした気分になったことを思い出しました。

今日は時間がなくて、揖保川を渡ることはできませんでしたが、次の機会には是非お醤油の匂いをかぎながら、ブラブラするつもりです。

ところで、今まで、散歩・散策に関わるブログ記事のカテゴリー分けを「姫路城と姫路」としていました。

龍野に来て、「播磨には他にもたくさんいい所がある」とあらためて再認識しましたので、「姫路城と姫路、そして播磨」という名前に改訂しました。

用事があり、龍野商工会議所を訪問しました。

商工会議所の周りの空気はなかなかいい感じでした。

P1010347圧縮.jpg駅のポスターです。 すっきり、やさしい印象をうけました。いかがでしょうか。

「観光地づくり大賞」というのがあったのですね。 P1010344編集.jpg

 

 

P1010322圧縮.jpg5月18日、19日の2日間、ポリテク加古川でQC7つ道具(Q7)・新QC7つ道具(N7)のセミナーを開催しました。

 

ポリテクの在職者向け「生産管理」系コースを担当するのは今年で4年目になります。

ポリテク加古川でのセミナーははじめてです。

 

静かで、スッキリした本部建屋の2階の会場を使い、2日間じっくりと品質管理の手法について、受講者の皆さんと研究しました。

 

 

P1010317圧縮.jpgこのコースは受講者が大人数でないので、受講者ひとりひとりのニーズを踏まえ、またそれぞれの抱えている課題を意識しながら講義を行えます。

2日間が終わった後のアンケートもプラスの評価をいただいています。

 

来月は、Q7・N7のコースをポリテク兵庫(武庫之荘)で開催します。

若い方々のワイワイガヤガヤの研究を楽しみにしています。

 

今回、ポリテクセンター加古川のM係長に大変お世話になりました。お礼申しあげます。

 

 

 

img_1036.png「職人の腕」が顧客価値を決める仕事があります。

 

建築業界、一品受注の金属加工品製造、伝統工芸など、「職人」と呼ばれる方々が活躍している分野です。

この分野の企業経営者は、

「若い職人をどう確保するか」

「職人の技能をどう上げていくか」

「職人のやる気をどう引きだしていくか」

といったことに、日々心をつかっています。

 

こういった企業の経営改善を支援するとき、コンサルタントとしても、この「職人を育てる」という難しい問題を避けて通ることはできません。

 

「機械化が進んだ大手企業」と「職人技への依存度が高い中小企業」では、採用した社員のキャリアは異なりますし、入社時点でのモチベーションにも差があります。

また、社内教育手法やインストラクター養成講座なども、大手企業向けのものはたくさん揃っていますが、中小・零細製造企業の職人育成を対象とするものは見かけません。

かなり難しいテーマです。

 

この本は、本人自身が職人として腕を磨き、また経営者として職人を育てることに努力してきた(有)阿久津左官店 阿久津社長が書かれたものです。

職人育成について、具体的に、たいへん平易に、わかりやすく書かれています。また、職人の心の中を優しく解説してくれています。職人経験のない管理者・支援者を含め、職人力向上を願う中小製造業の方々に役立つ本だと思います。

三左衛門堀の桜、すっかり緑です。先週に比べ、緑が濃くなってきました。

  SH360200.JPG  

1ヶ月前の、ほぼ同じ場所の写真です。 毎年の桜の化粧直し。 SH360158.JPG     姫路駅近くの八重桜。今年は満開を見そこなってしまいました。

SH360191②.jpg  

でも、元気な葉と花のコンビネーションはホットさせてくれます。

SH360183.JPG 

 元気カンパニー仕事研究所では、機械金属加工業、電気機器ユニット組立業など「下請け」的な取引きが中心の中小製造業などを対象に、現場力の強化を基本に置き、保有技術の強化・新製品開発推進などの支援に取り組んでいます。

 こういった活動に取り組む中で、中小製造業(特に小規模な製造業)のための「経営戦略論」「新製品・新製品開発戦略」を構築しなければならないという気持ちが強くなっています。

 

img_1025②.jpg Harvard Business Review  (February 2007)に掲載されている戦略論(たとえば、ポーター先生の「競争戦略」、プラハッド先生・ハメル先生の「コア・コンピタンス経営」、ミンツバーグ先生の「戦略クラフティング」など)は、それぞれ大変に普遍性をもった「論」なのですが、中小製造業の現実を踏まえたとき、「そのままあてはめるのは難しいな」というのが正直な印象です。

 また、ブルー・オーシャン戦略も大変に興味深い「論」です。「競争のない市場空間を生み出して競争を無意味にする」という発想は重要だし、中小企業の目指したい方向です。しかし、B to Bビジネスの下請け的な中小製造業に適用するには、ブルー・オーシャン戦略では取り上げられていないいくつかの切り口をつけ加える必要がありそうです。

  こんなことを考えながら、碩学が著した書籍の中を彷徨する中で、いくつか"ハッ!"とするような気づきが生まれてきています。そんな気づきを与えてくれた本をご紹介していきます。

 

411M9TZMVSL._SS500_[1].jpg 今回は「B2Bマーケティング =顧客価値の向上に貢献する7つのプロセス=」です。"ハッ!"とした記載内容を列記します。

 ①B to B 産業の企業間のあり方は、たとえば工作機械や計測機器などに見られるが、「系列」に代表されるように、大企業が中心となって多くの中小企業との協力関係を構成するものであった。ここにはさまざまなメリットがある半面、真の競争関係が働いているとは言い難かった

 

②マーケティングの潮流として、顧客に焦点を絞ることが強調されてきているが、実際には、プロダクト・マネジャーという職務に代表されるように、依然として製品中心の考え方に重きが置かれている

・・・組織全体を通して顧客を知ることに徹しなければならない。・・・では、具体的にどうすればよいのか。それは、顧客の側に立った製品づくりを実現するためにイニシアティブをとって活動する、新しいプロセスのインテグレーター、すなわちカスタマー・マネジャーを配置することである。

 

③いまや、サービスは経営課題の一つである。よいサービスは顧客ロイヤルティに結実するからである。・・・アフター・サービスを強化することは、製品をリニューアルしなくても容易にできる。つまり、マーケティングにとって最も効果的なツールなのだ。

 

《監修者あとがき》から

 この本には以下のような点については実務的に述べられている。

◆特定少数の顧客をターゲットとした、B to Bマーケティングならではの特性と課題

◆顧客起点から見た体系的市場分析

◆製品イノベーションのための市場・顧客ニーズ分析の進め方

◆拡販に向けた、徹底して顧客分析

◆顧客囲い込みを志向したカスタマー・サービスのあり方など

 

 『全員参画のマーケティング』の活動に役立ちそうな考え方、手法なども丁寧に書かれています。

 研究開発マネジメントの狙いは

 ①「製品(プロジェクト)を狙い通りの品質(Q)に、納期通り(D)に完成させる」=ビジネスの成功

 ②「一人ひとりの技術者が成長する」=個人の成長

の二つです。管理資料をつくることが目的ではないのですが、気がつくとそうなっていることが多い。

 

 開発マネジメントは4つに大別できます。

 こういう整理も今までしたことがなかったのではないでしょうか。

 ●プロジェクトマネジメント:

   プロジェクトを狙い通りの品質(Q)、コスト(C)で、納期通り(D)に完成するためのもの。

 ●セルフマネジメト:

   技術者の基本。一人ひとりが確実に納期通り仕上げ、同時に仕事を通じて技術者として成長する。

   間違っても「一匹狼で仕事をしていればいい」ということではない。

 ●チームマネジメント:

   実務の関係者、開発を進める上での知恵を持っている人を事前に巻き込み、手戻りがないようにする。

   同じチームで力を合わせて若手の育成と負荷の平準化を同時に行えるようにする。

   ここには必ずチームリーダーが存在し、チームリーダーの役割や動き方が、チームを大きく左右する。

 ●役職者マネジメント:

   チームとプロジェクトの環境づくりといってもよい。

   開発方針がぶれたり、途中で顧客から大幅仕様変更があったりするのは、役職者が一枚岩になっていなかったり、

   初期の役職者の顧客仕様のさばきが悪かったりするせいである。

出典:OPTRONICS(2002) No.1~No.5 特集記事『間違いだらけ!?の研究開発マネジメント』(JMAC 中村素子さん 著)より

 技術の仕事の特性をあげると、

◇開発ステップは類似していても同じものを作ることはありえない。非定型の業務で、繰り返し性が少ない。したがって「前のトラブルは役に立たない」「やってみないとわからない」といわれている。

◇新規開発には、新規性の高い技術課題を含んでいる。「あいまいで見えない技術課題」といってよい。

◇CADに向かって設計しているときは、技術検討という思考業務と、図面を描くという作業を同時に行っている。そのような中では「何を考えているのか見えない」「わかってもらえない」ということが起こる。

◇あるときは客先で打合せをし、設計や、手配業務もする。また、試作時は、実作業の手伝いもする。ある意味で、非常に広い範囲の「何でも屋」で、「仕事量なんてわからない」という声が多い。

◇技術部門はメーカーの頭脳である。現場のトラブル、顧客からの相談、クレーム、トップからの新戦略のアイデア相談等さまざまなことが飛び込んでくる。それはいつも、突発的であり、多くの場合、最優先で処理しなければならない。この突発は読めないから、「突発業務は管理外」となる。

◇このような特性があることから、「開発部門のマネジメントは不可能である。開発部門は、創造性を発揮させるために、できるだけ自由にさせるのがよい」ということになりがちだ。こうなると、開発部門は機能しなくなる。

 

 では、そうするか。技術KI計画ではこんな風に取り組みます。

技術KI性向のカギ.png

★☆★ 改革のカギ=キーワード

  ◎事前課題発掘型計画=見える計画

  ◎課題発掘型ミーティング=ワイガヤミーティング

  ◎マネジメントのやり方学習・成長⇒マネジメントスタイル変革

出典:OPTRONICS(2002) No.1~No.5 特集記事『間違いだらけ!?の研究開発マネジメント』(JMAC 中村素子さん 著)より

P1010242②.jpg 今日、新長田の「神戸みなと屋」に立ち寄りました。そこで『こだわりの逸品』と呼ぶにふさわしいおかきを発見しました。

 1枚200円のおかきです。商品名は『青海苔昆布おかき』。

 ケーキや生菓子も高級店では400円を超えることも多いこのごろ、「おいしい、高級おかきがあってもいいのでは!」と思っていた矢先の出会いです。おかき好きの妻の影響で、最近はおかきをお土産にすることも増えました。

 家に持ち帰り、妻と味見してみました。ほんのりとした海苔の香り、昆布のうまみ、カリッという歯ごたえ。なかなかよくできたおかきでした。

 お店の方に聞いたところ、少し前に胡麻を使った200円おかきを発売し、好評だったとのことでした。青海苔昆布おかきは第2弾です。「次には、醤油味のおかきもお願いします」と伝えて、店をでました。

 「こだわりの逸品」を見つけたら、また書かせていただきます。

 

 

 

P1010248②.jpg P1010251②.jpg 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうそう、もうひとつ、こだわりの逸品を紹介します。以前から、ブログを立ち上げたら是非紹介したいと考えていたものです。しばらく前、有馬温泉に行ったとき発見しました。

 カフェドボウの『丹波黒豆タルト』と、パン・ド・ボウの『山椒ラスク』です。

 知人に書き送った『丹波黒豆タルト』の食後感(妻の感想)を転載します。私の感想も同じです。

 「すごく美味しい。タルト生地とスポンジ部分と黒豆のやわらかさが同じで、一体感というのか、ハーモニーというのか、大変に良くまとまってます。最初クリームの味を感じるのですが、そのあと、お砂糖のやさしい甘さが出てきて、ちょっと和菓子のような風味も感じます。東京のペルティエ(Peltier)というお菓子屋さんの焼き菓子の品のある砂糖の甘みに似ています。和三盆を使っているのでは?」

 『山椒ラスク』は、とても個性的。お酒のおともピッタリ。刺激的な美味しさ。はじめての味覚です。まさに、こだわりの逸品。右下の写真、このお菓子が発売されてすぐのころのものです。他の方の書いたブログの写真をみると、今はもうすこしスッキリした形になっているようです。

黒豆のパンもとても美味しかったです。

 

IMG_6610①.jpg IMG_7846①.JPG

 ☆☆☆ 2005年8月9日作成の説明資料から ☆☆☆

 技術KI計画関係の書籍、パンフレット等から、この活動の「キーワード」または「切り口(着眼)」に関する文章・説明のための図表を抜書きしてみます。雰囲気だけでも感じていただきたい。かなり散文的で、切り張り情報ですが、ご容赦願います。

まず、「今をどうとらえるか」

 何かの体質改善の行動をとるためには、まず、今困っていること、「まずい」と感じていること、「今のままでは、これからやっていけない」ということをきちんと把握することが不可欠です。

 「病気にかかってしまった!」「どうも体質が弱いなあ」「今のままでは夏を乗り切れない」といった認識を持たなければ、医者にもかかれないし、ジムに通う気にもなりません。2つの文章を紹介します。

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 生産現場や工場間接部門では、QCDに関する要求が一段と厳しくなり、業務複雑化や作業負荷の増大が一層進んでいる。

 その結果、その場しのぎの対策に追われて本質的な課題解決には手が打てず、またメンバー間・階層間のコミュニケーションも滞って、組織の活性化が低下する例が頻発してきている。

◎「工場管理」2003年4月号 特集記事「KIプログラムによる工場スタッフ活性化作戦」から

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 各社とも、制度としては、デザインレビューをおこなっているし、さまざまな委員会、改善活動もおこなっている。最近ではステージゲートで、テーマ評価の精度を工場させようという動きもある。

 一方で、技術者の日常は、日々ドタバタしていて、納期遅れも慢性化していて、成長感もない。こんななかで、研究開発マネジメントって何? という疑問が湧いてくる。

◎「OPTRONICS」 2002年 No.1~No.5 特集「間違いだらけ!?の研究開発マネジメント ―研究開発成功の条件―  [JMAC 中村さん]

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 こういうことは確かにあるでしょう。

悪魔のサイクル.jpg もちろん、別の切り口からの現状認識もあるとは思いますが。

 ◆その場しのぎの対策

 ◆日々トタバタ

 ◆納期遅れ慢性化

 ◆コミュニケーションの滞り

   ◆生産性低下

   ◆成長感喪失

 ◆マネジメントへの不信感

 この種の記事を読んで感じるのは、レベルの違いはあるのでしょうが、どこの会社も同じようなことで苦労している子ということです。こういった現実の中で活動している人の声を集めました。

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【トップの声】

 「技術部は人が足りないといつも言っている。砂地に水をまいているようだ。そのくせして、新製品はなかなか出てこない」

【部長の声】

 「トラブルのフォローと、客先に謝りにいく日々。部門目標は、どこまで達成できるのか。危機感がしたから感じられない」

【課長の声】

 「マネジメントといわれても、先輩のやり方を継承、あるいは、反面教師でやっているだけ。課長研修はあったが、今の現実の仕事のマネジメントとは別物」

【リーダーの声】

 「とにかく忙しくて、何をやったのかわからないうちに一日が終わる。仕事の出来る部下は数人で、あとは細かく指示をださないといけない。細かく言うと、いやな顔をするし、任せるとトラブルを出す」

【担当者の声】

 「リーダーが忙しそうで聞きづらい。自分なりにやってみるが、手戻りになってしまう。本当は、もう少しチャレンジャブルな開発をやりたいのだが、何年も技術部にいるが、同じような仕事をしていて、あまり成長しているような気がしない」

◎「OPTRONICS」 2002年 No.1~No.5 特集「間違いだらけ!?の研究開発マネジメント ―研究開発成功の条件―

[JMAC 中村さん]

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 こういった現場の声、愚痴の類ということで、処理されず、放置されてきたのが現実ではないでしょうか。多くの会社が同じような状況と見てよいようです。

 技術KI計画は、今まで放置されてきたこれらの(「こんなことは当然のことで、何とか乗り越えるものだ」ということで、「問題」扱いもされていなかった)問題に、正面から取り組む活動とみました。

 いろいろな考え方ができますが、私はこう考えます。

 「今、ここの状態は多くの会社と同じ。そんなに卑下することはない。しかし、これに正面から取り組む会社には負けてしまうだろう。良いやり方は素直に取り入れなければならない」

 

※「悪魔のサイクル」のイラストの出典は、「技術者の知的生産性向上」(岡田幹雄著)です。

 皆さまは『技術KI計画』または『KI計画』という言葉をご存知でしょうか?

 私の会社員時代最後の大きな仕事が所属していた事業所に技術KI計画を導入することでした。

 当時、まわりにいる新製品開発担当技術者は本当に熱心に取り組んでいるのですが、期待する成果になかなかたどり着けませんでした。そして、技術者の疲れきっている様子に心が痛みました。「なんとかしなければ・・・・」という思いから、新製品開発の進め方を改善・革新する方法論について書籍やインターネットから情報を収集しました。

img_1032②.png このとき発見したのが『技術者の知的生産性向上』(岡田幹雄 著)。この本を教えてくれたのは、「 『情報と中小企業』メールニュースNo.028 」というメルマガでした。早速この本を購入し、読みました。

 「これだ!」「開発を変え、技術者を元気にできるのはこれだ!!!」と興奮したことを覚えています。

 もう少し調べてみようということで、TPMの導入時にお世話になったJIPMソリューション関西オフィスの岡村所長に紹介してもらい、技術KI計画のコンサルティングを行っているJMACの佐藤本部長とコンタクトしました。そして、導入事例の情報を収集したり、また、技術KI計画のことを書いたCompassというメルマガのバックナンバーを集めたりと、さらに調査を進めました。

 過去、いろいろな体質改善活動を事業所に導入してきましたが、技術部門、特に研究開発部門は「のりが悪い」ことが多かったので、果たして「その気になるかな?」と心配しました。しかし、勝手連スタイルで事業所内の普及啓蒙活動をスタートしたところ、賛同してくれる管理者、開発担当者が出てきてくれたのです。

 「これは会社に導入できる。導入しなければならない。副作用は少ない。開発の連中も理解してくれている」と自信を深めました。

 このときに、自宅で作成した普及啓蒙用の資料を、次回から何回かに分けてご紹介します。

 技術KI計画の独特の用語をあまり使わず説明していますので、技術KI計画がはじめての方にもなじみやすいはずです。この情報が皆さんのお役に立てることを祈っています。

 

この本はこんな書き出したではじまります。img_1020②.png

《まえがき》

 マネジメントの方法が氾濫している。氾濫していること自体に問題はない。問題なのは、新しい方法を追い求める企業や人の姿が、インスタント食品で食卓を飾る主婦の姿にどこか似ていることである。できあいの完成品を求めることに急で、やり方を自力で開発する能力を衰退させてしまっているのではないだろうか。

 手本にたよることをやめて、「自前のやり方」を開発する、それがたくましく自立する人や集団のあるべき姿であろう。コンサルタント会社の提供する既製品にいつまでもたよるのではなく、自前の「やり方開発能力」を育て身につける必要がある。  (中略)

 私たちは仕事に生きがいを感じたいと願っている。むろん仕事だけが生きがいの場ではない。家庭もいきがいの場だし、ゴルフやマージャンにも生きがいはあるだろう。しかし「仕事に生きがいを感じられない人の家庭生活や遊び生活が、生きがいに満ち満ちている」とは信じられない。やはり私たちは仕事に生きがいを見出せるほうが幸せだ。

 仕事の中の生きがいとは、仕事に感じる面白味と充実感ということだが、その面白味・充実感は、「自分の仕事の中で自分なりの発見をしたときの感動である」と"発見"したことが仕事研究集団マネジメントの基礎となった。

《仕事の中心を「研究的活動」におく》

マネジメントの中心を「研究」におく

 小学校の理科の実験で、カエルの腹をさく。脚の筋肉をむき出しにする。筋肉に電流を流す。いまはどうか知らないが、われわれの世代では、カエルの解剖は少年の日の共通の、衝撃の思い出である。

 大きな研究組織が通信衛星をつかった高速伝送の研究をするのも、小ぶりの研究室でひっそりニンジンの細胞融合の実験をするのも、本質的手にはカエルの研究と変わりはない。

 研究とは、なんとかしたいことがあって、 

   イ)調べて、

   ロ)重要なポイント(仮説)を見つけて、

   ハ)仮説を実験してみて、

   ニ)最後に対策を立てる(理論の完成)

という一連のプロセスをふめばよいのである。(中略)

 疑問をもつ。事実から考える。ためしてみる。こうした人類数十万年の営みの原理を、いまわれわれはマネジメントの中心思想にしようと試みているのである。(中略)

 「研究」は科学的な合理的行為である。その科学的・合理的行為を日常の仕事にもちこむことで、おもしろいはずのなかった「仕事」の中に本源的なおもしろさがあることが見えてくる。これが、現在のわれわれの仮説である。

 

img_1007②.png  この本はこんな書き出すではじまります。

《はじめに》

 おもしろいはずのない仕事というものを、おもしろいものに転換する方法があったらどんなによいだろう。

 むろん、ここでいうおもしろさは漫才のおもしろさとは違う。仕事への興味とか、達成感とか、自分が主役だという感じとか、なにかそのような種類の「真剣なおもしろさ」ということである。

 もし仕事を、「与えられたとおりに機械的に」ではなく、「自分なりのやり方を開発して創造的に」行えるなら、私たちは仕事に「真剣なおもしろさ」を感じることができるに違いない。ではどうしたら「仕事のやり方」を開発できるのか。その方法を提供することがこの本の目的である。

 仕事のやり方を開発するのだから、個人にとってもおもしろいのだが、業績が上がるという、企業にとってうれしい結果もでる。

 こうした「やり方開発」をもつ人々が、個々バラバラにではなく、仲間どうして力を合わせるならば、人は自分の力で自分の職場を「生きる喜びの場」にすることができる。

《第1章 仕事のすすめ方の基本を「研究」に置く》

発見の喜びが人を変える

 実態に基づいて仕事を考えることの功徳は、仕事の中に自分なりの発見ができることである。躍り上がって喜ぶか、胸のうちで小さく「やった」とつぶやくかはともかく、新しい発見をすることは発見者にとっての純粋な喜びである。

 もし日常の仕事が発見の喜びで埋まるとしたら、必ずしも好きでやっているとはかぎらない仕事を、おもしろくて仕方のないものに変えることができる。

 もしそのような仕事遂行を職場の仲間と力をあわせてやれるとしたら、職場の人間関係はまったく新しい関係になる。

 

※本の紹介が目的なので、要約も試みたのですが、中身が濃く、まとめきれませんでした。 そこで、本の雰囲気を表す部分の抜書きしました。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 2冊とも、伊桜淑親氏の著書。前者の出版年は昭和61年(1986年)、後者は昭和63年(1988年)です。私が以前勤めていた会社では、この本が出版された頃、伊桜先生に支援をいただき「いきいきサークル」という小集団活動に数年間取り組みました。

 退職する少し前(2007年頃)、この活動の経験者から思い出話を聞きました。多くの人が、「会社ではいろいろな改善活動、小集団活動をやってきたが、『いきいきサークル』は本当に良かった。格別の活動でした。イヤな思い出がありません」と語っていました。

 2冊の本は、人とチームに対する絶大な信頼、「発見」が人とチームを育てるという信念に基づいて書かれた、「小集団育成」と「マネジメント革新」を実現する実践の書です。この本は若干数の古本が流通しているだけです。とても残念です。

 ちなみに、私の事務所名の「仕事研究所」は、伊桜先生の「仕事研究」からとったものです。

 

姫路の桜です。

私のウォーキングコース、外堀川(三左衛門堀)の歩道で今朝撮影しました。携帯電話のカメラでの撮影ですので、画像は鮮明でありません。

姫路バイパスの下辺りから姫路駅のすぐ南の終点まで、車の通る道を渡るのは1箇所だけです。

         SH360156②.jpg

 

姫路市役所の辺りから北へ歩いていくと、桜を楽しむことができます。今朝、ちりはじめていました。

            SH360161.JPG 

 

《八重桜》  

姫路駅近くまでいくと、八重桜です。今年はまだつぼみです。

もう少しするとかなりの迫力で咲き誇ります。右の写真は昨年(4月28日)撮影したものです。

散るときの花びらの量がすごく、「壮観」という言葉がぴったりです。

SH360053.JPGSH360164②.jpg

 

 

《外堀川/三左衛門堀》

外堀川は三左衛門堀とも呼ばれています。三左衛門さんとは一体誰なのかということで、Wikipediaを読んでみました。

「三左衛門堀」の名は、姫路城を本格築城した池田輝政の異名に因むそうです。池田輝政さんが取り組んだ播磨灘と姫路城をつなぐ運河建設の跡が外堀川(三左衛門堀)とのこと。

三左衛門堀については、姫路フィルムコミッションの『姫路ロケ班案内』にも詳しく、説明されています。

姫路ロケ班案内には「お江さま」のことが書かれていました。うっかりしていましたが、姫路ゆかりの「千姫さま」のお母さんは「お江さま」なんですね。遠い存在だった千姫さまに少し近づけた感じがしています。

   ポリテク加古川地図.pngポリテク兵庫 在職者訓練コース「生産管理」

『製造現場における問題発見・改善の手法(QCの7つ道具と新QCの7つ道具)』

の開講が近づいてきました。    

 5月18日(水)、19日(木)の2日間、ポリテクセンター加古川(加古川市東神吉町)で開催されます。

 このコース、ポリテク兵庫(尼崎市武庫豊町)で平成21、22年の2年間、年間2回、計4回担当させていただきました。今年は、さらにポリテクセンター加古川の1回も加わり、計3回担当する予定です。

 兵庫県西部の企業の皆さまに参加していただきやすくなったのでうれしく思っています。そこで、今日はこのコースを担当して考えたこと、気づいたことなど書かせていただきます。

《『製造現場における問題発見・改善の手法』セミナーの紹介》

 このセミナーでは

1.問題発見と改善  (1)問題とは        (2)リーダーの役割    (3)問題解決のステップ

2.QC7つ道具     (1)QC7つ道具とは     (2)不良低減の進め方  (3)グラフ

               (4)特性要因図        (5)パレート図       (6)ヒストグラム

               (7)チェックシート       (8)管理図          (9)相関図

3.新QC7つ道具   (1)新QC7つ道具とは   (2)親和図法          (3)連関図法

               (4)系統図法         (5)マトリックス図法    (6)PDPC図法

               (7)アローダイアグラム

4.チームミーティング活性化のためのカードBS法

チーム研究②.jpgなどについて、練習問題を解いたり、チーム研究に取り組んでもらいながら体感、習得をしてもらいます。

 また、受講者の抱えている課題を受講者全員で共有し、それぞれの経験から相互に意見交換する時間をできるだけ取るようにしています。

 この時間が「役立った」という評価を多くの受講者からいただいています。

 

《QCのこと》

mark[1].gif 私が兵庫県にメイン工場をもつ中堅の電気部品・電機機器メーカーに就職したのは昭和51年(1976年)です。そこのころ、製造業各社はとても熱心に、QC活動に取り組んでいました。日科技連のセミナーに参加したり、QCサークル活動をしたり、QCサークルの社内大会を開催したり、大学の先生に指導を受けたりと、様々な活動を行っていました。また、お客さまからも厳しい指導を受けたことが思い出されます。品質管理活動を強力に推進していた大手OA機器メーカーがメインのお客さまでしたので、当然といえば当然でした。

※理系の大学院を修了したのですが、品質管理の授業を受けた記憶がありません。勤めていた会社では、監督者向けの通信教育修了が昇格の条件になっていましたので、数ヶ月間取り組みました。何度か締め切りギリギリで宿題を提出したことをうっすら覚えています。無事修了。品質管理の勉強のスタートはこの通信教育でした。

 社内での改善活動やお客さまからの厳しい指導に鍛えられることで、製造品質は着実に高まりましたし、現場をひっぱていく「問題解決力の高い」リーダー層も育っていきました。また、社内のQCサークル大会で現場の女性社員の発表に経営層が涙するような感動的な場面も生まれ、会社の一体化にも貢献したといえます。

 抜き取り検査の時代から全数検査の時代に移り、製造品質から設計品質に管理の重点が変わり、「発表のための発表」が増えるなどのマイナス面も目立つようになり、また、最近では雇用形態の多様化などが加わり、次第に活動が弱くなっていきました。他の製造業でも同様のことが起こっていたのでしょう、日本全体でブーム的な品質管理、QCサークル活動はおさまっていきました。

 

 ポリテクセンターでQC7つ道具・新QC7つ道具のセミナーを担当させていただき、QC手法をご存知ない、またはQC手法を使ったことがない、「品質のバラツキ」という言葉を聞いたことがないという方が多いことを知りました。

 QC手法ですべての問題を解決することは難しいですが、少なくとも「品質の維持・改善」には役に立つ手法だと信じています。また、最近よく話題に上がる「見える化」を進める上で不可欠な手法です。「品質を見える化する」QC7道具、「言語情報を見える化する」新QC7つ道具と位置づけられます。

 これらの手法を活用する現場マン、製造部門の管理・監督者が増えていくことを願っています。

 設備保全の重要性はますます高まっています。08_22.jpg

 お客様に満足していただける品質、原価、納期を実現するキーポイントのひとつは、設備の可動率100%の現場を実現することです。

コンサルタントになるまで31年間勤めた電機部品・電機機器メーカーでのラスト・ワークは、TPMの導入でした。

当時、現場マンの加工技能(職人技)に頼るところの多かったものづくりが、次第に機械化・自動化されていきました。手づくりから機械による製造に切り替えても、そうたやすく、生産が安定するものではありません。また、しばらく安定していても、そのうち設備が落ち着かなくなります。調べると設備の保全が足りないことがわかりました。

設備保全の力(常に設備可動率を100%に維持・改善する現場の力)を高めなければ、製品のQCD、ひいてはお客様の満足を確保できないという、極めて当たり前のことに "気づき" ました。

そこで、世の中の改善事例を調べ、TPM活動に出会い、そして、JIPMソリューションに指導(コンサルティング)を受けるという段取りをつけました。

入社3年目のトヨタ方式推進事務局にはじまり、5Sの推進、TQC・TQMのリニューアル、グループ企業を含めたトータルの環境マネジメントの立上げなどさまざまな体質改善活動に関わりました。いろいろと取り組んで上で、最後に「設備保全」を軸としたTPMの大切さを認識したわけです。そしてラストワークとして「TPM導入」を仕掛けさせてもらいました。

01_15.jpgTPMの重要な目的のひとつは「設備に強いオペレーターを育てる」ことです。日本の製造業の現場力をもう一度活性化するキーポイントがここにあると考えています。

今年、JIPMソリューションは関西地区でたくさんの無料または低価格セミナーを開催します。

中小製造業の経営者・管理者でまだ「TPM」、「設備保全活動」に取り組まれたことのない方は一度参加されたらどうでしょうか。決して損しないとはずです。

 

 

 1.中小製造業体質改善プログラム「C-TPM」講演会

  (1)開催年月  2011年6月8日(水)

  (2)会場     大阪リバーサイドホテル(大阪市都島区)

  (3)ねらい    中小企業向けに開発されたコンパクトなTPM活動=C-TPMによる課題解決 

            策を具体的な事例を交え提言

2.TPMニーズと導入のしかけ方セミナー

  (1)開催年月  2011年6月14日(火)

  (2)会場     大阪リバーサイドホテル(大阪市都島区)

  (3)受講対象  中国に進出している日本企業の経営幹部の方がた

3.特別講演会「現場の課題発見法」

  (1)開催年月  2011年7月7日(木)

  (2)会場     大阪リバーサイドホテル(大阪市都島区)

  (3)その他    パンレット未発行

4.特別講演会「食品・医薬品工場のTPM」

  (1)開催年月  2011年7月27日(木)

  (2)会場     未

  (3)ねらい    食品・医薬品工場特有の課題を、TPMを使って解決していくための考え方と

            進め方の手順について、関西グリコ様の先進事例紹介および明石加工サービ

            ス様の現場実践事例紹介を交えながら、具体的に解説します。

  (4)価格     6,300円(JIPM会員価格 5,250円)

5.特別講演会「三見主義」

  (1)開催年月  2011年8月24日(水)

  (2)会場     未

  (3)ねらい    真の現場主義を再生させる「三見主義(問題を見て、本質を見抜き、さらに対策

            を見極める)」を説き、人間力改革はTPMそのものであること、TPMによるモノ

            づくり経営革新の必要性を提言します。

6.特別講演会「ゼロから始めるTPM」

  (1)開催年月  2011年12月14日(水)  (日程調整中)

  (2)会場     未

  (3)ねらい    製造ソリューションとして圧倒的な実績を誇るTPMの本質を理解していただき、

            TPMをどのように活用していけばよいのかを、先進企業の事例を交えながら

            提言いたします。

新年度に入り、各機関が中小企業支援事業を告知しています。DC.png

神戸・姫路地区にある支援機関の事業の中から、製造業に関連する主なものを集めました。

各機関のホームページに掲載されている記事からポイントの部分をコピーし編集しました。

 

◆◆◆神戸市産業振興センター◆◆◆

【第14回KOBEドリームキャッチプロジェクト】

◇有望なビジネスプランを全力サポート

 新規創業・新規事業・第二創業に挑戦する起業家、ベンチャー企業、中小企業の皆様! 有望なビジネスプランを認定し、神戸が総合的にサポートします。

◇対象

 「主な活動拠点が神戸市内にあるか、神戸市に移転予定の企業」  等の条件があります。

◇認定区分

 X-KOBE:競争力、新しいアイデアがあり、大きな将来性がある。

 N-KOBE:将来的に成長が期待できる。

◇支援は認定後5年間行います。

◇サポートメニュー

 ・オフィスや工場の利用  ・販路開拓や事業提携のサポート  ・IT環境の充実をサポート

 ・マーケティング活動のサポート ・専門家による相談、課題解決 等

◇募集期間

 平成23年 5月9日(月)~7月15日(金) 

IMG_6950.JPG新年度に入り、各機関が中小企業支援事業を告知しています。

神戸・姫路地区にある支援機関の事業の中から、製造業に関連する主なものを集めました。

各機関のホームページに掲載されている記事からポイントの部分をコピーし編集しました。

 

◆◆◆姫路商工会議所◆◆◆

【中小企業相談支援事業(最低賃金相談支援コーナー)】

◇平成23年度中小企業相談支援事業

 (最低賃金相談支援コーナー)を開催します。 (平成23年4月5日~)

 最低賃金額の大幅な引上げは、中小企業事業主にとって影響は大きく、最低賃金の引上げに対応した賃金の引上げを行うには、生産性の向上等の経営改善を通じて賃金支払能力の向上を計ると同時に、経営改善によって変更される賃金制度、労働時間制度、労働安全衛生管理体制の見直しを図ることが課題であります。

 このため、この課題に取り組む中小企業への支援として社会保険労務士会姫路支部のご協力をいただき、兵庫県播磨地域にて経営面と労働面の相談等をそれぞれの専門家によりワン・ストップで対応できる経営改善及び労働条件の相談窓口を設置しました。

【姫路ものづくり支援センター】

 地域産業の振興を目指して、兵庫県立大学、姫路市、姫路商工会議所の産学連携協定(平成16年7月)に基づき、商工会議所と姫路市が共同で「姫路ものづくり支援センター」を設置(平成17年5月)し、商工会議所の産学連携支援室スタッフが常駐して相談に応じています。また、兵庫県立大学の産学連携センター、(財)ひょうご科学技術協会等の出張オフィスも配置しております。

◇支援の内容◇

 1.技術・製品開発の問題解決や情報調査

 2.異業種間のビジネスマッチング

 3.放射光施設の利用

 4.行政等の支援情報の提供

 

 

相談支援センター.png新年度に入り、各機関が中小企業支援事業を告知しています。

神戸・姫路地区にある支援機感の事業の中から、製造業に関連する主なものを集めました。

各機関のホームページに掲載されている記事からポイントの部分をコピーし編集しました。

◆◆◆兵庫県中小企業団体中央会◆◆◆

【最低賃金総合相談支援センター 神戸】

◇経営面と労務面の課題に取り組む中小企業への支援として、専門家によるワン・ストップで対応できる相談窓口を設置しました。

◇中小企業庁が実施する事業(中小企業支援ネットワーク事業)と連携し、経営革新、農商工連携、海外展開、事業再生、ものづくり、事業承継、知的資産経営等の高度な支援も可能です。

新年度に入り、各機関が中小企業支援事業を告知しています。 01_02.jpg

神戸・姫路地区にある支援機関の事業の中から、製造業に関連する主なものを集めました。

各機関のホームページに掲載されている記事からポイントの部分をコピーし編集しました。

なお、資金の貸付関係については収集していません。

◆◆◆ひょうご産業活性化センター◆◆◆

【ひょうご農商工連携ファンド事業助成金】

◇概要◇

 兵庫県内の中期業者等と農林漁業者との連携促進及び地域経済の振興を図るため、それらの連携 体が取り組む事業を支援します。

◇対象◇

 兵庫県内の中小企業者等と農林漁業者の連携体

◇女性限度額◇

 助成額の加減額及び上限額は2年間を通じた総額で50万円以上500万円以内

◇応募受付◇ 平成23年4月25日(月)~5月12日(木)

【事業化コンサルティング】 

◇概要◇

 創業希望者や経営者の方々に専門の経営コンサルタントを派遣し、ビジネスプランノレベルアップを目的として個別指導を行います。なお、ビジネスプランのレベルアップにより『チャレンジマーケット』等での資金調達や販路開拓のチャンスが広がります。

◇対象◇

 ・県内各地の商工会議所・商工会等で開催されたベンチャースクールを修了された方

 ・県内で創業または第二創業を予定している方で、自らのビジネスプランのレベルアップを望む方

◇受講費用◇

 (27,000円(謝金)+旅費)÷3×派遣回数

 ※ひょうご産業活性化センターがコンサルタントに支払う謝金・旅費の3分の1相当額

 ※なお、費用の3分の2はひょうご産業活性化センターが負担します。

◇募集期間◇

 随時募集

【専門家派遣事業】

◇概要◇

 民間専門家を貴社に派遣し、専門家が経営上の課題解決のお手伝いをします。

◇対象◇

 兵庫県内に事業所があり、次のいずれかにも該当すると認められる中小企業

 1.経営の向上を目指す意欲ある中小企業であること

 2.経営革新等経営の工場に係る目的あるいは目標が明確であること

 3.助言を受けることにより、支援の効果が期待できる状況であると判断されること

◇派遣回数◇

 10回以内で、センターが決定 ※1回当たりの助言時間3時間程度

◇企業の自己負担◇

 (27,000円(謝金)+旅費)÷2×派遣回数  

 注)旅費は、ひょうご活性化センターの旅費規程に基づきます。

◇利用方法◇

 平成23年4月1日~ 随時受付

51XNQJ1IggL._SS500_[1].jpgのサムネール画像梅原氏はこのように書かれています。

「私の経営はいってみればまるっきりの自己流です。大学の経営学部を出ているわけでもないし、自分で勉強しようにも、町工場の経営書などというものがそもそもありません。ドラッカーの本を読んだって、町工場が利益を出すためにはこうしなさいなんていうことはひとことも書いてないのです。だから私は自分の経験と勘と信念、あとは見よう見まねでやるかなかったのです。」

しかし、「先を読んで動く」、「短納期の秘密」、「これが利益を出す経営だ」など各章、各節に書かれていることは、「コア技術戦略」、「ブルー・オーシャン戦略」、「場の論理」等々の戦略論につながっているという印象を強くもちました。とても理にかなっている素晴らしい経営実践の経過が書かれた本です。

また、「『親方になる』夢をもつ」、「志をもつ人だけがチャンスに気づく」など、たたき上げの製造業経営者ならではの言葉には感動しました。

これからの成長・拡大を目指す経営者、経営を変えて行かねばと考えている経営者にとっては貴重な経営実践の書といえます。また、中小製造業を支援するコンサルタントにとっては、一読すべき"気づき"の書だと思います。

2011年4月7日、元気カンパニー仕事研究所ホームページの『改善・革新のヒント/助成金・補助金情報』を更新しました。2件の追加です。
 ◎平成23年度コミュニティ・ビジネス離陸応援事業 《兵庫県》
 ◎平成23年度研究開発助成金交付事業《財団法人 三菱UFJ技術育成財団》

今後、ホームページの更新情報をこちらのブログで紹介していきます。

 

今日(4月9日(土))、 姫路城に行ってきました。さくらは満開まであと一息。午後3時過ぎだったということもあり、いっぱいの人出ではなく、ゆっくり歩ける適度な人ごみでした。

『天空の白鷺』を記録しました。右の写真は、2009年4月11日にほぼ同じ場所から撮影したものです。

天空の白鷺の入場にはネット予約が必要と聞いていたのですが、当日分の入場整理券も配布されているようです。ただし、午後3時過ぎに配布は終わっていました。

改修が終わるのが2014年。天守閣を見ながらのお花見を楽しみにしています。

 MEMO0003①.jpg   IMG_6950②.jpg

ご参考までに、建築中の『天空の白鷺』の写真も載せておきます。撮影日は2010年11月13日です。

 P1000933①.jpg

こんにちは。テストです。

私は、中小企業を主なお客様として「元気カンパニー仕事研究所」という屋号の中小企業診断士事務所を開設しています。この事務所のロゴです。

元気カンパニーの職場に「Good Job!」の声をあふれさせたい。そんな思いから、事務所の英文名称を "Genki Company Good Job Lab." としました。

img_rogo.png

 
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